’21 6月 利平茶屋森林公園キャンプ場

 今回利用したキャンプ場は
 群馬県桐生市黒保根町にある”利平茶屋森林公園キャンプ場”です。

 あすあさっては天気良さそうだな。
 どこか良いキャンプ場はないかなと検索してヒットしたキャンプ場です。
 予約状況を確認したら空いていたので予約しました。

6月 9日(水)

 家からナビ検索で所要時間1時間半とでた。
 チェックインは14時からということなので昼に出ても余裕です。
 というかもっと早くに入りたいのだけど14時からなので仕方無い。

 11時頃に家を出て、途中で買い物して
 幹線道路から外れて山を登っていくこと約10km
 適当に時間調整して14時チョット過ぎて到着した。

 途中で、登坂の直線道路の真中に鹿が立っているのに遭遇。
 写真を撮る余裕もなく、見つめ合う状態となり
 クラクションを鳴らして逆にびっくりして突っ込んで来たら困るし
 じっと待っていたら森の中に入って行った。
 奈良公園でシカに会っても怖くはないけど、こんなところで会うと怖いです。

 やっと到着したらゲートにクサリがかかっていてここから先侵入禁止。
 とくに案内もないので適当なところに車を止めて歩いてゲートをくぐったら
 左手の階段を上ったところに管理事務所というのが見えた。
 ここで受付なのかと入ってみたら確かに受付、管理人さんが2名いました。
 はじめてで案内が無いとドギマギしてしまいます。

 これが領収書

 1230円というのは、ソロにはありがたいほうかな。
 タープは追加が発生するので止めにしました。
 今回、薪は持参したので買わなかったけど
 薪が200円というのはいいですね。

 テント泊よりも園内には洒落たバンガローがあって
 6人用バンガローが5230円ていうのは魅力ありますね。

 ちなみにこのキャンプ場、森林の中を歩いたら
 薪になりそうなものたくさんありました。
 前日までの天気にもよりますが
 湿ってなければ使えますね。





 管理事務所前に掲げられていた公園の案内図です。
 公園内のほとんどのエリアはバンガローでテントサイトは一番奥の橋を渡った先と案内されています。
 利用者はゲートのクサリを外して中に車で入ることができますが
 登山で山に入る人は左下の広い駐車場に車を駐車しているようです。

 左が事務所で渡された公園内の案内図なのですが
 テントサイトは手前の芝生広場になっています。

 もともとのテントサイトは使われなくなっているようです。

 荷物の積み下ろしは楽でいいですね。


 ここは昔、赤城山に登るケーブルカーの駅が
 あったところだそうです。
 ケーブルカーの階段状のプラットホームが残っていました。
 1957年に開業して10年ほどで廃業したようです。

 短い営業期間でしたね。
 あまり乗降客がいなかったのでしょうね。



 テントサイトは、駅前のロータリーになっていた駅前広場だったところですね。
 営業していた時のここに来てみたかったです。



 そんなローターリーの中の芝生広場のど真ん中にテントを設営しました。
 先客は1人で写真の左枠外に設営されていました。
 ちなみに今日は3人でもう一人は夕方来ました。

 テントサイトのMAX収容数は10張りですが、今はコロナ対策で密を避けるため
 5張りに制限されています。5張りだとゆったりですね。

 今回のニューギヤーをいくつか実演デビューです。



 左上、ワンポールテント内のインナーテントです。
 ワンポールテント内は地べたなのでなにかテントの隙間から入ってきたらイヤだなあと思っていました。
 まあ、そんなに私はデリケートじゃないのだけどね。

 布でも覆われた中だと気持ち的に安心です。
 なかなか手に入らない品だったのですが、1月に店頭に並んでいたので悩まずに購入していました。
 むか〜し、家の中で蚊帳を吊って寝ているようなものですね。

 右上のテーブルは先日買い求めてしまったものです。
 いままで使っていたテーブルで満足していたのですが
 組み立てにちょっと手間がかかりますが折りたたんだ時のコンパクトに惹かれました。



 天板もアルミでしっかりしているし高温にも耐えれます。
 もう一点、角に差して立ち上がっているランタンポールってのもうれしいですね。

 さて、本日の夜宴ですが



 美味しそうなチリ産赤ワインで
 お供は、ミックスサラダ、マカロニサラダ、中華春雨サラダ



 メインのステーキを焼いて
 もちろんヒロシさんから頂いた鉄板で焼きます。味付けはスパイスのみね。
 安い肉だけど、とっても美味しくいただきました。



 もう一つのメイン、セブンイレブンの”金のビーフシチュー”
 いつも買い求めている近所のパン屋さんのフランスパンと共にいただきます。

 そんなこんなで、いつものことですが
 明るい内から呑んでいたので早々に酔いまして、早い時間に就寝です。
 

6月10日(木)

 昨夜、早くに寝たので4時ごろに目が覚めた。
 ウダウダしながら4時半ごろにトイレに行こうとテントから出てみた。



 芝生広場のテントサイト。
 ケーブルカーの駅前ロータリーだったところね。



 7時過ぎたころに管理人さんが軽トラに乗って巡回に来ました。
 「なにもありませんでしたか〜?」と聞かれたので
 「ないも無かったよ〜」と答えたのですが
 「あずまやの電気は点いていたの?」と聞かれて
 「いえ、点いていませんでしたよ」と答えたら
 「ケモノ除けで点けておいた方がよかったのに」と言われた。
 「なにもありませんでしたか〜?」というのはケモノのことだったのね。

 いつものキャンプ場と違い完全に山の中。管理棟はとっても離れているし夜間は不在。
 周り中にケモノがいたんだよね。なにも無くて「よかった〜」

 朝 食



 ”おいしい牛乳”とコーヒーを添えて

 タマゴを焼いて、家から持ってきたハム2枚、昨夜食べきれなかったサラダで
 こちらも昨夜食べきれなかったフランスパンでサンドイッチにした。

 スープは昨夜の残りのビーフシチューをお湯でのばしてみたけど
 これは、味のうす〜いスープで味気なかった。
 コンソメでも入れればいいかなと思ったけど、面倒なのでそのまま飲み干した。



 朝食も済んで
 ちょこちょこと荷物を片付けていたら、そこそこ撤収の目途がついて時間に余裕ができたので
 朝のさんぽに0.7kmほど行ったところにある”山崖の滝”に出かけてみた。

 吊り橋を渡って、以前テントサイトだったところにわたり上流へ
 テントサイトは、整備されたサイトだったようですが、今は無残な状態になっていました。



 三崖の滝までは石がゴロゴロした山道をたどって、20分ほどでたどり着いたのですが
 朝の山深い森林の中、ぜったいにケモノ達のエリアだよな。クマさん出てきても不思議ではないよな。
 クマ除けの鈴を持っていなかったので、行きも帰りも声を出しながら歩いた。
 滝は素晴らしかったのだけど、生き返りの寂しさと恐怖っきり記憶に残ってない。

 今回のキャンプ場
 自宅からそんなに遠くないし、値段も手頃だし、予約も取りやすそうなので
 また、使ってみようかと思います。

 ただ、トイレはあまりよくないですね。
 和式トイレなのは仕方無いとしてトイレの洗浄装置が故障していて流れなくて
 水道から置いてあったバケツに水を汲んで流しました。
 

 おしまい  

 

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