'09夏 飛騨(白川郷・高山・奥飛騨温泉郷)
 Sub Title 世界遺産・古い町並&温泉・温泉・温泉
 Sub Title おやじ1人で温泉三昧

 今年は、早くに夏休みを取ってみました。学校が夏休みに入る前です。
 チョット梅雨明けしていない(かもしれない)という微妙な時期なのですが
 まだ混んでいないだろうという期待を込めて取ってみました。

 今回の行き先は、岐阜県北部の飛騨地方。春に行った下呂温泉のチョット上ですね。
 岐阜県のガイドブックを読んでいて夏はここだなと決めていました。

 *地図について
 途中に出てくる地図はクリックすると別画面で大きく表示します。
 場所の参考に見てください。


1日目(7月12日)

 高速1000円ポッキリを思いっきり使用。

 関東から信越を抜けて日本海側に出て
 富山から南下し白川ICを出ます。

 高速って楽だけどあまり好きではないんだな。
 とくに長いトンネルは苦痛ですね。

 しいて言えば
 ひたすら走ったという満足感ですかね。


 白川郷
 共同駐車場に駐車。料金は、500円
 下の左写真は白川郷を望める丘から撮ったものです。
 よく目にする写真は、ここから撮ったものだったのですね。
 下の右写真がその丘です。村から歩いて10数分で行くことも出来ますが
 車があるなら車をお勧めします。

 

 丁度、お昼時でしたのでこんなものを食べてみました。デザート付きです。
 みたらし団子は、1本70円。この後、いろんなところで目にしました。
 60円か70円なので気兼ねなく食べてしまいます。
 飛騨牛まんは、1個450円。これでお昼はバッチリです。

 本当は、「お蕎麦」を食べる予定でしたが「もうお腹いっぱいです」

 


 よくぞこんなに藁葺き屋根の家を残してくださったと感激物です。
 たぶん、この状態を維持していくのも大変なんだろうと感じます。

 ポツンと建っている農機具小屋まで藁葺き屋根。 さすがに中心街は観光地の様相ですね。




 白川郷から高山市へ抜けます。

 昨年の7月に白川郷から飛騨清美までの高速が開通したので
 これを使えば高山市まですぐなのですが、つまらないですよね。

 考えていたのは西へ360号を通っていくルートだったのですが
 通行止めでした。(赤×印の道)

 意地でも高速(まして長〜いトンネル)なんて使いたくない。
 グル〜と南ルートをとることに


 さっそく現れたのが石積み式のダムです。ダム・フェチではないのですが「感激」
 ダム湖と山すそを縫うように走ります。



 本日のお宿
 高山駅前のビジネスホテル(でも畳部屋)
 高山市内観光と朝市が見たかったのでここだけは予約しておきました。

 翌日からのテント生活を考えてなるべく質素にしています。

 最上階がお風呂(温泉)になっていました。 さっそく一風呂浴びてから市内観光&食事へ



 高山市内
 駅前から街の中心を流れる川を渡って古い町並「さんまち」
 国際色豊かに観光客がぞろぞろいます。(下の写真、人気がないのは翌朝撮った写真だからです。)

 ここで、缶ビール片手に「飛騨牛コロッケ」。チョット目立ちましたね。

 疲れたので、川べりのベンチで一休み。



 ふたたび「さんまち」を散策していたら
 造り酒屋を発見。枡酒を一杯200円で飲ませてくれるんだって
 当然、いただきました。でも、一杯だけです。




 本日の夕食
 「飛騨牛ステーキ」でも食べようかと思っていたのですが
 1人で気軽に入れそうなお店がありません。
 「高山ラーメン」にしようと思ったが、どの店も人の気配がない。
 (日曜の夜だから人が少ないのは確かだけど)
 そんな中で混んでる店がありました。「ヤキソバ屋」さんです。
 頼んだのは、肉イカ卵のスペシャル盛ヤキソバと餃子にビール。
 ラーメンも頼んでみたかったが止めておきました。


 ホテルに帰って、また一風呂浴びてお休みです。

2日目(7月13日)

 朝市 & 朝食
 朝風呂にしっかり入ってから、朝市へ
 ホテルの朝食は頼んでいません。 朝市でめぼしいものが食べられるのではないかと思ったからです。
 「残念」でした。 その場で朝食代わりに食べるようなものはありませんでした。
 しかたがないので喫茶店で「モーニング」です。 そうだ、みたらし団子は食べたぞ。



 高山陣屋

 国史跡指定の歴史ある代官所です。入場料:420円
 江戸時代のお役所ですね。
 かなりの部分は再現したものですが、お見事なものです。

 丁度、解説者付きのグループがいたので
 わたしもちゃっかり拝聴させていただきました。


 今日から平湯キャンプ場で2泊の予定でいたのですが、朝から雨が降ったり止んだり。どうにもすぐれません。
 10時ごろまで状況を見ていたのですが、やっぱりキャンプはダメですね。
 i−modeで宿を検索し適当なところで予約。(このへんが、夏休み前のいいところですね。)

 宿も決まったので後は1日フラフラするだけです。

 高山市内から1時間ほどでいける奥飛騨温泉郷
 地図右側の温泉マークがゴチャゴチャしている所ですね。

 車なら30分程度で隅から済みまで移動できる範囲です。

 平湯に行って本日のお宿を外から拝見。
 ケチったのですが、思ったほど悪くなさそうです。

 新穂高の湯
 渓流沿いにある寸志(200円程度が相場のようです)で入れる露天風呂です。
 さすがに雨なので他にお客はいませんでした。 わたしは、雨の中を強引に入浴。
 ちなみに、混んでいるときはもはや温泉ではない凄い状態になるようです。




 昼食のお蕎麦

 手頃なところでお蕎麦です。

 温泉はいっぱいあるのですが

 お食事は
 「これは」というのがありませんねえ。


 食事をしていたら、急に晴れたので、また「新穂高の湯」に行ってしまいました。
 食前、食後に温泉です。 皆さん考えることは同じですね。 先客が10名ほどいました。

 本日のお宿
 平湯温泉街の中にあります。 2食付きで約8,500円(税込み)
 旅館というほど大きくなく、民宿よりは大きいか?宿のパンフでは「旅荘」となっていました。

 お部屋は、一人なので6畳の部屋ですね。ちなみに、エアコンはないようです。
 お風呂は、1階に男女の内湯。 2階に写真の貸切露天風呂となっています。
 この露天風呂が最高。 わたしは、露天風呂ばかり使いました。




 旅荘の夕食

 真ん中にあるのは「馬刺し」です。
 お酒は、「冷酒」を頼みました。
 お味噌汁は、「鯉こく」臭みはまったくありません。



 夕食後に平湯温泉街に散歩に出てみました。
 お目当ては、温泉街の外れにある「平湯民族館」と寸志で入れる露天風呂「平湯の湯」です。
 この温泉、なかなか風情があっておすすめです。
 こちらの泉質、旅荘も平湯の湯もかなり鉄の匂いが強いです。



 旅荘に帰って、また露天に入っておやすみです。
 さて? 今日は何回お風呂に入ったでしょう? ・・ 8回ぐらいみたいです。


3日目(7月14日)

 天気がいいぞ。とりあえず朝風呂だ。ロープウェイにも乗ってみたいし、キャンプでもう1泊できるぞ。
 もし、天気が悪かったら帰るつもりでいました。

 朝食は7時30分からと聞いていたので時間どおりに食堂へいったら、皆さんもう食べていた。(早いのね)
 「ほうば味噌」がおいしい。 これだけでご飯いけちゃいます。



 宿の駐車場でゆっくり準備。 今日は天気が良いので日焼け止め対策も行います。
 この頃、下界が猛暑になっているということは後で知った。

 新穂高ロープウェイ

 標高1117mから2156mまでのぼります。
 料金、往復で2800円(他に駐車場500円)
 今回、一番の贅沢です。

 上は寒いかなと準備していたのですが
 それほどではありませんでした。
 

  ロープウェイ駅の最上階デッキから見える笠ヶ岳 ・ 槍ヶ岳 ・ 穂高岳の山並みです。

 

 ロープウェイの中継点でおいしそうなパンを売っていたのでパンとコーヒーで休憩。
 お世辞でなくこのパンは本当においしかった。

 下まで降りてこの辺で昼食をと思ったのですが、レストランは、いまいち
 また、「飛騨牛まん」で済ませてしまいました。



 帰りにまた「新穂高の湯」に入浴。

 こちらは荒神の湯です。

 こちらも寸志で入れる露天風呂です。

 新穂高の湯と近いところにあったので
 こちらには入っていません。
 写真だけ、パチリ


 本日のお宿
 やっと本来の目的であるキャンプができます。

 平湯キャンプ場

 とっても人気のあるキャンプ場のようです。
 車をわきに停められるところがいいですね。
 車1台、1000円。1人600円で計1600円。
 これでも他より安いほうなのですが、以外と高いと思います。
 こちらのフリーエリアはやたら広い。設営場所に悩んでしまいました。
 こんな広いキャンプ場が夏休みには難民キャンプ状態になるらしいです。

 

 平湯大滝

 キャンプ場からチョットした散歩程度に歩いていけます。
 というか、最寄の駐車場が有料だったので歩いていきました。

 ガイドブックでは、自然探索路を歩いて行けるとなっていたのですが
 残念ながら工事中でした。

 

 日帰り温泉「平湯の森」

 こちらもキャンプ場からチョットした散歩程度で行けるところにあります。
 料金:500円(キャンプ場の割引で400円)

 露天風呂が、なんかいっぱいありました。
 寸志で入れる温泉との大きな違いは広い休憩所があるところですね。
 

 今晩の夕食(食材)

 真ん中にあるのが岐阜の県民食らしい「ケイちゃん」。鶏肉に味付けしてあるものです。
 今回は、一番ノーマルっぽい味噌味にしてみました。
 右にあるのが「ほうばみそ」。やはり地元の特産品です。
 実はトマトも特産品らしいです。

 途中から「ケイちゃん」とほうばみそを「コラボ」してみました。








 富山から来た方が「焚き火」のお誘いが

 街灯に吸い寄せられる蛾のように行ってしまいました。
 もう一人、名古屋の方が吸い寄せられてきました。
 恐ろしい「焚き火」の威力です。

 お酒やつまみをもらいつつ談話。
 いや〜、良かった。


 実は、この談話、気付けば0時を回っていました。私はここで退散。2人は1時頃まで起きていたようです。
 かなり酔っている状態で暗闇の中をなんとか自分のテントに辿り着き
 テントの周りに散乱しているモノをやっとまとめ
 穴倉に潜り込むようにシュラフに入り   「おやすみ」

4日目(7月15日)

 360°から鳴り響く鳥の声で目が覚めました。頭上では、キツツキがけたたましい音を出しています。
 0時過ぎに寝たのに、時計を見たらまだ4時半です。
 頭痛いです。 見事に二日酔いですね。 再び、寝ます。 再び起きて活動しだしたのは7時頃。

 いろいろと用意してあったのですが
 なにも食べたくありません。
 コーヒーだけにしました。


 撤収作業を坦々と行います。

 設営場所を失敗しました。朝日がテントに当たっています。これは、暑くなる前に完了しなければなりません。
 テントの収容が大変なのですが、なにも綺麗にパッキングする必要はあるのかと重い頭で考えついた。
 小さいといっても車です。丸めて放り込めます。こんな簡単なことに気付いたら作業がとっても楽になりました。
 「二日酔い」の思わぬ効果です。

 平湯温泉から白骨温泉へ

 安房トンネル(有料:750円)を使えば5分で抜けられるのですが
 峠をゆっくり走ってみたので、40分ほどかかってます。

 また、通行止めです。
 今回は、この手の予定外が2回あったことになります。
 白骨温泉に立ち寄るのに大回りすることになってしまいました。




 安房峠

 1997年にトンネルが開通するまではこの峠が奥飛騨〜松本間の貴重な道だったようです。
 おまけに、冬は通行止め。生活道路としては不便ですね。

 途中、ガードレールのない細い道になったりもしてかなり厳しい道です。

 左下の写真は、峠での写真です。 峠の風情がバッチリです。
 右下の写真は、峠を越えた後に表示されたナビのルート図。 思わず写真を撮ってしまいました。



 今回の旅行での締めの温泉 白骨温泉

 旅館の温泉など日帰りで入れる温泉は、いくつかあるのですが
 渓流沿いにある共同浴場に入ってみました。

 左下の写真が、「入り口」。自販機で入浴料500円のチケットを買って入ります。
 自販機とは、なんとも世知辛い気もしますが・・・・
 門を入ってから階段を下ると温泉にたどり着きます。

 右下の写真が、温泉。誰もいなかったので写真を撮ってしまいました。

 

 昼食のお蕎麦

 温泉の案内版で探したお蕎麦屋さんです。
 地図だと近そうでしたが
 実はとっても奥まったところにありました。

 付け合せの「煮物」が予想外においしかった。



 「おかえり」です。

 乗鞍高原、野麦街道を走っているうちは
 快適だったのですが
 松本まで下りたら「酷暑」です。
 今日は、オープンのまま帰宅と思っていたのですが
 あっさりとクローズしました。



 平湯キャンプ場は、また使ってみたいですね。

 

 おしまい

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