2023年　4月 9日

ブルワーク(bulwork)
日本語で「舷墻」（げんしょう）と呼ばれる
上甲板の外舷に沿って立ち上げた波の侵入を防ぐ囲いを取付けます。

その前に構造物の角を落とします。



船首部は大きく角が出ていたので沢山削りました。
フレームは船体の曲面に合うように削りました。



船尾の板も上面はデッキ面と水平になるように削って
船底部も曲面に合うように削りました。



ファイルスキールの底の部分は幅が１．５ｍｍになるように削ってくださいとなっています。
３ｍｍ厚の板を１．５ｍｍに削り落としました。
ここで手を抜くと船板を張った後に３ｍｍ厚に調整するところで苦労することになるようなので
しっかりと削り落としました。

この削り落とし作業、けっこう手間がかかってます。



取付けるブルワークですが内側をホワイト塗装しておきます。
船尾のデッキ上の内側もホワイト塗装しておきます。
ここはスプレー塗装としました。

前作では後塗りで苦労したので先に塗りました。



ブルワークの取付位置はデッキ面より何ミリ下と正確な指示があり
そのとおりに取付ました。

接着剤だけで取付けようとしたのですが、塗装したため接着面が弱く
片面８か所を釘で固定しました。
ガイドブックでも釘で固定してとなっています。
綺麗な釘が提供されているのは釘固定のためなんですね。



板厚１．５ｍｍの板を曲面に取付けるのは釘で固定しても大変です。
事前にアイロンで板に曲面を付けて対応しています。



デッキ面とブルワークの接点は補強の為に端材を入れました。

船首部のブルワークに隙間が出来ています。
この部分は後の作業で成形します。



ブルワーク取付けを終えました。

次は、船体の外板下張りに入ります。