アメリカンズカップ ヨット エンデバー
あとがき

2022年 1月22日

造船期間 2021年 8月24日 〜 2022年 1月22日
ほぼ5ヶ月

塗装作業を行っていた時は塗り重ね作業の毎日でその割に見た目は変化(進捗)もなく
まだまだ完成は遠いと思っていたのですが、塗装の乾くのを待つ間に他の作業していたこともあり
塗装後の作業が早く進み思っていたよりも早くに完成しました。

完成報告前に提供された作業道具と部材のお話



キットと共に提供していただいた工具です。

左からサンドペーパのあて木、細かい所を削るサンダー
握ると開くピンセット、小型ハンマー、クランプ

あて木は同じのを一つ持っていて粗さの違う紙をセットしておいたので活用しました。
ピンセットは押さえ作業に便利で助かりました。
後の3点はほとんど使いませんでした。



提供していただいた部材ですが
余りが出たのは2mmのハトメが12個、滑車が10小、クリートが4個
金属棒と板材は切れ端もあるが少し残った。
アイボルトと2本脚のリングは全く残りませんでした。
アイボルトもリングもたくさん使うものなのですがピッタリと使い終わったのにビックリです。
イタリアの製品とは思えない正確さなのですが、たまたまなのでしょうか。
そんな正確さはいらなくて、できれば余裕をもって提供してほしかったなあ。

ロープ用の糸ですが、結び作業で余裕が欲しかったので長目に採ったためか
最後の3本で必要な長さが採れなくなりました。
同じ糸を持っていたのでこちらで対応しました。
同じ糸を持っていたので安心して贅沢に使ったのは確かです。
持っていない人は採寸してしっかり使った方がいいと思います。

基本として部材は切れ端も上手く活用して無駄の無いように使ったほうが良いです。


それでは、完成写真です。





さすがレースヨット、鋭い船体ですね。



デッキ上はくつろぐ状態ではないようです。
油断すると滑り落ちてしましそうですね。





上のホワイトラインはもっと細くするべきでした。
そもそも上のホワイトラインは製作ガイドでは無いのですけどね。



展示では見せない裏側(左舷側)です。





でもこうして観ると左舷もいいですね。



今回いちばん力を入れた船体塗装です。
満足のいく輝きを得ることができました。



全長48.5cm(なぜか製品説明より0.5cm長くなった)
全高65cm(展示台に乗せると67cm)

美しい船体ですが海に浮かべるとほとんどが海面下になります。
実物の写真を入手したのですが帆ばかりで薄い船体が海面から出ているだけでした。
レース用ヨットとして全体で美しいのだと思います。
なのでこうして台に載せて鑑賞するのが良いと思います。



完成品は、当分机上に飾っておきます。

次回作は少し休んでから造船にかかります。

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