'22 春 桐生 乗り鉄の旅
 Sub Title1 わたらせ渓谷鐡道 に乗ってきた 
 Sub Title2 ついでに 上毛電気鉄道 にも乗ってきた 

 4月11日(月)

 先週、日光の帰り妻に列車を楽しんでもらった「わたらせ渓谷鐡道」
 白々しく優しさを振舞っているように見えるが、実はあれは私の下見という思わくがあった。
 下車駅で待っている間に沿線情報を集めていました。
 そんなことで実に2年ぶりの列車旅です。

 コロナ禍に入って3年目に入ります。
 感染を避けるためリスクのある公共交通機関は
 この2年乗っていませんでした。
 たぶん生まれてからいままで
 2年も乗らなかったことは無いと思います。

 3年目に入り
 withコロナの生活を考えなければならないかと
 リスクはありますがバス・列車に乗ってみることにしました。
 
 朝、家からバスで最寄駅まで行きJRでわたらせ渓谷鐡道(通称:わ鐡)の始発駅「桐生」に向かったのですが
 早々に、読みを誤ってバスが予定の時間から遅れたため予定の列車に乗れなかった。
 久々の列車旅は初っ端から上手くいきません。

 

 やっと始発駅の桐生に着きました。とりあえず駅の自販機で”1日フリーきっぷ”を購入。
 わたらせ渓谷鐡道、国鉄の時は足尾線と呼ばれていました。
 JRになってから第三セクターとなって運営されています。
 国鉄の時に足尾まで乗ったことがありますが、景色とかの記憶はまったくありません。

 

 最初に乗った列車は途中の大間々駅止まりでしたので、とりあえず大間々駅まで
 駅前のコンビニでサンドイッチとビールを購入しておきます。

 

 大間々駅には車両基地があるのでいろんな列車が待機しています。
 日曜祝日に運行されwる観光列車のトロリー車も停車していました。

 

 大間々駅から再乗車。とりあえず最終駅一つ手前の足尾駅まで行くことにします。
 最終駅の藤間駅は先週駅前を散策済でなにも無い事を知っているのでパスです。

 途中の先週妻が降りた水沼駅を通過


 

 車窓からは桜がいっぱい。

 乗った列車はベンチシート
 こうなるとサンドイッチを食べるのもビールを呑むのもダメですね。
 しっかりと車窓を楽しみました。

 

 神戸駅です。(”こうべ”と読みます)
 上り車両との交差のため数分間停車しました。
 ホームに出て写真をパチリ

 

 車窓からも跨線橋をパチリ

 

 途中の鉄橋を渡るときに見えた桜。キャンプ場らしい。
 後で調べたら私にはちょっと料金お高めのキャンプ場でした。
 でもこの時期にあの桜の中でキャンプならいいかな。

 

 こちらは沢入駅(”そうり”と読みます)
 駅舎は、無人駅のようですが綺麗なログハウスです。
 反対側のホームの待合室も風情があります。

 

 足尾駅で下車しました。町の名前の駅だから賑やかなのかなと思ったらそうでもないようです。
 駅前には商店が1軒だけでした。
 黄色い列車は炭鉱で使っていた車両のようです。
 桜が満開なのがウレシイ。

 

 となりの通洞駅まで足尾の街を歩いてみようと思っていたのですが
 列車の中で食事できなかったので、足尾駅の駅舎で食べる(呑む)ことに
 ぼーっとしていたら折り返しの列車が来た。

 

 渓谷の車窓を楽しみながら神戸駅で降り、跨線橋を渡って反対側の列車に乗り換え。

 

 車窓を楽しみながら乗り鉄して足尾駅ひとつ手前の通洞駅で下車。
 ここが足尾の街の中心のようです。折り返しの列車が来るまで街を散策。

 

 街角に在りし日の賑やかだった頃の写真が掲示されていました。
 ワイワイ、ガヤガヤ、ドンチャンと賑やかだったようです。

 

 再び神戸駅まで戻りまして
 ホームに隣接している旧特急車両を使ったレストランでビール

 

 神戸駅の周りは花桃の木々でいっぱいでした。
 撮影ポイントとしても最高なんでしょうね。沿線はカメラマンがいっぱいです。
 そんな私も1時間ほど沿線を歩き回って写真撮ってきました。

 

 最後は、神戸駅から桐生駅まで帰ります。
 進行方向に向かって右側先頭のベンチシートに座ったので前方の風景も見えたりして楽しく列車に乗りました。

 

 18時近く、桐生駅到着です。
 今日は、駅前のビジネスホテルに泊まります。
 日帰りで家に帰っても良かったのですが、愛郷キャンペーンで宿泊補助が出るということで泊まることにしました。

 

 久々のビジネスホテルです。
 ゆったりベットで寝られてトイレもシャワーもコンパクトにまとまったこの空間が大好きです。
 夕食ですが、感染のリスクをおかしてまでお店で食べたくないので部屋で食べることにしました。
 買い求めてきたのは、たま〜に無性に食べたくなるケンタッキーです。

 4月12日(火)

 

 朝です。
 部屋の窓からは眼下に桐生駅のホームが見えて、その先の市街も見えます。
 桐生の市街の北側は山です。

 衣紋掛けにビニールが掛かっている。何かな?とよく見たら”けむりフード”という物でした。
 火災の時にこれを被って避難するものです。
 以前からあったのでしょうか。仕事で泊まっていた時に見た覚えがありません。
 まあ、いつもヨッパラッテ部屋に入っているから見ていないか。

 今日は市内を散策してから帰ることにしてみました。
 ホテルでいただいた観光地図です。
 

 先ずは桐生駅構内の物産品店に立寄りまして

 

 今回の旅の記念にと”桐生人”Tシャツを購入
 流石、”繊維の街”桐生ですね。いい生地を使っています。

 桐生駅から北上し西桐生駅を通過して「桐生が岡動物園」を目指してみました。
 これがとってもキツカッタ。西桐生駅から1km程度なのだろうけど
 動物園は岡の上でした。

 昔、子供を連れて行ったことがあるのですがクルマで行ったので坂を上る苦労をしていなかった。
 折角たどり着いてみるとコロナ禍で今日は休園になっていた。まあ、いい運動をしたということですね。
 そのまま岡を下って「重要伝統的建造物群保存地区」へ

 

 「一の湯」さん 銭湯です。今は営業していません。

 

 他にも、古い建造物が点在しています。
 通りに面していないところにもノコギリ屋根の機織り工場だった建物群が見えました。
 
 それよりも目についたのが
 この、篠原涼子さんのポスター
 街中のいたるところで目にします。

 篠原さんは桐生出身で
 桐生の為ならと
 ノーギャラで
 ポスターのモデルになってくれたそうです。
 

 

 2時間ほど市内を散策しまして上毛電気鉄道の西桐生駅に戻りました。
 列車発車までの待ち時間に、散策中に立寄ったパン屋で買った焼きそばパンと缶コーヒーで昼食

 

 西桐生駅から中央前橋駅まで690円
 こんな硬券も最近はなかなかお目にかかれなくなりましたね。
 改札を抜けると真正面にホーム、この光景が大好きです。始発(終着)駅っていいですね。

 

 上毛電鉄は社内に自転車をそのまま持ち込むことができます。たしか、追加料金無しだと思います。
 ふつうにママチャリの方が2名乗っていました。

 途中の赤城駅
 ここで東武電鉄に乗り換えれば浅草や日光に行くことができます。
 こうして乗ってみると沿線地域の方にとっては便利そうですね。

 

 線路はほとんど真っ直ぐで車窓からは平らな田園風景が見えます。

 

 約1時間ほどで終着の中央前橋駅に着きました。
 とっても立派な駅舎です。

 

 シャトルバスに乗ってJRの前橋駅へ
 こちらは高架の下の駅舎で駅の存在感が無いですね。ちょっと残念。

 ちなみに桐生から前橋へはJRの方が安いし早いです。
 なので上毛電鉄を通しで乗るのは「乗り鉄」だけでしょうね。

 ローカル列車の旅を満喫しました。
 久々の列車、列車旅の感覚をちょっと取り戻せたかな。
 それにしても、遠くに行きたいなぁ〜〜

 おしまい

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