'22 秋 in 信州高山村 五色温泉

  今回、訪ねたのは信州高山村にある「五色温泉 五色の湯旅館」さん
  実は8月に私が札幌に行っている最中に妻と娘で訪ねている温泉旅館です。

  妻がよっぽど気に入ったのかおごるから行こうよというので訪ねることになりました。

 9月24日(土)

  家を出たのは9時頃
  上信越道を使って信州に入り長野ICを通過し須坂長野東ICで高速を出ました。
  あとは山道に入って行きます。妻が行った時と同じルートを辿っています。

  前回は手前にあるワイナリーに立寄ってから昼食のお蕎麦屋さんに向かったので
  ちょっと遅い時間となりセット物のご飯が無くなって食べれなかったらしいです。
  今回は、先にお蕎麦屋さんを目指しました。

 

  お蕎麦屋さんに到着したのが11時45分頃。家から3時間弱。高速は早いね。
  人気のお蕎麦屋さんなんですね。待ちのお客さんが店先にチラホラ。
  順番待ちの名前を記入して待つことにしました。

  11時30分に開店で、開店時に並んだ人たちが入った直後だったので待ちは長くなり
  1時間くらい待って席に着くことができました。
  まあ、急いでないからいいか。

  私が頼んだのは冷やし蕎麦のミニ天丼セット、妻は前回食べたかったミニかつ丼セット。
  お蕎麦はうれしい十割蕎麦ですね。ツルツルとはいただけずモグモグといただきます。
  普通の蕎麦より「”蕎麦”を食ったなぁ〜」と充分満足しました。

  ちょっと山を下りましてワイナリーへ向かいます。

 

  ナビのセットは役に立たず、先月行っている妻のナビに従ったのですが
  信じられないような農道に入って辿り着きました。
  因みに前回は、助手席の娘がスマホで確認しながら辿り着けたそうです。
  大きな建物ですが、売店はガラスの所の一角で後は酒造施設です。


 

  ワイナリーの周りは葡萄畑でいっぱいでした。
  ワイン用の葡萄の木は初めて見ました。
  ヨーロッパに行った気分ですね。

 

  直立した木々の下側に葡萄が生っています。これなら、収穫しやすいですね。
  こちらのワイナリーの製品”Nachu”が赤、白、ロゼと家の部屋に並びました。
  8月に3本買ってきていたのですが、赤と白が終わったので今回また買ってきました。
  (宿で呑んだりでちょっと減っています。)

  一番右の”CiaoCiao”は、別のお店で求めた高山村のワイン農家「カンティーナリエゾー」さんのワイン
  丁寧に造られているようで、呑むのが楽しみです。

  ワイナリーを出て、お土産屋さんを覗いて本日のお宿に向かいます。

  途中にあった”八滝”
  八段になって流れ落ちていることから
  八滝と名付けられているようです。
  昨日までの台風で流量は多いのですが
  何処を区切って8段なのかは不明でした。

  もう一つの”雷滝”というのは
  怖いから行きたくないと妻が言うので
  通り過ぎました。
 

 

  3時ちょっと前に本日お世話になる「五色の湯旅館」さんに到着。

  与謝野晶子が
  ”五色の湯板のかこひの内側に うす墨をする秋の夕ぐれ”と読んでいる宿です。

  古くは「ランプの湯」として親しまれ、一軒宿の秘湯として愛されていたということで
  部屋の灯りはランプ調になっています。

 

  窓からは松川渓谷の清流が見えます。

  お風呂に浸かってから夕食です。

 

  お食事処に部屋ごとに用意されていました。

 

  信州サーモンのお刺身、お蕎麦、中央には、手前に食前酒、珍味が各種
  手前には胡麻豆腐と栗の入った茶碗蒸し、鍋の中には赤々としたイノシシの肉

 

  ビールは高山村の地ビールをいただいてみました。サワガニの唐揚げは、当館の名物料理です。
  後から焼き立てで出てきた山の中の旅館でうれしい岩魚もいただきました。

 

  もう、食べ過ぎているのでご飯は少しにしました。最後に、デザートで葡萄3種

  いつものとおり食べ過ぎて、呑み過ぎて、そうそうに「おやすみ」

 9月25日(月)

  おはようございます。
  願ったり叶ったりの良い天気です。

  そうそうに目が覚めて、朝湯に浸かって

 

  朝食は、昨夕と同じ食事処で
  お米が美味しいのでご飯を2膳もいただいてしまいました。

  部屋に戻ってもう一度お風呂に行き宿をでることに
  ふと見ると、旅館の入り口に沢がにの詩が刻まれていました。

  今日は志賀高原に抜けて渋峠を越え、草津を通過して帰るのですが
  いただいたクーポンを使って高山村のお土産を買うため昨日下見をしておいたお土産屋さんへ戻りました。

 

  そんな買い物をしてから、旅館の方に戻るのですが
  今日は天気も良いし、昨日は通り過ぎた雷滝に立寄ってみました。

  スゴイです。滝の裏側がえぐれていて滝を裏から見ることができます。
  前日の台風による雨で水量が多いためでもあるが滝の勢いがえげつないです。

  妻は先月訪れていて怖いからイヤだと言っていたのですが、ここは訪ねなければいけないところです。
  あぶなくスルーところでした。

 

  志賀高原へと抜ける道の途中には冬はスキー場となる牧場があって
  ウシさんがモーモーしていました。

  いやー、それにしても志賀高原まで抜ける山道は狭くて曲がりくねっていて
  妻はよくこんな道を通れたねって言ったら、「もう、イヤになった」って言ってました。
  まあ、途中の景色は良かったけどね。

 

  やっと、グンマと長野の県境にある横手山に到着しました。

  横手山はグンマでは100名山に入っているけど、長野では名山に入っていないようです。
  そりゃそうだよね。長野には日本を代表する名山がてんこ盛りだもんね。
  そんな横手山をガイドさんのご案内で”天空のおさんぽ”してみました。
  この辺は、先月訪ねて来ているガイド(妻)がいるので楽ですね。

  先ずはスカイレーターという動く歩道で斜面を登ります。
  ずっと斜めの姿勢はなんか不安定です。

 

  つづいて、”横手山スカイペア”というリフトに乗って一気に標高2307m山頂へ

 

  山頂駅クランペットカフェ2Fのテラスからの長野方面の眺めです。
  遠くに見えるのは日本アルプスの山々、手前には長野市内も見えます。

 

  日本一標高の高いパン屋さんがある”横手山ヒュッテ”にいきまして、ベランダでパンとコーヒーをいただきました。
  ここのパンがとっても美味しいのだけど、ここで食べるからなのだろうかといつも思います。
  持ち帰ったことがないので解りません。

  山頂の広場を歩いてグンマ側に下る”渋峠ロマンスリフト”へ

  右側の建物が県境をまたぐ”渋峠ホテル”
  県境で色分けしています。

  奥に見えるのがグンマの山々。
  太平洋側は台風の影響で雲が多いです。

  冬はスキー場となる斜面なので
  歩いて山頂を目指す人も沢山いました。
  見た目ほど楽そうじゃないけどね。
 
  渋峠ホテル前からスカイレーターのりばまでシャトルバスで戻ります。
  戻るまでの景色も自分が運転していないのでゆっくり見ることができました。

  横手山には何度も来ているけどぐるっと回るコースは初めてでした。
  いつもより2倍楽しめたような気がします。
  ただ、いつもこの運行ではないようです。

  車の戻りまして、草津を通って、八ッ場ダムで一休みして帰宅。
  ぐるっと回るドライブコースで、秘境の温泉に浸かって、楽しめました。
  冬は冬季閉鎖なので春か新緑に再訪したいコースですね

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