中山道 歩き旅

 2009年11月中旬 日本橋 〜 巣鴨

 「中山道」、江戸日本橋から京都三条大橋までの木曽の山中を抜ける江戸時代に整備された街道です。
 この街道を(別の街道も)物好きな方がけっこう歩き通しているようです。
 京都までは大変なのでとりあえず高崎まで歩いてみようと思います。

 それほど意気込んでいないので、たぶん、歩くのは1回に10km程度。
 月に1回ぐらいは歩いてみたいと思っています。

 今回、歩いた道のりです。

 日本橋から国道17号線をたどって巣鴨まで


 地図をクリックすると(ちょっと)拡大します。


 歩行距離 : 約7Km

 歩  数 : 12052歩



 はじめの一歩 日本橋

 日本橋の真中に「日本国道路元標」が埋め込まれています。
 左下写真が実際に埋め込まれている状況です。
 道路の真中なので近づいて写真を撮ることはできません。
 そんな人のために橋の近くにレプリカ品があります。

 

 さてさて、旅のはじまりです。
 これが日本橋です。

 しかし、橋の真上に自動車道を作るなんて
 なんて無粋なことをしたのでしょう。
 地下道にするなりしてほしいと私は思います。

 それでも日本橋。
 写真を撮っている方がけっこういました。
 

 日本橋までは、東京駅から歩いて行きました。
 10分ぐらいで行けるところなのですが、あちらこちらに立ち寄ったので1時間も経ってしまいました。

 左下の写真がさきほどのレプリカ品や東京市道路元標なんかがまとめられてる状況です。
 こんなのを見ているのでなかなか進みません。

 歩き始めてすぐに古い建物の鰹節屋さんを発見。江戸の当時はこれが基準の高さだったのでしょうね。



 神田駅のガード下をくぐり秋葉原方面に向かいます。

 下の写真は、万世橋から見た交通博物館跡です。子供の頃に来た記憶があります。

 この先に秋葉原電気街がありますが
 最近は電気街というより趣味の街ですね。

 寄り道したいところですが
 先に進めないので止めておきました。



 左手に長い立派な土塀が現れました。写真は通り過ぎてから振り向いて撮ったものです。
 湯島聖堂の塀です。
 なんか、中山道の街道を歩いているぞって雰囲気になりました。

 右手に神田明神がありました。こちらはちょっと立ち寄ってみました。
 ちょうど七五三の時期ですね。七五三の案内が目立ちます。
 あとは、中学生の修学旅行でしょうか。グループが何組かいました。



 
 高崎まで104kmの道案内です。

 高崎は今回の(仮の)目的地ですが
 いっぺんに歩けと言われたら

 絶対、お断りします。



 本郷に入り東京大学の赤門に着きました。
 真中の写真は大学内の銀杏並木です。紅葉はこれからですね。
 東大の敷地を右に見ながら街道を進みます。




 東大農学部前あたりで道が分かれます。
 中山道は左に曲がります。
 直進すると日光に行きます。

 ここに一里塚があったそうなので
 日本橋からまだ4kmということになります。

 写真は分かれ道の角に建つ酒屋「高崎屋」です
 なんと、江戸時代から続いている酒屋だそうです。

 高崎屋を過ぎたら、道も歩道も狭くなりました。人通りも少なくなってしまいました。

 たぶん、これから先は
 こんな雰囲気のほうが多くなるのだろうと思います。

 歩き疲れてはいませんが
 あまり見るものがないのは退屈です。

 昔の街道はどんなだったのかなぁ
 なんて、思いをめぐらして歩きます。



 巣鴨駅に着きました。

 今回はこの程度にしておきましょう。

 別に急ぐものでもないし



 さて、次回は巣鴨駅からのスタートとなります。
 スタートしてすぐに地蔵通りに入ることになります。早々に寄り道モードになりそうです。

 次回の予定はありません。天気が良くて時間が取れた日ということになります。
 

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