'23 9月 能登

水平線に沈む夕日と水平線から昇る朝日を観に能登へ

 旅のきっかけは
 芸人ヒロシさんのバイク(カブ)で旅する新しい番組で初回が能登を観たことでした。
 番組を観ていて、以前から行きたいと思っていた能登キャンプに行こうとなった。

 キャンプ場の目星は付いていて能登半島の西側と東側
 それぞれで、水平線に沈む日の入りと水平線から昇る日の出を見る。

 東側のキャンプ場が9月末までということで9月中にお出かけ。
 日曜出発で予定していたが、天気とにらめっこして土曜の出発となった。
 土日のキャンプ場は避けたかったのだけどね。

 能登は今回で3回目です。前回は2016年8月でその時の旅行記がこちらで書いています。
 

9月23日(土)

 朝6時に家を出て能登を目指してひた走る。
 千里浜手前のスーパーで食材の買い物をして
 12時半に千里浜なぎさドライブウェイに到着した。

 なぎさドライブウェイ、これで3回目です。
 今日は立寄らずにキャンプ場へと思っていたのですが
 案内表示を見たら来てしまった。
 まあ、それほど遠回りでもないしね。
 

 なぎさドライブウェイから海沿いを北上し”大島キャンプ場”へ
 当初、千里浜近くの能登千里浜キャンプ場に行こうと思っていたのですが
 富山のお友達(ガクさん)が夕日を観るなら大島のほうが良いよとアドバイスをいただきました。
 ガクさんとは東側のキャンプ場で合流する予定となっている。

 大島キャンプ場に到着したのは12時50分
 受付はドライブスルー状態になっていて車の縦列に並びます。
 なんせ、本日は祝日土曜だから混むわね。

 

 車に乗ったまま係の人から受け取ったのがこの券
 住所も名前も電話番号も記入無しです。(個人情報であるのは車のナンバーだけ)

 2泊3日で3300円、1泊だと2300円なので2泊だとお得ですね。
 どちらにしても車横付けのフリーサイトでこの値段は安い。

 「はじめてですか?」と聞かれたので「はじめてです」と答えたら
 丁寧に場内説明してくれるのかと思ったら注意事項の紙を渡されただけだった。

 

 受付を済ませてキャンプ場内へ
 とりあえず一番奥まで行って設営できそうな場所をチェック
 場内はファミキャン、グルキャンでいっぱいでした。
 なるべく近くに設営したくないなぁ〜なんて考えながら設営場所を探しました。

 
                                 この写真は翌朝撮ったものです。
 決めたのは他のテントサイトから1.5mほど高くなった小島状の丘の上
 ジムニーで乗り上げてやったぜ。

 

 設営場所が決まったところでテーブルとイスを出して
 スーパーで買った梅ソース掛けのチキンサンドで昼食。

 昼食後、のんびりとテントを設営しました。
 西日が当たって暑いのはちょっと我慢ね。

 

 設営も終えて、そのまま呑みモードに入り
 長距離ドライブで疲れたので日陰にコットをおいて横になった。
 松林の中、海からの潮風と青い空がとっても気持ちよかったです。

 

 お昼寝の後、砂浜に出てみた。     いや〜、海っていいなぁ〜。

 

 日も陰ってきたのでテント内にコットを入れてもう一休み。

 今日の日の入り時刻は17時47分

 17時30分にイスとテーブルとワインを持って
 夕日の見えるポイントへ移動

 夕暮れを楽しみながらワインを呑みます。
 

 

 日の入りです。
 水平線上に雲がありましたが、それはそれで綺麗な日の入りでした。
 これを観ただけで今回のキャンプの目的は果たせたなと思った。
 まだまだ、これからなんだけどね。

 

 本日の夕餉は、健康的な物を詰め合わせた物と”焼き鳥(タレ)”に”エビと海藻の天ぷら”
 手間のかからないものを目の欲しさで選んで買ってます。
 せっかく石川県に来たので日本酒 ”天狗の舞”
 エビと海藻の天ぷらなんて海なし県グンマ〜じゃお目にかかれません。

 

 手元をLEDランタンとオイルランタンと焚火の炎に照らされて
 夜空からは半月の月明かりに照らされて、1日目の終了


9月24日(日)

 能登半島廻りの旅 2日目です。

 

 6時頃、やっぱり海が見たいよなと浜辺を散歩

 朝 食

 ハムサンド
 トマトのスープスパ
 コーヒー

 簡単に済ませています。
 

 昨日、SNSで「ノート―に来てるぞ」と上げたら
 石川に住んでいるやまつく仲間のとことんさんが
 「今、名古屋だけど、明日、襲撃に行こうか?」と応答があった。

 襲撃されては大変なので
 キャンプ場を出て
 逆に千里浜で
 待ち伏せしていたのだけど
 捕獲できなかった。
 

 

 千里浜道の駅でとことんさんのお車を発見
 アンテナいっぱい付いていて、車内もモニターが沢山付いている
 覆面パトカーのような怪しい車です。

 やっと見つけた(会えた)ので、美味しそうな飲み物おごらせた。
 当人は、カロリー高そうな物を食べていたけど
 昨日仕事でたくさん歩いたから大丈夫だと言っていた。

 帰り際

 「カロリーゼロだよ」と
 紙袋を渡してくれたのだけど
 中は、こんなものごっそりでした。

 絶対にカロリー高いやつです。
 

 名古屋から無理して帰ってきて会いに来てくれて「ありがとう〜ね」

 

 キャンプ場に戻りウダウダとしてたら夕刻になったので今日も日の入りを見に浜辺へ
 砂浜ではゴルフの練習をしている人が一人。 同じく夕日を観に来た夫婦が一組。

 

 今日は、雲もなく水平線に沈んでいく太陽を見ることだできました。

 本日の夕餉

 焼くのが面倒なので”焼いてあるサンマ”
 今季の初サンマです。(もはやサンマは高級食材)
 ”から揚げ”に”枝豆”
 (お酒のお供ばかりですね)
 野菜食べなければと”サラダ”
 

 そんなこんなで、2日目の能登も終了しました。


9月25日(月)

 能登半島の旅 3日目です。

 朝 食

 今日も ハムサンド
 トマトのスープスパ
 コーヒー です。

 パンはトーストして
 ハムも火で炙りました。
 

 今日はキャンプ場を撤収して、能登半島を時計回り周りで東側の見附島まで走ります。

 

 名勝 能登金剛の案内版を目にしたので立寄ってみました。
 松本清張の推理小説「ゼロの焦点」の舞台となり観光地となったようです。

 2009年版の広末涼子さんが出ている映画で見ましたが、北陸が舞台だったけど
 ヒロインが身を投じたのはここだったのね。

 

 次に立寄ったのが、世界一長いベンチ
 ひとりおじさんが来るところではないようです。(;^_^A

 

 千枚田  やっぱりここは立寄らなくてはいけませんね。
 小腹が空いたので”おにぎり”を頂きました。

 ふと見た歌碑なのですが
 家の近所が生家の文化人
 土屋文明 の歌碑があった。
 こんな遠地で見ると嬉しくなりますね。

 よく見たら
 歌碑が出来たのが令和5年って
 今年じゃん (今ごろ?)
 

 

 海岸線に沿って走っていったところにあった”ゴジラ岩”
 いろんなところでゴジラ岩を見ますが、これはとっても小さかった。

 能登半島の先端近くになると道も険しく細くなりました。

 

 ここまで来てやってしまいました。
 禄剛崎を目指していたのですが金剛崎に行ってしまい
 崖の下に見えるランプのお宿が商魂ありありの施設に見えて
 なんだ「最先端ってこんなものか」と引き上げました。

 これを書きながら調べたのですが禄剛崎は気付かずに通り過ぎていました。(汗
 「道の駅 狼煙」のところだったのね。
 なんかイベントやっていて交通整理していたので通過してしまった。

 「灯台 見たかったなぁ〜」
 まあ、また再訪する口実が出来たということにしましょう。

 本日の宿泊地に到着しました。

 ナビの足跡です。
 能登半島の左下から時計回りで
 先端を周って下りたところ
 まできました。

 走行距離約150km
 いいドライブコースでした。

 到着しましたが
 食材の買い出しで受付前に
 スーパー求めて
 ちょっと走り回りました。

 

 
 のとじ荘の写真はガクさんからいただきました。

 本日泊まる「のとじ荘」です。
 ではなくて、泊まるのはのとじ荘に隣接している見附島シーサイドキャンプ場です。
 受付を「のとじ荘」のフロントで行います。

 フロントには、お宿の受付とは別にキャンプ場の受付がありました。
 料金は2300円になりますと言われたけど、車を乗り入れなかったらいくら?と聞いたら
 1300円と言われ、車を乗り入れないことにしました。

 ふだん、車を乗り入れできるキャンプ場を利用していないのでいいかなと
 ちなみに、荷物の搬入は乗り入れて良いということなので楽でした。
 別に車入れても安いのですが、荷物の搬入/搬出時は乗り入れOKみたいだし
 車はサイトに隣接の駐車場に停めました。

 

 これがキャンプサイトの案内図
 八の字型になっている黒い線の中が設営可能エリアだけど
 今は閑散期なので右側の大きな円は街灯が点かないそうです。

 ゴミステーションも今は閉鎖しているのでゴミはチェックアウト時にフロントへ
 と言われた。

 

 こちらは周辺地図で歩いて10分ほどの所に銭湯があります。
 のとじ荘でも15時までなら割引でお風呂に入れると言われましたが
 今回はこの銭湯に17時頃に行ってみました。
 銭湯代は490円でした。のとじ荘は割引で600円です。

 港にある銭湯って行ってみたかったんだよね。
 実際、昭和の香りプンプンのふる〜い小さな銭湯でした。
 (普通の人は、のとじ荘のお風呂の方が良いだろうね)

 帰りに角にあったこれまた小さなスーパーと称する商店で缶ビール買って帰ってきた。
 夕暮れ時の小さな港町はいい味出してました。

 
                            テントの写真はガクさんからいただきました。

 設営場所はこの辺にしようかと仮に決めたところでスーパーで購入したエビ天丼で昼食です。
 今回は富山のキャンプ友達ガクさんと合流の予定となっております。

 ガクさんとは2009年7月、平湯温泉で焚火のお誘いを受けて
 銘酒”立山”をしこたま呑まされて潰れた苦い経験があります。
 その時の旅行記が、こちらです。

 その後、2014年6月に戸隠キャンプ場で合流。その時の旅行記が、こちらです。
 そんなガクさんが到着して仮の設営地が本設営地となりました。
 手前がガクさんで奥が私ね。

 17時になって私は銭湯に行かせていただきました。
 

 

 2回しかお会いしたこと無いのですが、不思議とお話が進みます。
 お話に夢中で食事の写真とかも撮るの忘れていました。

 今回は使い勝手の良いテーブルがあったのでテーブルを囲んでの会談。
 焚火台シートをテーブルに敷いて焚火を熾しての酒宴です。

 私の夕餉はダッチオーブンで焚火上で温めた”おでん”と
 海鮮物を食べておきたいと買い求めてきた”海鮮太巻き”

 ガクさんが買ってきてくれた宗玄という日本酒がフルーティーですげ〜うまかった。

 ガクさんから靴ベラを頂いてしまいました。
 前回頂いたDカンのキーホルダーはあれからズ〜ッと愛用しています。

 ガクさんの奥様から頂いた焼き芋にしてとアルミホイルに包まれたサツマイモは
 2人ともお腹いっぱいになったので私がお土産としていただきました。
 ありがとうございました。

 ガクさんもこの様子をブログで上げてます。ブログはこちらです。

 ライトアップされた軍艦島です。

 これを眺めながらキャンプできるって
 贅沢ですよね。
 

 明日の朝は日の出を見なければいけないので、そうそうに「おやすみ」

 テントを少し開けて夕闇の波を見ながら寝てしまったのですが
 夜中にガサゴソと音がする。風でゴミ袋がガサゴソしているのかなと思ったら
 ネコくんのご訪問でした。(;^_^A

9月26日(火)

 能登半島の旅 4日目です。

 

 日の出です。これが観たくてこの地に来ています。
 あいにくの曇り空であきらめていたのですが、雲の隙間から見ることが出来ました。
 このロケーションでのキャンプは絶対にリピートしたいですね。

 
                            撤収状況の写真はガクさんからいただきました。

 朝食は昨夜のおでんの汁にお蕎麦を投入。
 いつもはうどんなのだけどおいしそうなうどんが無くて蕎麦にしてみました。
 蕎麦、思いのほかに良かったです。
 かき揚げ天が欲しかったなと次回はかき揚げ天のせてみましょう。

 食後のコーヒーを飲んでいたらポツポツと雨が

 まあ大丈夫だろうと余裕こいていたら良い降りになってきたので急いで撤収

 

 ガクさん、撤収早いね。先に撤収を終えてグータッチして雨の中をお帰りになりました。
 帰りが雨の中のツーリングとなり申し訳なかったです。

 私も遅れること20分で撤収完了し退去。
 天気が良ければもう一泊と思っていたのですが、今日で帰ります。

 

 なんか気になっていた大きなイカのいるイカの駅に立寄り。
 予定より早くに撤収して出てきたのでまだお店は開いていなかった。

 

 この橋を渡って能登島に入ります。

 このままだと食事しようと決めていたお店に早く着いてしまうので
 能登島をフラフラしていたらヒロシさんが立寄った招き猫のお店発見。
 開いていないだろうなと思ったら、営業時間にはなっているけど開いていなかった。
 TVの放映と同じですね。

 

 11時15分 お目当てのお食事処「みず」に到着
 揚げ物とか焼き魚とかメインの物を選んで定食にしたものが750円
 本日の定食なら700円なのですが、贅沢にかきフライ定食を選んだので1250円
 定食はたくさん種類のある小鉢から3品を選び、ごはんと味噌汁は自分でよそいます。

 能登島大橋を渡って帰路につきます。

 ここは、”2018年 春 和倉の旅”
 歩いて渡ってます。
 

 高速道路を走りながら
 夕食は途中で食べる予定で
 なにを食べようかと考えていたら
 横川の”かまめし”が食べたくなった。

 SAでかまめし買って
 家に到着してから頂きました。
 

 

 今回、能登半島をグルっと周った足跡です。
 家からの総距離は1000kmを越えました。久々の長距離ドライブでした。

 久々のキャンプでの旅行。
 この形でいろんなところに行けそうです。

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