中山道 歩き旅

 2010年4月上旬 宮原 〜 上尾 〜 桶川 〜 北本 〜 鴻巣

 今回、歩いた道のりです。

 高崎線の宮原駅前から
 上尾、桶川の宿場町を通過して
 鴻巣駅前まで

 歩行距離 : 約17Km

 歩  数 : 26556歩

 今回は、ちょっとガンバッテみました。


 地図をクリックすると(ちょっと)拡大します。

 新幹線で大宮駅まで行き、高崎線で一駅戻って宮原駅で下車。

 2ヶ月ぶりの歩き旅復活です。前回、「次回は3月」と言っていましたがチャンスがありませんでした。
 なんせ、この旅の生活の中での優先度はとっても低いのです。
 この後も、ちょっと飛びそう。特に夏の暑い日は、歩きたくない。

 そんな4月上旬の歩き旅ですが、2ヶ月前の北風の中を歩いていたのがウソのようです。
 なんと言っても、桜が咲いていますからねぇ〜。

 宮原駅前

 さっそくの桜のお出迎えです。
 2ヶ月も経ってしまうと
 前回、ここで終えたという記憶があいまい

 でも、確かに この十字路の角で終えたはず。
 万歩計の歩数を記録して、旅の再開です。
 


 

 街道を歩いているとこんな石像をよく目にします。
 「庚申塔」というのだそうです。 耳とか目の神様だそうです。
 改めてよく見たら、台座が耳・目・口を押えた猿になっていました。
 「見ざる、言わざる、聞かざる」とは違う意味みたいです。

 実は、今までの道中にもこんなのがあちこちにありましたが適当に流しました。
 撮りだしたらきりがないですからね。  


 

 「鬼瓦」 と 「鐘馗様」 上尾宿ので街道名物です。

 左が、屋根の上にあった「鬼瓦」です。今は、塀の一部となっています。
 この「鬼瓦」で「厄鬼」を追い払ったそうです。

 でも、追い払われた「厄鬼」は向かいの家に行くので
 向かいの家では、対抗して屋根に「鐘馗様」を上げたのだそうです。

 さて? 「厄鬼」はどこに行ったのでしょう。??
 お家に入れずに、世の中をウロウロしているのですかねえ。

 「氷川鍬神社」 ななめ後ろから

 薄緑の屋根に、赤い柱、白い壁が綺麗ですね。

 桜も綺麗です。



 「上尾」を抜けて 「桶川」

 なにもありません。

 広い歩道をテクテクと歩きます。

 空がやたら広く感じるのは気のせいでしょうか。



 
 桶川宿の街道沿いにある「旅籠」

 みごとなまでに当時の状態を保っています。

 いや〜 こんな旅籠に泊まって

 街道旅をしたいものですネェ〜。






 思いの外、桶川宿には古い建物が残っていました。 左から、お魚屋さん お煎餅屋さん 蔵の家
 「お魚屋さん」と「お煎餅屋さん」は営業してました。

 今日の「昼食」

 桶川駅前の中華料理屋さん
 いつもより一杯歩いているので
 ガッツリ食べてしまいました。

 「レバニラ炒め定食」
 生ビールに豚バラ・キムチ・支那竹の3品盛り合せ


 ガッツリと食事を済ませ、ほろ酔い気分で街道に戻り歩き出したら
 桶川宿の真中あたりに 桶川市観光協会の「中山道宿場館」 発見
 実は、こちらの存在は事前の調べでは見つけていませんでした。
 まあ、あんまり事前調査していないのですが

 「ご自由にお入りください」のお言葉に甘えて入ってみると
 やさしい・元気な「おねえさん」が細かに案内してくれました。
 版画の体験なんかもできます。手作りの案内図なんかも貼ってあって
 こころ温まる「館」です。

 「すいません」直前に人と会話するなんて考えていなかったので
 「レバニラ炒め」食べて、おまけにビール飲んじゃったもんだから
 臭うだろうと会話を遠慮して、おまけにちょっと酔っているから思考もおぼろでした。

 「中山道宿場館」でいただいた
 桶川宿の「往来手形」
 街道を歩いている者にとって、うれしい一品です。





 桶川〜北本

 この時期、こんな桜が
 けっこう見られます。

 こちらは、普通のお宅の桜でした。



 北本宿入口の
 宿場町案内板に掲載されていた写真

 大正11年ころの写真だそうです。
 松の並木がしっかり残っています。

 このころまでは、江戸時代と
 そんなに変わっていなかったようです。



 北本駅前

 ある本によると
 なるべく旧道を歩こうとすると
 旧道は、北本駅の北側から
 線路を越えた沿線になるのだそうです。






 こんな線路沿いの道が、旧中山道かい? 旧道でなくていいから街中を歩いたほうが雰囲気あるなぁ〜
 なんて歩いていたら、左手の畑の中に塚がありました。
 一里塚の片割れのようです。  頂上には、お稲荷さん祠がありました。
 もう片方は、線路でなくなったようです。




 巣鴨宿 に入り人形屋さんが並んだ街道を通って駅前へ
 お雛様や五月人形のお店がたくさんあると聞いてましたが、こんなにあるとは思いませんでした。
 でも、立ち寄りたいと思った店は「なかったなぁ」

 さて、次回は五月晴れの日がいいですね。
 

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