’23 6月 青森

 旅行名
 奥入瀬渓流・十和田湖・弘前公園・鶴の舞橋 風薫る青森 8名所めぐり 4日間
 これ旅行会社が企画した旅行名ですが、なんとも長い旅行名ですね。
 年々旅行名が長くなっていくと添乗員さんがぼやいていました。

 梅雨の時期でお天気期待できないけど6月もどっか行こうとぶっこんだのが青森への旅行でした。

6月 11日(日)



 1日目の行程です。旅行会社から送られてきた行程表から切り取りました。

 ツアーは東京駅からですが、途中乗車するため大宮駅へ
 余裕をもって早くに出発し
 大宮駅で昼食用のお弁当を買う予定で出かけました。

 普通列車のボックス席に荷物とともに座り込んだのですが
 途中から混んできたので荷物は抱えた。

 乗車時間の長いのは気にならないけど、混むのは嫌いだ。



 「途中乗車ってどうにするのかな?」と思っていたら
 事前に電話で添乗員さんから乗る新幹線の号車と座席番号の連絡を受けまして
 新幹線ホームへは入場券で入ってほしいと言われました。

 新幹線ホームには同じツアーの途中乗車らしい人がチラホラ

 大宮駅で昼食用に買ったお弁当

 美味しそうなものがたくさんあったのだけど
 おこわ2種とから揚げの無難なお弁当にしました。

 ちなみに妻は、サラダだのお稲荷だのパンだの
 目が欲していたものを全て買い込んでいた。



 乗った新幹線は”やまびこ” 途中で”はやぶさ”に2回も追い越された。
 終点 ”盛岡” に着いたのは 12:06 でした。
 今回は青森の旅ですがスタートは岩手県盛岡です。

 盛岡駅から4日間お世話になるバスに乗車して
 東北自動車道に入り青森へ

 今回のツアーは38名の参加でした。
 バスはホボホボ満員ですね。
 





 八幡平アスピーテラインに入って八幡平山頂レストハウスへ
 素晴らしい観光道路なんだろうけど観光バスで走るのは辛いですね。

 この時期、残雪があって何人か山頂でリフトも無いのにスキーをしていました。

 右上の写真は観光ポスターを転写した ”八幡平ドラゴンズアイ” です。
 外国人観光客のSNSにより広められてこの時期にたくさんの人が集まっているようです。
 でも、こんなにキレイに見えることは滅多にないようです。



 発荷峠からの十和田湖です。(ここが今回の8名所の1ヵ所目だそうです)
 トイレ休憩を含めて立寄ったのは1回だけでしたが今回のツアーで3回通過しました。

 着ているTシャツは先月行った礼文島で手に入れたシャツです。
 添乗員さんが気になったのか「何のシャツ?」って聞かれました。



 予定どおり16時頃にホテル十和田荘に到着しました。当ホテルには今日から2泊します。
 ホテルは豪華なのですが、お部屋はちょっと古めな感じですね。

 早くに着いたので散歩に行きたいところですがあまり天気が良くなかったので
 お風呂に入って夕食時間を待つことに



 18時の夕食時間となったので夕食会場へ

 部屋番号のテーブルへ案内されました。
 お鍋は”せんべい汁”です。
 鍋が沸騰したらせんべいを割って鍋に投入
 アルミホイルに包まれた焼き物はきりたんぽで
 鶏肉も入っていて味付けは甘みそ
 お寿司も2巻あっておせんべいにきりたんぽと
 なんか炭水化物が多いぞ。

 なんてことは気にせずに「先ずは、ビール」をいただく



 早々にビールを呑みほして、「八甲田おろし」という日本酒へ
 適当に時間が過ぎたところでお蕎麦が出てきました。

 ごはんもしっかりいただいて

 甘味ものと日本茶をいただいて

 「ごちそうさまでした」



 なにもしてないけどたくさん移動したので早々に「おやすみ」


6月 12日(月)



 2日目の行程です。旅行会社から送られてきた行程表から切り取りました。

 泊まっている部屋の窓からの景色です。

 ホテルは湖畔から徒歩で5分ほど離れているので
 どの部屋からも湖は見えません。

 いつもなら朝のさんぽに出かけるところですが
 小雨が降っていたのでさんぽは止めました。





 朝食です。
 テーブルは空いている所に係の方が案内してくれます。
 テーブルには四角いお盆におかずとサラダとデザートが用意されていました。
 ご飯とお味噌汁と他に何種がのおかずはバイキングで好きに取ってきます。
 なるほど、バイキングの良い所を残しつつ良くできたシステムですね。

 

 バス車内です。座席は日ごとに席替えとなるのですが2日目は後ろの方でした。
 後ろ3列は回転してコの字座席にするため座席間が広かったです。

 十和田から奥入瀬渓流に入ると渓流を車窓から眺めるのですが左右ところどころに瀧があって
 添乗員さんが都度案内するので探してしまいます。
 でも、木々の緑でほとんど見えないんだけどね。







 奥入瀬渓流を訪れたのは3度目です。
 1回目に訪れた時が一番感動しましたね。
 道路面とほぼ同じ高さで渓流の水面が見えるのは車で走っていても気持ちいいですよね。

 渓流沿いの道路をロードバイクで下ってきた外国人にイイネの意味を込めて親指立てたら喜んでくれた。
 同じホテルに泊まっていた外国人グループだと思うけど、海外から来て自転車乗るなんていいなぁ〜

 遊歩道沿いの杭に書かれていたオバケのマーク?

 いえいえ、青森県の形をしたキャラみたいです。


 奥入瀬渓谷を散策した後は山道を延々と走って、酸ヶ湯温泉を通り越し弘前市へ

 3ヵ所目の目玉「弘前公園」 時間もたっぷり2時間あるのですが

 前回訪れた時に
 弘前と言えばフランス料理だよな
 と味を占めていて

 弘前公園など無視してランチのお店へ
 事前に調べておいた弘前公園近くの
 お店へまっしぐら


 追手門広場内、県重宝指定「旧東奥義塾外人教師館」の中にあり
 歴史ある洋館でカジュアルなフランス料理を気軽に楽しめる
 サロン・ド・カフェ アンジュ



 サラダとスープと前菜 ランチメニューとは別で赤ワイン
 このスープがリンゴの冷たいスープ、ほんのり甘くておいしかった。
 もう、このスープだけで大満足。
 メインは私が肉で妻が魚。 白いご飯が美味しいです。



 食後は、シャーベットとエスプレッソコーヒー
 このエスプレッソがおいしかった〜
 ということで往復100km移動して美味しいランチをいただきました。



 帰りは追手門から城内に入り集合場所のバスに戻りました。
 妻は城内の植物園に入りたかったらしいのですが、却下したら怒ってた。



 15時頃にホテルに戻りまして部屋でちょっと休んだ後に湖畔の散策へ
 定番の乙女の像まで散策
 乙女の像は湖畔の散策路の端っこにあります。なので皆さん湖畔を延々と歩くことになります。
 設置場所を考えた方、なかなか賢いですね。
 散策路を戻ったら本日最後の遊覧船が戻ってきました。
 天気が良ければこれに乗るのも良いかなと思ったのですが、生憎の曇り空なので止めていました。

 散策から戻って温泉に入り夕食時間まで部屋でくつろいで



 2日目の夕食です。
 同じホテルで2泊目はどうなるのかと思ったら微妙に違いますね。
 せんべい汁はきりたんぽ汁に、きりたんぽの焼き物はホタテになってました。

 メインはカニですね。
 昨夜メインにあった握りずしは端に追いやられました。
 写真撮るの忘れちゃったけど、ビールの後は白ワインをフルボトルで頼んじゃいました。



 後からでてきた麺は、昨夜のうどんから蕎麦に変わってました。

 というわけで、今日もたくさん頂いて、たくさん呑んで
 最後のデザートもしっかりいただいて

 「おやすみ」


6月 13日(火)



 3日目の行程です。旅行会社から送られてきた行程表から切り取りました。

 今日は立寄る所が盛りだくさん、バス走行距離も250kmと多いのです。



 今日も朝の5時頃から散歩に行って
 先ずはホテルから真っ直ぐに湖畔沿いに出ました。



 遊歩道を歩き



 今日も、乙女の像に到着



 いろんな角度から写真を撮ってみましたが、湖側からの写真が一番良いようです。
 好みもあるけど、近くよりはこの位がいいみたい。



 帰りは、熊さんに怯えつつ森の中を歩いて十和田神社を参拝してホテルに帰ってみました。
 神社に近づいたら「ガーガー、ゴソゴソ」と壊れたラジオを様な音がする。
 なにかなと思ったら、手水舎にいるカエルでした。
 このカエル、アマガエルでなく見たことない神々しいカエルでした。

 社殿は凄く立派でした。

 ホテルに戻り、朝湯に入って
 朝食会場が開く6時45分に行ったら長蛇の列
 並びに加わりましたが進む気配がなく
 係の方がテーブルまで案内するのに時間がかかってるみたい
 予定を変えて部屋に戻り荷物をまとめて
 チェックアウトを済ませてから朝食をいただくことに

 静かになった会場で朝食をいただきました。


 昨日は副菜を持ってき過ぎたので、今日は事前に用意してもらったものにちょっとだけ副菜を加えた。
 それでもいつもより多い朝食です。



 本日、最初に訪ねたのは”鶴の舞橋”
 全長300mのこの橋は、三連太鼓橋では日本一長い木橋
 岩木山の雄大な山影を湖面に美しく映す「津軽富士見湖」の両岸を繋ぐ橋です。(岩木山、雲に隠れていたけど)

 吉永小百合さんが出演するCMでこのスポットを知った人も多く観光客も増えたようです。

 今日は暑くなりそうなので軽装にしました。



 向こう岸でバスから降りて橋を渡り、こちら側に回送してきてくれたバスに乗りました。
 これは団体旅行の良い所ですね。(個人なら自分が回送役になる)

 続いて向かったのが青函トンネル記念館



 右がツアー料金に含まれている記念館の入場券
 左が別料金(団体割引で1080円)の体験坑道乗車券



 昼食は時間節約の為、事前に注文していたものが記念館レストランに用意されていました。
 指定されたテーブルにホタテカレーは置かれていて、ウニラーメンは着席した後すぐに出てきました。
 私が頼んだのは、ホタテカレーね。しっかりホタテが2個のってました。
 食事が済んでから記念館内の展示物などを見て坑道に下っていくケーブルカーの出発を待ちます。



 さ〜て、ケーブルカーに乗車だ。
 遠慮して最後に乗り込んだのですがドア横左右の2席が空いていたので先頭付近に座り込み。
 私の席は運転手の後ろで下って行く先が良く見えました。
 海面下140mの作業抗まで下って行きます。



 下りてきた坑道は作業抗として使っていた一部だそうです。
 一部に作業者用トロッコや掘削機が展示されていました。



 説明してくれる方の後ろを着いて行ったら帰りのケーブルカーは先頭に座ることになってしまった。
 ねらっていたわけではないのですけどね。
 乗車券の一部は「体験証明書」になっていました。

 続いて向かったのが津軽半島の竜飛崎(青函トンネル記念館からすぐです)



 海峡の向こうには北海道が見えるらしいのですが、今日は見えませんでした。



 竜飛崎の下にある”階段の国道339号” 当然ですが車は通行できません。
 階段の国道が青森当たりにあることは聞いていたが、この地だとは知らなかった。
 半分ほど歩いたところで引き返しました。
 下には港があってちゃんと生活道路として活用されているようです。
 というか、この国道は観光名所としてあるわけではないようです。



 階段国道を登り切ったすぐ近くにある”津軽半島冬景色の碑”
 碑の前の大きなボタンを押すと石川さゆりさんの歌声が流れます。
 年配の方々に大うけで何度も曲が流れてました。

 津軽半島を南下しまして青森市内を通過してたどり着いたのが今回の最終宿泊ホテル


 

 ホテルの目の前はビーチになっていて海が見えます。
 こちらもちょっと古めかしい部屋ですが綺麗です。

 部屋の窓から右手を見たら
 日の入りが見えました


 日の入りを見ていたいところですが19時になったので夕食会場へ
 (日の入りはテーブルが窓際だったのでしっかり見えました)



 今日も豪華な夕食です。

 それにしてもこんなの食べて
 3泊目ともなると
 確実にデブになっています。
 





 今日はビールをいただいた後に、”ねぶた”という日本酒をいただきました。
 そして最後にデザートをいただいて 「ごちそうさまでした」



 夕食を終えたところでロビーの売店に行ったら”青森りんご”のTシャツが目に入った。
 今回の記念Tシャツとしてこれを買い求めました。
 妻も気に入ったようで色違いのピンク地を購入

 部屋に戻ってそのままTVでも見ながら就寝と思ったのですが
 ロビーで開催されている三味線LIVEが気になって聴きにいきました。
 その辺の素人に毛の生えたような人がやっているのかと思ったらしっかりプロの演奏者で
 すばらしい演奏でした。

 ということで今日は盛りだくさんだったなと思いながら 「おやすみ」

6月 14日(水)



 4日目の行程です。旅行会社から送られてきた行程表から切り取りました。
 工程表では9:00頃にホテルを出発となっていますが、これだと広大な遺跡の見学が忙しいということで
 添乗員さんの計らいで8:15となっています。



 窓から見下ろしていたビーチ
 やっぱり散策してみたいよなということで
 朝のさんぽで歩いてきました。
 なぜか飛び跳ねている ”妻”

 ホテルに戻る途中にあった
 ”巨大なイス”
 巨人が居るのか?


 さんぽを終えてホテルに戻って
 朝湯に入って朝食

 昨日と同じテーブルです。
 静かな朝食会場はいいですね。





 ホテルから45分ほどで三内丸山遺跡に到着



 広大な敷地には再現された住居などが点在
 竪穴式住居の中に入ってみると通気もよく夏は涼しそうだし冬は暖かそうで快適空間です。
 ぜったいに私のテントより快適です。

 こちらは大きな茅葺屋根の建物の室内
 現在でも充分に通用する建物です。

 縄文時代 私が思っていたより快適な社会だったようです。


 最後の訪問地 昼食と散策で青森市内(駅前)へ



 バスは”ねぶたの家 ワ・ラッセ”の駐車場に



 お土産と喫茶などが入っている”A-FACTORY”へと歩いていくと
 最近はやりのご当地名の大きなローマ字切り抜きとリンゴのイス

 昼食はお食事処かお寿司屋さんを
 考えていたのですが
 なんとなく青森ラーメンが食べたくなって
 駅前の長尾中華そばへ
 煮干しラーメンなんですが
 なかなかの塩分濃い目のラーメンでした。
 選んだ麺が細ちぢれ麺で
 どうにもチキンラーメンの食感で
 失敗しました。


 ちなみに、有名な”味噌カレー牛乳ラーメン”に挑む勇気はありませんでした。

 市場にでも行ってみようかと思ったのですが、月に一度のお休みだったようで
 ねぶたの家 ワ・ラッセ へ



 館内には昨年のねぶた祭りの優秀作品が3台展示されていました。
 どれも迫力の作品なのですが、細部も丁寧な作りにビックリです。

 残った時間で”A-FACTORY”に立寄って
 アップルパイとアイスコーヒーを
 持ち帰りでゲットし

 アイスコーヒーを飲みながら
 記念館として停泊している青函連絡船
 八甲田丸を眺め
 バスへと戻りました。


 バスで新青森駅まで行き、ここで4日間お世話になったバス(運転手さん)とお別れ
 新青森駅発13:16のはやぶさ26号でお帰りです。

 数組が皆さんに見送られながら16:08大宮駅で途中下車

 私たちは北陸新幹線に乗り継ぎまして
 16:47高崎駅に戻りました。

 新幹線って早いけど
 乗った時点で旅の雰囲気無いですね。


 さて、団体旅行の新幹線って乗車券も指定席特急券も
 渡されなくって、改札を通過するときは
 団体通用口を通過なんですよね。
 途中下車はどうするのかと思ったら
 これで精算してくださいと
 薄っぺらの紙を渡された。
 この紙、年々小さくなっているそうです。

 とってもお値段が安かったのでなんとなく行った青森でしたが
 こうして青森を周ってみると下北半島も行ってみたいと
 また、行きたい場所が増えてしまった。

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