海上自衛隊 救難飛行艇 US−2 製作記
デカール

2017年 7月 1日

デカールを貼ります。



デカールのコピーを取っておきます。
一部欠けているのはプロペラで使ったデカールがあったところです。

場合によっては
型紙を作って塗装に切り替えるかもしれないためです。



デカール貼りに使う品々

ハサミ、デザインナイフ、ピンセット、水を入れる容器
マークソフターにマークセッター

真ん中の「WHISKY」のトレーを水入れとして使っていたのですが
今回、大きなデカールがあるので大きなトレーを準備しました。

他に、楊枝、綿棒、ティッシュなどを使います。

デカールの貼り方ですが
デカールの位置を確認します。
今回は、取り揃えた実機写真での確認も行います。

切り出したデカールを水に浸します。
私は20秒ほど浸しています。

デカールをティッシュの上に置きます。
麺棒でデカールがずれるか確認します。

デカールを貼る部分に指で水を垂らしておきます。
水を垂らしておくと移動調整しやすいです。
ただ、糊の粘着力は弱まるかもしれない。

デカールの台紙ごと貼り付ける場所に持っていきます。
台紙からデカールをスライドさせて貼り付ける場所に移します。
指で位置調整を行い、麺棒や楊枝で微調整します。

麺棒で水分を取り、定着させます。

マークセッターとマークソフターは今回新たに購入。

マークセッターはデカール用の糊として貼り付け前に塗布しておくようですが
使ってみたら糊が強くて移動が難しくなりました。
なので後で剥がれたり接着が弱かった時に使うことにします。

後日追記
その後、使い慣れてきたら指で水を垂らしておく代りに
マークセッターを使えるようになりました。

マークソフターは貼り付けた上からを塗ると
デカールが柔らかくなり、密着させることができ細かい
凹凸にもピッタリと収ままるようです。
柔らかくなるということは、破れやすいということなので
注意して使いたいと思います。
今回は、貼り付けた数日後に塗布して密着させています。



まずは両翼に貼ってみた。
さっそく貼る位置を間違えた。

密着してから気付いたので修正も出来ず。
後日、デカールが定着したところで塗装で誤魔化した。

2017年 7月10日



大きなデカールを貼るのはヨレヨレになるは破けるはで大変です。
なので最初から諦めて分割して貼ることにします。

右上が一体となったデカールなのですが
最初に左上のところだけを分割して貼って
右上写真の突起物を囲む部分は2分割して貼っています。



大きなデカール用に大きなトレーを用意したのですが
結局、大きなデカールは分割することにしたので
お水用トレーは、マス酒状態にしました。
これで、お水がこぼれても安心。



デカールでは準備されていないのですが、実機の写真を確認すると
機体の左後方にロープが張ってあって、そこに3か所赤い四角いのがあって
その中には「LIFE LINE ロープをつかめ」って書いてある。

これ、先行製作しているお友達が発見して再現している。
お友達はマスキングして塗装しているのですが、塗装は苦手なので
なんとかならんかな?と赤いの探したら、プロペラのデカールが余っていた。

小さく小さく(なんと、台紙の厚さよりも小さい)切り出して貼り付けた。
さすがに文字までは再現できなかったがいい感じになった。

2017年 8月 6日



以前に貼った日の丸にマークソフターを塗付しておいたら
機体のモールが浮き出るほどに密着していた。

はじめての使用でしわが入ってしまったが
うまく使えばきれいな仕上がりになりそう。



翼の裏にも日の丸を貼り付け



コックピットの周りですが
ここはデカールでなく塗装と考えていたのですが
試しにデカールを貼り付け。
左右2枚のデカールをさらに分割して4枚にして貼り付け。



窓周りは普通の黒で塗装。
デカールとの色違いは無いようです。

窓のマスキングを外した時に成功か失敗が判明しますが
今はまだ外せません。



デカールの上に非常口矢印のデカールを貼り付け。
心配だったので貼り付け間隔は数日の間を空けています。



この赤いラインのところはプロペラが回っていて危ないよっていうライン

実機の写真を見ながら位置決めしました。
余ったラインは反対側に回しましたが後でカットしています。



反対側のラインも貼り付けますが、左右で微妙に位置が違います。

プロペラを同一方向に回すことで整備も含めたコストを削減しているのですが
同一方向だと真っ直ぐに進まず横滑りになってしまう。
それを解決するためにエンジンの取付けで角度をつけているためです。

とはいえ、この微妙な位置の違いを貼り付けるのは難しかった。



機体後部の反対側の日の丸も貼り付け。
位置を決めるためにマスキングテープを貼っています。





そのほか細かなデカールを貼って機体へのデカールの貼り付けを修了。

機体番号は「02」にしてみました。深い意味はありません。



翼のデカール貼りも完了。
尾翼では、一本ラインを貼り忘れていた。

翼の黒いラインのデカール貼りではマークセッターは使いませんでした。
なんせ、貼りついてしまって調整できないためです。

これで、全てのデカールを貼り終えたと思ったのですが
小さな1/4円の矢印が余っている。



扉のノブの開閉矢印だよとお友達が教えてくれました。
実機写真を見ながら貼り付け。

ついでにノブも使わなかった黄色いデカールを細くカットして貼りつけ。
(これは、塗装でも良かったのですがあえてデカールにしてみた。)


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