’18春 万座温泉

 恒例の今年の春の旅行は、地元の万座温泉です。

 先日、和倉温泉に行っているので今年は休みだけ取って計画を建てていなかったのですが
 妻がこの日なら休めるよというので急遽お出掛けすることにしました。
 場所は、万座温泉、家から2時間半程度で行けます。

 3月29日(木)

 朝の9時頃に家を出て、このまま直行してしまうと午前中に万座温泉に着いてしまいます。
 近場ですが、ちょっと遠回りして普段は立寄らないようなお店とかも立ち寄ってのんびり出かけます。

 

 まずは、家から30分ほど榛名山の水沢観音に行く途中にある雑貨屋さん「地球屋」さんに立寄り。
 店内の中心には大きな飾り雛が下がっています。 こちらの飾り雛は撮影OKです。
 店内には和服の生地を利用した雑貨などが多数売られています。
 昨今の海外からの旅行者受けする品物でいっぱいです。
 ちょっと興味を起こすものもありましたが、購入までにはいたりませんでした。

 つづいてお隣のパン屋さんへ
 こちらは地元の人々にも人気のパン屋さんのようで一度入ってみようとついでに入店。
 おいしそうなパンを2,3購入して、万座までのドライブでいただいていたらこれが本日の昼食となった。

 

 伊香保温泉を通過。 伊香保温泉街の階段を歩いてみようかと思ったのですが
 妻が知り合いに合いそうだと言うのでなので、やめ。

 温泉街には、学生のグループかな?若い人がけっこう見えました。
 こんなところに卒業記念とかで来ているようですね。

 伊香保温泉から榛名山に登って榛名湖畔までの直線道路を通過。
 メロリーラインになっていて「湖畔の宿」が流れます。

 湖の氷はすっかり融けて湖面は春ですね。
 当初、本日のお宿にこちらの湖畔の宿を予約したのですが
 妻からあまりにも近すぎるので万座あたりに行こうよと言われて
 こちらの宿をキャンセルしています。

 

 榛名山を下って吾妻線に沿って草津・万座方面へ

 ここは必ず立寄りたい「八ッ場ダム」建設現場。

 ダム本体は半分くらいの高さまで積み上げられたようです。
 よ〜く見ると、ダム上の人や車の大きさからその厚さが凄いことがわかります。
 右上の写真は、湖底となるエリア。たぶん左岸が河原湯温泉があったあたりかと思います。

 

 万座ハイウェイに入って万座温泉へ

 冬季は万座ハイウェイという有料道路を通らないと万座温泉に行けません。
 雪が無くなれば草津を抜けて白根山側から入れるのですがね。
 料金は、1050円。往復になるので2100円になります。高いですね。
 そんなルートの途中にあった「嬬恋牧場 愛妻の鐘」。なんかバブルの頃の匂いがします。

 台上からの展望はいいですね。 晴れていれば、浅間山が見えます。

 

 万座プリンスホテルが見えました。
 万座温泉には温泉街というのは無くホテル、旅館が点在しています。

 時間調整して来たのですがチェックイン時間前に2時に着いてしまった。
 フロントに行ったらそのままチェックインできました。

 今回のお部屋、ツインルーム(東館)。
 お風呂が近いということで選んだのですが、ちょっと部屋が狭かった。
 次回、行くことがあったら広い部屋にしましょう。

 部屋の窓からの景色はいいですね。
 今年の冬に突然噴火した本白根山はあの山の向うです。

 

 ホテル前はゲレンデになっています。
 30年ほど前は、このゲレンデが人でいっぱいでした。あの時代は何だったのでしょうね。
 今は、まばらですが本当はこのくらいがいいよね。

 

 実は、ちょうど20年前にこちらに泊まって子供たちと春の雪を楽しんでいます。
 アルバムを探したら写真が出てきました。 私も妻も若いですね。

 早くに着き過ぎてしまったので
 温泉街はないのですが
 ホテルの周りを散策。
 
 除雪用のトラクターが大小2台
 大きなタイヤに萌え〜ですね。
 

 

 ホテル近くの「牛池」。今はまだ薄い氷におおわれていました。
 雪が融ければ池の周りを散策できるようです。こんど、夏訪ねてみましょう。

 

 ぐるーっと歩いていたら草木の生えていないエリアに出た。

 立入禁止の看板には「硫化水素ガス発生地帯」の文字が・・・
 硫黄の匂いがプンプンするエリアを早々に通り過ぎました。

 

 散歩から帰ってきて適当に汗をかいたところでお風呂へ

 以前の思い出でここの露天風呂が良かった記憶がある。
 楽しみにして行ってみたらなんか違うぞ。もっと広かった記憶があったのだが・・

 記憶は正しかったようです。
 パンフレットには左の写真になっているが、今は衝立のある右側です。。
 女性用、混浴用、男性用と分けたようですが、残念ですね。

 

 今回の夕食は、メインダイニングルームでの洋食コース。
 20年前は子供連れということもありバイキングにしたのですが
 あの喧騒とした雰囲気は遠慮したかった。

 事前に食事の時間を予約しておくのですが、散策から帰ってきてから電話したら19時はすでにいっぱい。
 19時半で予約。でも、早めに席が空いたら電話しますと言われて
 19時10分に席が空きましたの連絡をいただいた。

 ワインはお手頃なところの値段でボトルで注文。
 妻からはこんなに呑めないよと言われたが、呑めなければ持ってかえればいいじゃんと注文。
 結局、空けているんだけどね。

 

 群馬産キタアカリというのは何なのか聞いてみたら
 上にパラパラっと添えられている黄色いのでジャガイモだそうです。
 ジャガイモ感はないですね。
 ここはメインのかつおをおいしくいただきました。
 

 

 こちらは2品の内の一品を選ぶので、私がパスタ、妻がスープにしました。

 スープはじっくり時間をかけた濃厚な味というのは想像がついたのですが
 このパスタが思っていた以上に美味しかった。パスタとソースの絡みが絶妙なんです。

 普段のイタリアンレストランの品物とは別品でした。
 高崎でやっているパスタのお祭りキングオブパスタとかに出せばダントツ優勝間違えないです。
 まあ、お祭り用の300円では提供できないか。

 

 鯛もおいしかったけど、下に敷かれていたリゾットもおいしかった。

 

 そしてメインのお肉。 ポークに牛の2本だてってのがいいですね。

 

 最後に、デザートとコーヒでおしまい。

 そうだ、付け合せのパンもおいしくいただいておかわりまでしてしまった。


 気が付けば、広い会場に残っているのは私達だけ。
 まあ、予約時間も遅かったのですが

 結局、ワインボトルを空けてしまい。しっかり酔っぱらったので
 お部屋に帰って倒れるように眠り込んだ。

 こtらは、部屋に帰ってから呑もうと
 持ち込んでいたお酒ですが
 結局、呑まずに持ち帰りました。

 真中の「マンゴーサワー」は
 お友達がブログに載せていたお品
 コンビニで思わず買ってしまいました。

   

 3月 11日(日)

 いつもでしたら、朝の散歩に出かけるところですが
 昨日、散策して山の中で何にもなくて坂道ばかりなので今回は朝の散歩は「なし」。

 ゆっくりと朝風呂につかって8時頃に朝食会場へ

 朝食は、バイキングです。

 抑えたつもりなのですが、取り過ぎですね。

 左上のオムレツは
 目の前でコックさんが料理してくれていた一品です。
 これだけは外せなかった。
 

 チェックアウトは11時までとのんびりコースでしたが、10時ちょっと過ぎにチェックアウト。

 帰りがけ、バスターミナルの奥に
 煙が立ち上っているところがあって
 この谷間から硫化水素ガスとともに
 温泉がわき出ているようです。

 たぶん、足元の川の水は熱いようです。

 

 今日は、浅間山の東側を南下して軽井沢に立寄って帰ります。

 このルート、観光ルートとしては王道なのですが訪れるのは2人とも小学生以来です。
 結局、有料道路というのがネックなのかな。一度行くと再来しません。

 途中の「嬬恋郷土資料館」というところに立寄り。
 浅間山の大噴火を今に伝えています。

 天明3年(1783)浅間山が大噴火し土石なだれで資料館近くの鎌原村が埋まっています。
 そんな被災の状況を今に伝えています。

   

 鎌原村からさらに浅間山に近づいたところのある「鬼押出し園」に立寄り。

 こちらは大噴火で溶岩が流れだし埋めつくされた場所です。
 ご覧のとおり溶岩だらけ。
 ところどころ撮影スポットにカメラ台があったので記念写真を撮ってみました。

 浅間の頂上付近からは今も噴煙が立ち上っています。

 

 浅間山を右手に眺めながら空いていて直線の有料道路を南下。

 

 旧軽井沢に入る前に「白糸の滝」に立寄り。 こちらを訪れるのも、かなり久々。

 浅間山に降った雨が地下水となって6,7年かけて湧水となって流れ出ています。
 水温が一定のためこの時期でもコケ、水草で緑で覆われていました。
 久々に訪ねたのですが、いいところなんだなと改めて実感。

 

 旧軽井沢の街をフラフラと散歩。この時期、平日だと人も少ないですね。

 結局、なにか美味しい物をと立ち寄ったのですがお腹も空いておらず
 なんとなく歩いて帰ってきた。

 のんびり、春の小旅行でした。

 おしまい
 

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