'22 梅雨 四万温泉 積善館

 10念ぶりに四万温泉の積善館に宿泊してきました。
 積善館での宿泊は2012年2月以来です。

 積善館と言えば「千と千尋の神隠し」のモデルになったということで有名ですし
 元禄4年開業の古いお宿として有名です。

 6月22日(水)

 チェックインは15時、自宅からだと午後に出ても間に合うのですが10時頃に家を出た。



 昼時には四万温泉に着いてしまい、共同駐車場に車を駐めて温泉街を散策。
 お蕎麦屋さんでお昼としました。
 温泉街をフラフラしていらたなにやら人がたくさんいて、近づいたらロケをしていた。
 タレントさんらしき人も3人ほどいたけど、知っている人ではなかった。

 温泉街から細く狭い坂道を登っていくと旧第三小学校の校門が現れます。
 平成 17 年に閉校した木造校舎の小学校です。
 今は国際現代芸術祭『中之条ビエンナーレ』などの会場にもなっており
 期間中は作品の展示が行われ中に入ることもできます。

 まだチェックインまでに時間があったので上流の四万川ダムを訪ねてみました。



 ダム下からダムを眺めて、くねくねした車道を上り
 ダム側面から眺めて



 ダム上からダム湖を眺める。
 水量が少ない。水不足が心配だな。
 下流側、この先には温泉街があります。

 ふと足元を見れば
 ニホンカモシカの親子が絵柄になっている
 マンホールがあった。
 こりゃ、コドモの絵だな。




 ダム湖側の丘に登ってダムを眺めて
 ダムの上流に行ったら、もっとカラッカラだった。
 水面下にあんな平らなところがあったのですね。



 ダム管理錬に立寄ってダムカードをいただきました。
 青い縁のが通常のダムカード、カルタ風のものはこの地域のカルタとして作ったそうです。
 カルタのものは読み札と2枚ね。
 絵柄の2枚には裏側にはDAM−DATAが記載されています。
 完成年が1999年って、意外と新しいんですね。
 もっと昔からあったかと思った。

 そんなことをしていたら、お宿のチェックイン時間になったのでお宿へ



 この赤い欄干の橋を車が入り込んで良いのかと躊躇しつつ
 橋を渡り玄関前で宿の方に声を掛けて駐車場に案内していただく。
 左に折れて建物の間のトンネルをくぐり川沿いの道に縦列駐車。
 (大型車は別の駐車場に案内されるそうです。)



 お部屋です。
 2階の川に面した部屋です。10年前はこの上(3階)の部屋でした。
 今回、階を1階上がらない分だけゴチャゴチャ感は薄れました。
 部屋の造りは同じなのですが、内側は完全に改装されていますね。
 10年前に宿泊した時の老朽感は感じません。

 さっそく昭和4年に造られたという洋風でモダンな「元禄の湯」へ行き
 前回は入るのを躊躇した人が1人が横になって入るのがやっとの蒸し部屋へも入ってみた。
 タイルで造られた椅子に横になるのですが、しっかり蒸されました。

 部屋に戻ってビールなんか飲んでゆっくりし、夕食前にもう一度「元禄の湯」に行った。



 夕食は、18時から新しくできた1階の食事処「積善や」でいただきます。
 部屋にパンフが置いてあり、昼は食事処として営業しているようです。
 釜揚げうどんが売りのようで、こんど食事に来るのも良いかもしれない。

 自分で部屋に運んで夕食をいただいても良いということなので部屋で頂くことにしました。
 食べ終えたら、食器を食事処に19時半までに戻さなければいけないのですが
 料理を何種か自前のお皿に移して部屋でゆっくり頂きました。



 積善館には他に「山荘」と「佳松亭」という2つの建物があります。
 それぞれの建物をトンネルやら渡り廊下やらエレベータでつないでいます。
 そんな通路を通ってみると、なんか異次元に入り込んだ気分になります。



 部屋の窓からぼ〜っと
 灯りに照らされた赤い橋を眺めながら
 酔っぱらって寝ました。
 

 6月23日(木)



 朝早くに目が覚めて、「元禄の湯」朝湯を浴びて
 自前のコーヒーを入れて朝食までの時間をつぶす。



 食事処で朝食です。
 今日は、お粥にしてみました。
 こうしてきれいに盛られた朝食っていいですね。



 さて、今回の宿泊代ですが12,250円でした。
 10年前が厳冬期の格安で4,700円だったので季節が違うとはいえ高くなってます。
 ただ、今回は「愛郷キャンペーン」で-5000円、ポイント割引で-1100円で
 支払いは6150円。
 おまけに、商品券が2000円、引換券が1000円相当分。
 実質、3150円。
 とってもお得に泊まれせて頂きました。

 おしまい

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