中山道 歩き旅

 2010年2月上旬 北浦和 〜 大宮(氷川神社) 〜 宮原

 今回、歩いた道のりです。

 京浜東北線の北浦和駅前から
 大宮の氷川神社を散策して
 高崎線の宮原駅前まで

 歩行距離 : 約9Km

 歩  数 : 13273歩


 地図をクリックすると(ちょっと)拡大します。

 新幹線で大宮駅まで行き、京浜東北線に乗換えて北浦和駅で下車。

 「寒い!」北風も強く吹いています。
 そんなに寒くないだろうと思ったのですが「甘かった」。
 急のポッカリと時間が空いたので歩くことにしたのですが
 こんなに寒いなんて思いませんでした。

 日本海側では、大雪&吹雪になっているそうです。
 風花が埼玉まで舞ってきています。

 そんな寒い中を歩いてみました。

 北浦和から与野を通過しますが、特に昔を偲ばせるものもなく坦々と進みます。

 「さいたま新都心」です。

 元は、大宮操車場だったところです。
 この新都心の中の「さいたまスーパーアリーナ」内に
 John Lenonon Museumがあるのですが
 2010年9月30日で閉館するそうです。
 10年前の開館当時に行きましたが
 リピートはしていません。


 当時から「なぜ埼玉に?」と思っていたのですが
 やっぱり無理があったのかな。せめて、軽井沢に作ってほしかったな。

 そんなさいたま新都心を左に見ながらキレイな歩道を歩いて行くと
 いきなり歩道の真中に「祠」が現れました。

 下の写真、右が「お女郎地蔵」左が「火の玉不動尊」だそうです。

 「お女郎地蔵」については

 生い立ちの寂しい娘が柳屋という旅籠に身を沈めた。
 そんな旅籠での女郎生活で、叶わぬ恋に悩み高い橋から投身自殺しちゃった。
 それから、この付近で人魂が飛ぶようになり
 近所の人々が霊魂を慰めるため「お女郎地蔵」を建てたんだって。

 「火の玉不動尊」については

 実は、人魂(火の玉)は娘の霊魂ではなく
 橋の傍らにあった石の不動明王の仕業だと
 いう話もあった。
 それで、この石を「火の玉不動尊」と呼んだんだって。

 ようするに、この辺は人魂(火の玉)が飛び交うような
 寂しい所だったということのようです。  

 先に進むと、氷川神社への参道と市街とに分かれる道となります。

 右の鳥居をくぐる道が氷川神社への参道で「古中山道」だった街道です。
 左へまっすぐに進んだ道が「中山道」の街道です。
 中山道ができた早期の段階で左の道ができたようです。

 実は、今回、ここを左に行くか右に行くか悩んでいました。
 ほとんど左の道をと考えていたのですが
 鳥居とその先の道を見たら参道を歩いてみたくなりました。
 こちらの参道、神社まで約2kmもある長い参道です。

 

 参道の途中で元気な「うどん屋さん」が目に入りました。
 丁度、お昼時だし。はずれでなさそうな雰囲気がしたので
 本日の昼食は「うどん」にしました。

 ピンポン! あたりです。すごい「おいしい」。 お勧めです。



 うどんに満足して、参道に戻ります。

 まだまだ、参道はつづきます。
 たくさんの木々に囲まれているので
 市内ということを忘れてしまいます。

 けっこう人が歩いているのはなぜでしょう。



 やっと到着した氷川神社は、広い森の中にありました。
 しっかり、これからの旅の安全と家内安全を願ってきました。



 氷川神社からは「裏参道」という道を通って「中山道」に戻れるようですが
 どれが、裏参道なのかよく判らず
 適当に西の方向に歩いて「中山道」に戻っています。

 ここから大宮駅まで戻るのももったいないので宮原駅まで歩くことに

 感動するものどころか、見るべきものもないですねえ。
 二車線道路の歩道をテクテクと歩きます。
 大宮駅から一駅なのですが、さすが大宮から先は駅間が長い

 やっと、宮原駅前の十字路に到着。

 どこにでもある十字路ですね。
 なんか、カメラ構えるのも恥ずかしい。


 この先は、駅間が長くなり、歩いている人が珍しいところとなりそうです。
 大宮駅まで戻って新幹線で帰宅。

 さて、次回は3月。暖かい日を選んで歩きましょう。
 

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