2023年 4月 23日
1.5×4×400の船体外板材(下張り)を利用して船体の外板下張りを行います。
板は左右舷を交互に張っていきます。
それにしても1.5mmの厚さはしっかりしていますね。
1.0mmだと簡単にカッターで切れますが、1.5mmは簡単には切れません。
まず、上部デッキ側ブルワークに続く部分を5枚張ります。
板の長さは実船に合わせてなんて行わないでなるべく長いまま使いました。
板は曲線に合わせてヘアーアイロンで曲げています。
続いて、船底側から5枚張ります。
なぜ、途中から船底側から張るのか理解できませんがガイドどおりに張ってみました。
船首はガタガタになっています。ここは後で整形します。
船尾の舵取付け付近にはくさび状の隙間を開けて張っています。
その後、くさび状の隙間にはくさび状にした端材を埋め込みました。
残った空間ですが、デッキ側から3枚張り
残りは船底側から張りました。
最後の隙間は型を合わせて端材を埋め込んで全て張り終えました。
上から下からと、こんな面倒な張り方をしなくても
デッキ側から順に船底に向けて張っていってもいいような気がしますが
仕上がりの板目はキレイかな。
気になっていた船首部のブルワークの隙間は形を整えました。
ブルワークの船首に打ち込んだ固定釘はジャマなので抜きました。
船体全体に#120のサンドペーパーをかけて凸凹のない滑らかな状態にし
船底のキール部分は厚さ3mmまで削り落とし
最後に#600のサンドペーパーで更に滑らかにしてみました。
せっかくキレイにできた下張りですが次の作業の仕上げ張りで見えなくなります。