’22 11月
 HOKKADO LOVE! 6日間周遊<後編>

 札幌から根室・釧路・網走・旭川・留萌・深川と周遊し札幌に戻ったところで前編を終了しました。
 後編では、札幌・函館・小樽と周遊してきました。

 後編の旅行記をはじめます。

 札幌に明るい内に来たかったのは
 JRタワーT38に登るためです。
 今回入手した周遊券でJRタワーに1回登れる権利があります。
 普通に買ったら入場料740円
 この権利は使った方が良いよね。

 どうせ登るなら昼間の色々と見えるときに登りたいです。
 そして、夕暮れを眺めるんだ。
 なおかつ、素晴らしい眺望でおいしいビールを呑むんだ。

 ということでホテルへのチェックインの時間も惜しんで重い荷物を背負ったまま
 JRタワーに入り込んだ。
 すいません。こんなむさくるしい恰好で・・・・

 先ずは38階フロアー内を一周します。



 左から、東側 の眺めです。
 真中の鉄道は千歳方面です。右側遠方が帯広方面、左側遠方が富良野方面。
 手前右側にサッポロファクトリー、改めてビール呑みに行きたいですね。

 つづいて 南側
 真ん中奥がすすきの。左奥に札幌ドーム。



 西側 に回って
 真中の鉄道は小樽に向かってます。右側には広大な北海道大学。
 奥の山には大倉山ジャンプ競技場。

 最後に 北側
 遠方に海が見えます。左奥の先は小樽です。



 一周回ったところで南側になるショップへ行ってビールとホットドックを注文し
 南側の景色を眺めながらゆっくりとビールをいただいた。

 北海道に来てから何杯も呑んでいるサッポロCLASSICだけど
 ここで呑んだCLASSICは最高に美味しかった。

 夕暮れ時間となり西側に移動して夕暮れの景色を眺めた。
 ちょっと、ぼ〜っとしてたら日が沈んでいた。


 さて、ぜひ訪れたいのが
 ここT38にある トイレ です。

 まずは大きい方の個室
 こんな絶景を眺めながらの ○○ち は
 気持ちいいですよね。




 そして、男性しか味わえない ”小” のトイレ
 まるで下界に〇〇ッコ放出するよう
 薬師丸ひろ子の「か・い・か・ん」ってこんな感じなんでしょうね。
   下品な話でゴメンナサイ

 さあ、T38を満喫したところで本日宿泊のホテルへ



 ”すすきの”があるのとは反対側、札幌駅北大側出口近くにある札幌ワシントンホテルプラザ
 いつも泊まるホテルよりちょっとランクが上みたいです。
 設備は最新で快適です。

 今日の夕食は
 これも北海道に来たら外せない
 スープカレー にしてみました。

 北大前にあるSOUP CALYI Picanteというお店
 歩いて行ったのですが、結構な距離があった。


 ベースとなるスープは、濃い系とあっさり系和風
 薬膳系の3種類と今日のスープも入れて4種類

 体に良さそうなので薬膳系を選んで、チキンは揚げチキンを選んでみました。
 揚げチキンってのは初めてです。

 辛さは100円プラスのチョット辛めにしたのですが最初のスープでむせた。

 お皿に特徴があって、チキンがスープに浸らないように上げ底で平らになっている。
 サクサクのチキンとカレーに浸したチキンの両方で楽しみました。

11月10日(木)

 北海道5日目(北海道周遊4日目)

 札幌から函館へ行って宿泊です。


 札幌 8:43 → 函館 12:34 北斗6号
 1時間遅延し函館到着は13:34

 乗車時間:1時間遅延の為 4時間51分
 乗車距離:318.7km
 





 朝食は、駅ビル内のマックで朝マック。久々に頂きました。

 函館まで乗る北斗の入線です。今日乗るのはこの列車だけです。
 「この列車だけ」にホッとするということは、今回の旅行は苦行なのだろうか。
 妻に仕事で行けないと判っていて「行きますか?」と聞いたら
 「そんな列車に乗るだけの旅行行かない」と言われました。



 地図のとおり、ひたすら海沿いを走ります。



 ここなんて、海岸線ギリギリですよね。



 この路線は絶対に海側窓席がおすすめですね。



 大きな山が見えてきました。駒ヶ岳らしいです。
 山頂が大きくえぐれています。大噴火のあとが生々しいです。

 あと2駅、”新函館北斗駅”で停車。
 もうすぐだなと降車の準備をしていたら
 「函館〜五稜郭間が停電のためしばらくお待ちください」
 だって

 その後も同じお知らせばかりで再開の目途立たず
 「停電でもディーゼル機動なんだから動くやろ」
 と思ったけど、そうもいかないようです。


 やっと停電が回復して函館駅に着いたのは1時間遅れでした。
 まあ今日は函館市内の観光をするだけだから焦らなかったけどね。



 改札口まで向かう途中でこれから列車へ乗る人達の長い列
 札幌行き北斗に乗車するための列みたいです。

 停電は午前中から起きていてだいぶ待たされた人が多かったみたいです。
 まだ1時間遅れの私は良い方でした。



 今日は駅前のホテルニューオーテに宿泊です。

 このホテル、どうも2006年に妻と函館に来た時に泊まったホテルみたいです。
 やたらと狭い部屋だったことを覚えています。
 はっきり言って安ホテルのイメージが残っていて
 前に泊まったホテルだと気付いた時には、ホテルの選択誤ったなと思ってしまいました。

 まあ、旅行支援を受けられるホテルを予約し直したのだから仕方ないですね。
 ホテルの詳細をチェックする余裕がありませんでした。
 ちなみに最初に予約していたホテルはキレイな建物でした。

 チェックイン時間前の14時ですがチェックインさせて頂けたので親切なホテルです。

 荷物を置いて市内観光に
 市電を使うと便利なので最初に乗った市電の車内で1日乗車券を購入。
 何回も乗る予定はありませんが、3回乗れば1日乗車兼の方が安いです。
 実際、3回乗りました。



 五稜郭に行きたいなと市電に乗ったのですが、目的はもう一つ”遅い昼食”です。
 ラッキーピエロ というご当地バーガーの人気店。

 ハンバーガーの他、カレーやオムライスなどいろいろあるみたいです。
 函館に行ったら絶対に食べに入ろうと思っていました。

 なにやら賑やかな建物で建物内もアメリカンっぽい賑やかな装飾です。
 レジで注文して支払いを終え好きな席に座っていると持ってきてくれるのですが
 レジでの注文に何故かとっても時間がかかっていて待たされました。

 レジ1つで前のお客さんがたくさん注文してると時間がかかってしまうようです。
 おまけに注文に悩んでしまうと余計にね。(たぶん、理由はこっち)

 いただいたのは唐揚げチキンが3個入った ”チャイニーズチキンバーガー” ね。
 なんか、チキン食べる機会が多いです。
 ビールはハンバーガーが来るまでに我慢できなくて1/3呑んじゃった。


 待たされている間に
 壁にかかっているものをみていたら
 お店のTシャツを売っているのを発見。

 これはいいなと
 オーダー時にTシャツも購入しました。


 食事も終わり五稜郭へ


 写真の輪郭がぼやけでいるのは設定ダイヤルが誤って回ってしまった為です。時々やってしまうんだよね。

 中心部分にむか〜し来た時にはなかった函館奉行所が復元されていました。
 建物に入るには入館料が必要なので入らなかったけどね。

 適当に五稜郭内を歩いて外にでました。
 もっと広くて歩き疲れた覚えがあるのですが、そんなに広くなかった。
 20代で来たあの時はどこを歩き回ったのだろう?

 今回は五稜郭タワーもパス

 市電に乗って駅前を通り過ぎて末広町で下車



 行きたいのは八幡坂からの景色ね。 坂の上から函館湾と摩周丸が見えます。

 長い坂をのぼり切ったころには夕暮れ時
 街路樹にイルミネーションを設置しはじめたところでキレイな景色を見ることができました。

 登ってきた坂道を海沿いまで下って函館湾に浮かぶ船を眺めて
 もう、函館は満足です。



 ここにもラッキーピエロのお店が
 そして隣にはこれまた”やきとり弁当”で人気のハセガワストア

 「ハセスト」は函館発祥のコンビニらしいけど、ほとんどお弁当屋さんですね。
 やきとり弁当も食べたい一品で、明日いただく予定にしていました。

 今晩の夕食はこれね。

 五島軒本店レストラン雪河亭の
 明治の洋食&カレーセット

 カレーはイギリス風カレー
 小さなビーフが入った
 普通に美味しいカレーでした。


 ビールもあったと思うが赤ワインにしてみました。

 建物は国登録有形文化財で、店内はレトロな雰囲気で広々していました。
 この建物に入るだけでも価値があります。

 市電で駅前まで行ってホテルへ

 本日の総乗車時間:4時間51分(遅延1時間を含む)
 本日の総移動距離:318.7km
 **市電は入っていません**

11月11日(金)

 北海道6日目(北海道周遊5日目)

 函館の朝を楽しんでから羊蹄山の麓を通過して小樽へ行って宿泊です。

 函館の あっさー



 港を散歩してみました。



 そのままレンガ倉庫まで散歩。昼間なら賑わっている所です。

 レンガ倉庫の中はお店になっているのですが興味ないんだよね。
 しいて入りたいのはビール園なんだけど今回はいいや。



 さんぽが終わったところで 朝市のお店で朝食 です。

 16年前もこの朝食が付いているのでホテルを決めたのだけど
 今回も朝市の朝食に引っかかってしまったのだよね。

 今回も悩んで選んだのは 銀タラ定食
 シャケは良く食べるしイカはさしみでもそうめんでも冷たそうだし
 消去していくとこれが残るんだよね。

 ちなみに不足料金を足せば海鮮丼とかにもできるんだけど
 銀タラ定食でも1450円。 「高いな」と思うのは自分だけ?



 ホテルに帰って荷物も整理したけど、まだ列車の時間には余裕があって
 駅前でもフラフラしてみるかと9時前にホテルをチェックアウトしました。

 駅でお店なんか眺めた後で、ふと観光案内図を見たら
 土方歳三最期の地碑 なんてのが近くにあったので歩いて行ってみました。

 あまり観光客が来るところでないようですね。
 公園の一角にポツリとありました。

 土方歳三はここで銃弾に倒れたそうです。


 函館 10:45 → 長万部 12:14 北斗9号

 乗車時間:1時間29分
 乗車距離:112.3km

 




 昨日は海側の席だったので
 今日は山側の席にしてみました。





 函館北斗駅からトンネルが見えた。たぶん、札幌へと伸びる新幹線のトンネルみたいですね。
 そういえば、函館に新幹線が伸びたら乗ってみようと思ってから16年。まだ乗っていないです。
 この分だと、札幌まで新幹線が伸びても乗らないかもしれない。

 大沼を通過。ここまでは山側もいいなと思ったけど
 この後、長万部まで山というか壁だったりでやっぱり海側の席がイイです。


 長万部駅

 駅前に出たら
 道の向こうに海が見えたので
 時間もあるし海にまで歩いてみました。





 昨日、食べたいと言っていた ”やきとり弁当” ね。
 今朝、昼食で食べようと駅前のハセガワストアーで買っておいた。

 このお弁当、食べ方があって
 串をお弁当の外に出して蓋を閉めて上から押さえつつ串をグリグリと回して抜くのだそうです。
 なるほど、誰が最初に考えたのでしょうね。
 ちなみに、やきとりだけどお肉は豚です。



 誰もいない砂浜に腰かけて、海を眺めながらお弁当いただきました。


 長万部 13:29 → 倶知安15:02
             倶知安 15:17 → 小樽16:27

 乗車時間:2時間43分(待ち15分)
 乗車距離:140.2km
 





 始発の長万部駅にやってきた車両。今日は1両です。
 わざわざ「今日は1両です」とアナウンスしていたので、日によっては2両になるようです。

 同じ原生林の中を走るのですが、道東よりは人家が多いです。
 エゾシカの線路内立ち入りも道東ほど多くなさそうです。



 ニセコ駅、リゾート開発のイメージを持っていましたが駅前は違うみたいですね。



 倶知安で小樽から来て折返しとなる2両編成の列車に乗り換えます。
 倶知安に来る前から東側に羊蹄山が大きく見えていました。



 余市を通過、余市にはニッカの工場がありいつかゆっくりと訪れてみたい所です。



 夕暮れ時と言ってもまだ16時半なのでですが、小樽に到着。

 今回の旅行で最後のホテルノルド小樽にチェックイン



 ちょっと奮発しちゃいました。
 小樽のホテルを予約しようとしたら安いゲストハウスか高いホテルしか空きがありませんでした。
 まあ、最後の夜だしいいかなと予約しました。



 運河を散策し市内で持ち帰りのお寿司とおつまみやお酒を買ってきました。
 最後の夜はホテルの部屋でゆっくり過ごしました。
 
 本日の総乗車時間:4時間12分
 本日の総移動距離:252.5km


11月12日(土)

 北海道7日目(北海道周遊6日目)

 最終日です。小樽を観光して新千歳空港に行き帰ります。



 最終日の朝、ホテルの最上階のラウンジから朝日を眺めました。
 夏なら海岸線から上るのだろうけど、この時期は岬にちょっと引っかかってしまいました。
 しかも下層に雲があり雲の上からの日の出となりました。
 それでもくっきり上る太陽が見えたので良かった。



 朝食は昨日買っておいたサンドイッチとコーヒー
 部屋の窓からは駅から伸びてきている道路が良く見えます。



 今回の旅行で背負った荷物です。
 30リッターのバックパックと大きめのウエストバック
 街の散策ではバックパックはホテルに置いてウエストバックのみで歩いたのですが
 鉄道移動はバックパック背負ってました。

 みなさんキャリアケース転がしていますよね。
 この格好、特に空港では異色です。

 ホテルにバックパックを預けて午前中は小樽を散策。



 市街よりは港が大好き。
 中古車積んだ貨物船が一艘。カモメが近くに下りてきた。



 港から街に戻る途中で自販機4台。
 左から、コロッケやポテトフライの揚げ物、白黒牛模様がチーズケーキ
 後の2台がザンギなどのチキン料理だった。

 北海道の人ってチキン大好きなんですね。



 小樽運河、みんなが自撮りしていたので真似てみました。
 マスクにメガネに帽子、コロナ禍でなければ怪しい人。

 小樽運河の先まで散策していたらフェリー乗り場の看板が見えたので向かってみました。
 新日本海フェリーですね。たぶん、今朝新潟から着いたフェリーだと思います。

 何度かこのフェリーで北海道に来ています。懐かしいです。
 来年はこのフェリーで北海道に来たいと思っています。



 いちよう、観光客が集うエリア「境町通」も散策。

 北一硝子やオルゴール堂、お菓子屋さんや北海道土産店が軒を連ねているのですが
 オルゴール堂だけ中に入ってみました。
 建物として入ってみても古い建物なので面白いです。



 後は通りをブラブラと歩いて、旧手宮線を歩いてみました。
 手宮線は1985年まで使われていた路線で開通したのは北海道で最初なんだって
 全長1.6km残っているのですが半分ぐらいで歩くの止めました。
 疲れたというより、飽きた。

 ここでも自撮り真似てみた。



 最後の北海道の食は小樽名物グルメ 中華食堂 桂苑 の 「あんかけ焼きそば」

 野菜にエビ、イカ、豚肉も入ったあんがかかっています。
 食べていたら、途中からスープが出てきました。(出すの忘れていたみたいです)
 ビールは小樽ビールね。

 ホテルに戻って預けていたバックパックを受け取り 小樽駅



 小樽駅も見どころたくさんあります。



 駅の入り口には列車の到着を知らせた「鐘」がぶら下がっています。
 ときどき観光客が鐘を鳴らして音の大きいのにビックリしていました。

 駅舎に入るとランプがズラリと並んでいます。
 ランプは駅のところどころでも灯りとしてみることができました。



 ホームには古い 駅票 も残っているし
 屋根を支える鉄骨には 古レール が使われています。
 この写真のレールなんて1902って読めるから100年以上前のものみたいです。



 4番ホームには 「裕次郎さん」 が立っていました。
 こうして駅をゆっくり見ることができるのも鉄道旅の楽しさです。

 今回の北海道周遊で最後の列車が入ってきました。



 新千歳空港までの「快速エアポート」
 別に指定を取らなくても座れるのですが、指定席があと1回取れるのでここで使いました。

 小樽 14:00 → 新千歳 15:13  快速エアポート

 乗車時間:1時間13分
 乗車距離:80.4km

 今日はこれが総時間と総距離になります。




 周遊した北海道路線です。稚内を周っていないのがちょっと残念です。
 総乗車時間:31時間32分
 総乗車距離:1902.3km

 もっと長い時間乗ったかと思ったけどそれほどではないですね。
 1日目と2日目が8時間29分と9時間31分で、後は少なかったからね。
 とは言え、北海道鉄道周遊 満足しました。



 新千歳空港 17:30 → 茨城空港 19:00 SKYMARK794

 北関東自動車道で自宅まで約2時間
 無事、帰宅しました。

 さあ、今度は車で北海道かな

 

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