'19 冬 舞鶴

 Sub Title1 舞鶴へ進水式のお祝いに行ってきた

 

 2月22日(金)



 高崎8時43分発の北陸新幹線「はくたか」に乗車。
 乗車してすぐに進行方向左側に浅間山が綺麗に見えた。

 東京へ向かう新幹線では旅行気分になれないが、逆だと直ぐに旅行気分になれる。
 こちら方面に乗車するのは、12月の乗り過ごして軽井沢へ行っていらいだ。(汗

 

 いくつかのトンネル抜けて軽井沢、長野と通過し乗車して1時間30分ほどで日本海に出た。
 金沢に到着したのが11時2分、速いものである。

 

 昼食はどうしようかと金沢の駅構内をフラフラし
 結局、これから乗る在来線特急のホームで駅弁を購入。
 金沢11時48分発の「しらさぎ」に乗って敦賀へ

 やはり列車の度には駅弁ですね。こちら、「百万石弁当」という駅弁です。当然、ビール付。

 

 金沢を出発して10数分。この辺にお友達が住んでいるいるので、写真を撮った。
 さっそくフェイスブックに「なんか、知らない所に来た〜」とあげたら
 そのお友達からすぐに「どこだよここ。。。。見たことあるじゃないか?    うちだよ!」
 と反応があった。ウ シ シ

 金沢から先の路線は初めてなので福井とか鯖江とか駅に着くたびに興味深々。
 あわら市なんて初めて耳にしたけど「ちはやふる」の作者の出身地なんですね。
 この辺は、いつかゆっくり訪れたいところです。

 

 13時9分敦賀に到着。13時13分発の小浜線に乗車して約2時間
 東舞鶴までローカル列車の旅。

 今回、舞鶴を訪れるにあたって乗りたかった路線がこの「小浜線」
 ノンビリ、ゆっくりで途中入り江の海が見えたりで長閑な風景の中を走ります。
 残念なのは、シートの配列と窓の位置。
 車窓を充分に眺められる座席は限られていました。

 

 東舞鶴から舞鶴線(リレー号)に乗り換えて西舞鶴駅に到着したのが15時24分

 6時間40分かかったことになる。これでも乗継の良い列車を選んでいる。
 まあ、小浜線を使わなければもう少し早いか。
 早いだけなら帰路で使っている東海道まわりだ。
 (それでも、5時間はかかるけど)

 

 舞鶴市の西地区です。

 赤いラインが城下町めぐりコースですが
 時間があったので駅前の道を真っ直ぐに歩いて舞鶴港(西港)に向いました。

 

 辿り着いたのが舞鶴かまぼこの手作り体験ができる工房
 「舞鶴かまぼこ共同組合」さん なぜか、ここを訪ねてみたかった。(謎
 工房の前の道を挟んだ先は海(運河)。私にとってはワクワクする船が泊まっていました。

 

 そのまま海沿いを第一、第二、第三、ふ頭と歩いて行き道の駅「とれとれセンター」に着いた。
 こちらでお魚などが売っているところをぐるっと回って一休み。
 本当は、おいしいお魚で一杯といきたいところですが
 この後の進水式(宴会)があるので我慢です。

 駅への戻り道は、街と山の境に卍のマークが
 ズラーと並んでいる道を歩いてみた。

 地図の城下町めぐりコースの一角ですね。

 左の写真は、そんなお寺の一つですが
 お城のような城壁のあるお寺でした。
 

 進水式が行われるのは駅前の出雲そば・和食の「加寿美」さんです。
 なんだい?海沿いの岸壁じゃないのかい?って声が聞こえますね。

 実は完成した船は、模型です。

 これまで、第1回「航空母艦 赤城」
 第2回「重巡洋艦 利根」
 第3回「帆船 カティサーク」と完成を祝って

 今回は、1/200サイズの戦艦大和の
 建造を終えての進水式です。

 

 呑んで楽しく語り合う 「深 酔 式」 とも称されてます。
 いいや、進水式というのが仮の名称で、深酔式が正式な名称のような気がする。

 

 式場には、舞鶴市では唯一の酒蔵「池田酒造」さんご提供の 酒樽 と 除幕を控えた作品 が鎮座

 

 辻艦長の開催のご挨拶からスタート
 舞鶴海軍工廠の酒蟷螂こと、辻さんの御挨拶は大変たのしく拝聴させていただきました。

 そして女性による作品の除幕式となりました。

 祝いの席には、船に興味のない方を含めていろんな分野の方々が集まっていまして
 なんと舞鶴市長や海上自衛隊の司令も個人的にご出席されていたりして
 辻さんの交友の広さにビックリです。

 

 完成した船は、「大和」 辻さんは背の高い方でありますが、大和もデカイ。
 縮尺1/200 全長1315mm ケースは約1.5mか

 後で気付いたのですがこの会場は階段を上がった2階
 一般の家庭の階段よりは広いとはいえ、持ち込むと大変だったと思います。

 酒樽で 祝いの鏡開きセレモニー!!!

 酒樽のある宴会なんて初めてです。
 私はこのお酒をメインで頂いたのですが
 香りは抑えめ、ちょっと甘味のある
 たいへんおいしい日本酒でした。

 ちなみに、この様な旗が飾られていますが
 決して軍事オタクの会ではございません。
 

 乾杯も終わりまして、美味しいお料理を頂きます♪

 

 

 新鮮なお刺身や魚の揚げ物など、港町舞鶴の海の幸。 美味しい出雲そばも頂き

 

 なんとか上からの出来栄えを写真に収めたいと思って撮ったのですが
 うまくつながりませんね。まあ、酔っ払いが躓かないようにだけ注意して撮ったのでこんなものでしょう。

 

 いつの間にか、大和の隣にちょこっと置かれていた作品。ご愛嬌です。

 右上の帆船は、第3回「帆船 カティサーク」です。
 写真はありませんが、今までの作品も展示されていました。

 作品(船)を時々拝見しつつ
 料理に酒を楽しみ

 たくさんの楽しい方々と
 いろんな話ができました。

 

 舞鶴での宴も、いよいよ終盤へと突入します

 

 辻艦長が不敵な笑顔で酒樽を抱えはじめましたぞぉ〜!
 辻艦長樽酒の一気飲み   やはり、酒蟷螂恐るべし^^;;;;

 その後我もと志願する女性まで居る始末で 恐るべし酒豪の民ww

 

 辻艦長が最後の締めの挨拶。。。

 この後、有志の皆さんで二次会へと繰り出されていかれました。
 ちなみに翌日「2時まで呑んでいた」と連絡をいただきました。

 

 私は、西舞鶴から東舞鶴のホテルへ

 途中コンビニに立寄りたいと思ったので歩いて向かいましたが
 チョット遠かった。
 チェックインしたのは10:30頃になってしまった。
 部屋の中で軽く呑みまして、早々に就寝しました。

 2月23日(土)

 目覚めたら雨が降っている。
 天気予報では晴れのはずだったのに

 とりあえず、朝食をいただきに朝食会場へ
 今日の気分はパンかなと
 取り過ぎないように注意したが
 「取り過ぎた」

 雨が止みそうにないのでゆっくり朝食をいただきました。
 

 

 小降りになったのでチェックアウトしたのが9時ちょっと前。
 薄茶色の建物が泊まったホテルです。
 選択した理由は、海側の部屋が指定できるということ。
 曇っていてちょっと残念ですが、部屋の窓の外は海でした。

 昨夜、左側の岸壁が賑やかでしたが朝はなんにも停泊していなかった。
 フェリーが昨夜出航したようです。北海道行でしょうか。

 

 舞鶴市の東地区です。

 泊まったホテルは、右隅の M あたりです。
 港(海)沿いを左に移動しまして、赤れんが博物館、赤れんがパークと進み
 自衛隊桟橋で艦船を見て、駅へと延びる遊歩道を歩いて東舞鶴観光をしました。

 

 

 小雨の中を最初にたどり着いたのが「赤れんが博物館」(入館料:300円)

 もともとは、1903(明治36)年に旧海軍の魚雷倉庫として建設された建物です。
 入館して早々に休憩コーナーで休みながらビデオで学習。
 1階の世界のれんがやれんがの作り方などをぐるっとまわり
 2階では、日本、舞鶴のれんがの歩みなんてのを見て回りました。

 れんがといえば以前、れんがを購入して庭に敷きつめた。
 その頃は、れんがでコンロを造ることも考えていたが造っていないなぁ。

 博物館を出たところで道路の反対側の山の斜面に穴の入口が見えた。
 たぶん、戦時中に掘られた穴だと思い
 近くに紹介の版でもあるかなと探したが無かった。

 雨は止んだので傘をしまい、赤れんが博物館から海沿いを歩いてれんがパークへ

 

 海沿いに出たら、海上自衛隊の艦船が見えた。
 おー、こんなのが見えるのかと思っていたら、この後にもっとまじかで見ることができた。

 暖かい時期なら、この辺から港めぐりの遊覧船が出ているようなのですが
 この時期は、運行していませんでした。いつか遊覧船に乗りに来たいですね。

 

 赤れんがパークです。

 手前に見える3練のれんがの建物には、左から”市政記念館””まいづる知恵蔵””赤れんが工房”となっていて
 奥に横に見えるのがイベントホールになっています。
 右上の写真を見てのとおり他にも赤れんが倉庫は残っていて全てを整理しきれないようです。
 保存していくだけでも大変ですよね。

 

 市政記念館の2階には舞鶴に関する展示を行っているのですが、海軍関連もたくさんありました。
 写真は、「三笠」の模型です。

 中央および右の2枚は、赤れんが工房の2階です。
 1階は、当日は団体のバザー会場となっていたのでたくさんの人がいましたが2階は広い空間でした。
 この空間、たぶん何かにこれから活用するのでしょうが
 ぜいたくですがこのままがいいなと個人的には思いました。

 

 

 れんがパークで買ったもの

 なにに使うか決めてないが、デザインが気に入ったので買ったトートバック。
 男の修行のタオルと大和の手ぬぐい。
 手ぬぐいは、ロープ結びの図解になっているので、キャンプに持って行って
 ボーっとしている時にながめてみます。

 赤れんがパークから赤れんが倉庫群を通って自衛隊桟橋へ。
 なんと本日は公開日になっていたようで基地の中に入ることができました。

 

 目の前に見えたのが「ひゅうが」です。他に5艦ほど並んでいました。

 いや〜、でかいですなぁ。桟橋を歩いて見て回るだけでもえらい時間がかかります。
 残念なことに艦内公開は行っていなかったのですが
 公開していたら確実に時間が足りませんでした。

 

 近すぎて全体を写すことができなくて、見上げるように見えた艦橋。
 船尾の両端には、マグロでも釣るような竿が数本立っているのですが、これは何なのか気になった。
 食糧調達でマグロを釣っているのなら面白いのですが、違うでしょうね。

 

 こちらは「あたご」です。  速力、ありそうですね。

 

 こちらはちょっと小型の船ですが、装備が面白いですね。
 船体の真ん中にはボートが搭載されていて、船尾にはミサイル発射管が装備されていました。

 こんなにたくさんの艦船を見ることができるなんて思っていなかったので
 桟橋での時間を充分に取っておらず、駆け足で桟橋を歩いて回りました。

 

 それでも、帰りに入口のところにあった海上自衛隊の売店にはしっかり立寄り
 南極観測船しらせのTシャツをゲットです。

 

 さあ、駅まで戻ります。
 駅までの道は北吸トンネルってのを通過する遊歩道を歩きます。
 この遊歩道、もともとは駅から桟橋への線路だったようです。

 

 おみやげは、駅前のスーパーで買い求めた「舞鶴名産の蒲鉾」と
 進水式で頂いた「極上蒲鉾」と「上天」

 さすが名産。普段食べている蒲鉾とは違いますね。
 旨みと食感が一味もふた味も違います。

 

 帰路 東舞鶴12:28発の「まいづる号」に乗ってお弁当をいただきながら京都へ

 14時7分京都着、14時19分発の新幹線で16時33分東京着
 16時40分の上越新幹線で17時30分高崎に着いた。
 帰りは5時間だったけど、行きの北陸まわりの方が楽しかったね。

 今回は、貴重な体験の「進水式?」に出席でき、舞鶴も観光させていただいた。
 ご招待いただいた辻さん、参加された皆さん、お疲れ様でした。
 楽しい会に加えて頂き感謝します。ありがとうございました。
 

 おしまい

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