中山道 歩き旅

 2011年 5月上旬 高崎 〜 板鼻 〜 安中




 今回、歩いた道のりです。高崎駅前 から 安中駅前まで

 歩行距離 : 約10Km    歩  数 : 15736歩

 地図をクリックすると拡大します。

 高崎までで止めておけばいいのに、先に進んでしまいました。

 高崎駅で朝食。

 これでも駅のお蕎麦です。
 おいしそうでしょう。

 ネバネバ ねかぶ で栄養ばっちりです。
 

 


 前回のゴール地点の十字路まで移動してから今日の歩き旅スタートです。

 高崎の街中を北へ進みます。
 高崎市郊外で生まれ育った私には、慣れ親しんでる街ですが、随分変わりました。

 子供の頃は、高崎に買い物というとワクワクしたのですが、あの頃の賑わいはないですね。
 今は、マンションができて都市型住宅エリアになっています。

 上の写真は、そんな街中で見つけた「中山道街道絵巻」。いつの間にできたのでしょう。

 こちらも街中の街道沿いにある屋台村。

 たまには飲みに入ろうかと思いますが
 まだ、立ち寄ったことがありません。
 

 こちらは古くからある呉服屋さんです。

 昔の雰囲気を大事にしつつ
 きれいなお店だなあ といつも見ています。

 この店の先を左に曲がって
 いよいよ西(京都)に向います。

 

 


 こちらの真っ黒な蔵のお家は、いつも車の窓越しに見て気になっていた家です。
 今回、歩いてゆっくり見ました。右上の案内プレートが家の右端に掲示されています。

 市の景観重要建造物だそうです。
 明治15年に建てられたもので「漆器店」だったそうですが
 今は商売はしていなくてガラス戸の中には自転車が置いてありました。
 


 赤坂という旧街道の家並みが残っている地区です。
 右上の建物は、醤油屋さん。
 お醤油を造っています。今度、買いに来てみよう。
 


 国道17号線と18号線が分岐しているところにある「君が代橋」
 明治天皇が渡った時は、木橋だったそうですが、昭和6年に鉄橋に架け替えられて
 昭和62年に今のインターチェンジになったそうです。

 左上の写真は、鉄橋のときの橋の欄干。
 ということは、私は昔の鉄橋を何度か渡っているはずですが、どんなだったか思い出せない。


 ただの石ころに見えますが「道標」です。

 「右 くさつ」と読めます。

 たしかに右側の道を進めば草津温泉です。




 

 地元とはいえこんな裏街道は歩いたことないですねえ。
 この辺には、「だるま」を作っている家がたくさんあるとは聞いていたのですが
 こんな家で作っていたのですね。「だるま工房」の看板がいっぱいあります。
 小売もしているようです。
 白地のだるまを買って自分で色を塗るというのもいいかもしれない。


 

 上豊岡茶屋本陣

 「本陣」というのは何度か目にしたが「茶屋」というのは初めてかもしれない。
 参勤交代のお殿様とかが、お泊りというよりは休憩で使ったようです。
 「休憩」といってもデカイお屋敷。一般開放されているのですが
 残念ながらこの日は休館日でした。 後で自転車で来よう。(というぐらい家は近い)

 藤塚一里塚

 国道沿いにしっかり残っています。
 片側の塚があったあたりには
 小さな鳥居があります。

 

 一理塚の左側
 川の土手沿いの道です。

 国道沿いを歩くよりは
 こちらのほうが
 気持ちいいですね。


 だるま屋さん

 国道沿いにある「だるま屋」さん。
 結構、お客さんが立ち寄ってます。
 店先だけ昔の建物を残しているところが
 すごいです。


 橋の欄干にも「だるま」



 

 板鼻宿

 幹線道路が他にできたので宿場の雰囲気を残しています。

 右上の写真は、宿場の西側出口で撮った川の写真。
 家の表と裏に分かれてうまく上下水道として使っていたようです。


 

 中山道板鼻渡し場

 確かにこの辺を旅人は歩いて川を渡ったのだろうけど、渡し場はなかったと思う。
 でも、料理屋の川側の「渡し場」の案内と「舟」は いいね。




 安中駅まで歩いて今日はおしまい。安中の宿はもう少し先です。
 電車の時間までたっぷり1時間。

 駅前にたった1軒ある食堂に入ってビールに定食。
 汗いっぱいかいちゃったのでこのビールは「うまかった」
 ちなみにこのランチ、”うどん”まで付いて390円。 こんな安くて大丈夫なのだろうか。

 今回は地元ということで準備した地図もほとんど確認することなくお気楽に歩けた。
 地元とはいえ歩くとそれなりに発見することもある。
 近いし歩きか自転車で回り直してみるのもいいかも知れない。

 さて、この先も気候が良くて気が向いたら先に進んでみます。
 ただ、この先は進むに従って行き帰りの「足」の確保も考えなければならない。
 もっと先に進むと「宿」の確保も

 いままでみたいに気が向いた時に「ちょっと」ってわけにはいかないんだな。
 

もどる   もくじ    つぎ