'17冬 北陸 金沢

 Sub Title 北陸新幹線に乗って金沢へ行こう

 2015年3月14日に北陸新幹線が開業し
 東京から長野まで運用している長野新幹線は
 北陸新幹線となって金沢まで運行された。

 2年前、上越新幹線越後湯沢からほくほく線経由の
 特急「はくたか」で行った金沢へ新幹線だとどうなったか。
 2年経ってやっと検証できた。

 開業したらすぐにでも行いたいと思っていたのですがね〜


 1月 27日(金)

 高崎から北陸新幹線「はくたか」に乗車
 空いていると思ったら意外と混んでいて長野までは8割程度の乗車率だった。

 高崎7:19発 はくたか551号(金沢行き)
 ⇒金沢9:35着 所要時間2時間16分

 ちなみに前回は
 高崎7:37発 MAXたにがわ401号(ガーラ湯沢行き)
 ⇒越後湯沢8:06着 所要時間29分

 越後湯沢8:20発 はくたか2号(金沢行き)
 ⇒金沢10:53着 所要時間2時間33分
 かかった時間は、乗り継ぎ時間も入れて3時間16分

 ちょうど1時間の短縮。しかも乗り継ぎ無しです。

 「かがやき」ならもっと早いのだけど、高崎には停車してくれないんだよなぁ



 長野を過ぎたところでさっそくのワイン。 朝からお酒は? と思ったのですが
 前回もワインを飲んでいたので今回もワインにしてみた。

 ちなみに前回の信州ワインはジュースっぽかったので、今回は、普通のワインにしました。
 安心の味ですね。

 長野を過ぎたところから見えた信州の山々
 長野までは仕事で新幹線に乗っていましたが、先は未知の路線です。
 景色が新鮮だわぁ〜



 金沢駅の改札を出たら「ひゃくまんさん」がお出迎えしてくれていました。
 全国にゆるきゃらは数々いますが、一番豪華なのはこの「ひゃくまんさん」だと思います。
 そして私はこのゆるきゃらが大好きです。



 駅を出ると「もてなしドーム」
 今日もこちらをバックに写真を撮る方々でいっぱいです。



 2年前とはいえ観光についてはお勉強済なので、さっそくバスの一日乗車券を購入。
 左上が今回の乗車券。右上が前回のもの
 前回は自分で使いたい日を削ったのですが、今回は印字されていました。

 前回のほうが事前に購入しておいて使いたい時に削ることができ利便性が良かったと思うのですが
 削り間違えもあったろうし、たぶん外国の方々が多くなったので説明が大変だったのだろうな。
 普通に印字されたものを渡されたほうがいいよね。

 なんにも考えずに目の前にいたすぐに出発する周遊バスに乗車
 行きたかったのは 「金沢蓄音器館」 だったのですが、遠回りのバスでした。
 まあ、バスに乗ってぐるっと観光できるしいいかな。

 

 最寄りのバス停で降りてスマホの地図を頼りに歩いたら「あった」

 目立つ看板がなく通り過ぎるところでした。3階建てで1Fエントランスで入館料を払います。
 入館料は一般300円ですが、一日乗車券を提示すると250円になります。

 館内は3Fまで上がって下へと見学するようになっています。
 3Fには明治から昭和にかけての蓄音器と蓄音器についてのメカニズムの説明。

 2Fは古いレコードの展示と蓄音器の試聴が体験できます。
 日に3回開催される「蓄音器聴き比べ実演」もこちらのフロアーで開催されます。

 今回は、この時間に合わせて入館しました。
 エジソンの蓄音器からはじまって昭和初期まで、材質の違いによる聞き比べと
 館長さんの丁寧な解説とともに音を楽しむことができました。

 1Fはこちらにも蓄音器が並んでいて休憩できるテーブルにイス。
 自販機があってコーヒーなどをいただけます。
 一角には自動再演ピアノが置かれていました。

 こちらのピアノ、日曜日なら日に3回、実演が聞けるのですが
 訪ねたのは金曜日なので聞けませんでした。

 蓄音器館からは浅野川を渡ってひがし茶屋街へ

 川のほとりには主計町(かずえまち)茶屋街。
 観光としてはひがし茶屋街が有名ですが
 主計町茶屋街は今も営業しているお店も多く
 風情が感じられます。

 なんて書くと訪れる人が増えるのでよろしくないな。
 まあ、こんな私のHPでは影響はないと思うけど・・

 

 

 ひがし茶屋街 です。

 こちらには昼食が目的で訪れたのですがまだ時間があるのとお腹も空いていないので
 一角をぐるっと散策。

 やはり平日ですね。入口あたりはそれなりに人がいたのですが奥に入ると静かでした。

 

 ひがし茶屋街を訪ねたお目当てはこちらです。自由軒

 昔ながらの洋風レストランです。TVでも数多く紹介されていて
 まあ、観光客相手のなつかしレストランであろうとは思いつつ
 まあ、わたしも観光客だし、なんだかんだいいつつ食べてみたかった。

 注文したのは、人気(定番)の『オムライス・プレート」
 (単品のオムライスもあります)

 最近のオムライスといえばタマゴはフワ・トロなのですが
 こちらは、昔ながらにしっかり薄く焼かれていました。

 ごはんは、しょう油味でしょうか。
 あきらかに昔ならケチャップよりこちらのほうが好まれたであろう味。

 いま、改めていただいてみるとこれはこれで「いいな」と感じられる。
 これがが永く愛されている理由なのかもしれない。

 観光客相手のお店かと思っていたのですが、地元の洋風定食屋さんでした。

 バス停に行ったらバスが来たのでとりあえず乗車

 

 なんとなく降りたのは「21世紀美術館」

 前回もおとずれていますが、今回も無料エリアのみぐるっと周って適当なベンチで休憩。
 芝生の庭には、雪が一面に残っていました。

 まだ、時間があるしとまたまたバス停から来たバスに乗って
 なんとなく駅に行って駅の中をなんとなく一回りし またまた、バスに乗って近江市場へ

 近江市場 をブラブラしていたら
 突然屋根を叩くような轟音
 なんと、土砂降りの雨です

 市場内の屋根の下で良かったわ〜
 これが兼六園あたりでの観光中だったら悲惨でした。

 食べたい、飲みたい のですが
 食べ過ぎ 飲み過ぎになるので ここはガマン
 

 15時をまわり雨も小降りになったのでホテルへ

 今回のホテルは、APAホテル です。

 金沢はAPAホテル発祥の地
 金沢市内でも数あるAPAホテルの中から
 一号店に泊まってみました。

 

 かたまちのバス停からほどなく歩いた先に見えました。
 このホテルまでの歩道に雪が残っていて雪解けしたのが凍っているもんだから
 歩くののすごーく怖かった。

 

 折角なのでAPAホテルの一号店を選んだのですが。よ〜く考えれば古い。
 どおりで他より安かったわけだ。料金を足して眺望とベットの寝心地の良い部屋にしました。

 何気に書籍が多いと思ったら、APAグループ会長の書籍本とアパホテルってタイトルのマンガ

 このマンガ、会長がかっこよく、おなじみのホテル社長の奥さんががかわいくなってるわ〜
 いくらなんでも、これデフォルメし過ぎ。

 窓からの眺めはかたまち方面。 ビジネスホテルとしては良い眺望ですね。

 ちょっと、歩き疲れたので一休み。

 一眠りしたところで夕暮れの街へ

 本日は、お友達と待ち合わせしての夕餉なのですが
 まだ時間があります。

 食してみたかった「金沢おでん」
 ちょっとひっかけてしまいました。
 

 残念ながらカニは終わっていて
 頼んだのは、本日のおすすめの中から湯葉巻きと車麩。

 おでんではないけど「牛すじ」も食べたかったのですが
 このあとの夕餉があるのでやめておきました。

 

 香林坊 あたりをフラフラ歩き

 明日、訪ねようと思っていた 長町武家屋敷跡 をちょっと訪ねて見た。

 どこぞのパンフに出てくるような写真が撮れました。
 夕暮れのあかりと雨跡で、思いの外に良い雰囲気を味わうことができました。

 待ち合わせの金沢駅前

 お仕事を終えて会いに来てくださいます。

 すまね〜。
 

 

 連れて行っていただいたのは、お寿司屋さん

 おつまみに「がすエビのから揚げ」と「ホタルイカ」を注文してくれました。
 おいしいお寿司のネタは、新鮮なものばかりです。

 お友達はお酒を呑まないのでわたしだけいただいてしまいました。

 なんと、全部おごりです。ありがたや〜。

 「ごちそうさま」でした。

 改めて見る駅前のドームのトラフ構造

 あのまるい輪っかで引っ張って構造を保っているそうです。
 どこかがぶちっと切れると崩壊してしまいます。

 お友達の専門はこんな構造物らしくて
 たぶん、駅に来る度に見上げていたのだろう。
 最近、お友達が趣味で作ったジオラマにも
 こんな天井の構造物がありました。
 

 お友達とはここでお別れし、駅前からバスに乗ってホテルのある「かたまち」へ
 たぶん、今日一日でバスに7回乗っている。1回200円だからだいぶお得だったかな。

 折角の景観なので、カーテンを開けて
 金沢の夜景をおつまみに

 もうすこしお酒をいただいて


 おやすみ

 

 


 1月 25日(日)

 早朝、お散歩に 7時頃です。

 ホテルから兼六園まで歩いて来たのですが、道がところどころ凍っていていらぬ筋肉を使ったので
 ここまで来ただけで気持ちと体が疲れました。

 

 早朝は、入園が無料です。入口は限られていて城側中央の蓮池門から入りました。
 これは、前回得た知恵で今回は無料入園にて兼六園の観光を済ませてしまいました。

 

 つづいて金沢城へ、金沢城内を通り抜けてホテルへとお帰り
 
 ホテルのバイキングで朝食

 ビジネスホテルなので北陸特有の名物らしきものもなく
 ありきたりの食材が並ぶバイキングなのですが

 黒カリーなんてのがありまして
 思わず朝からカレーに手を出してしまった。
 

 金沢といえばカレーは外せないというのもあったからですが
 後で調べたら日本橋の黒カリーでした。

 黒いのはニンニクを発酵させた黒だそうです。
 ニンニク臭くはなくとっても美味しかったからいいか。

 だいぶゆっくりしてしまいホテルをチェックアウトしたのが10時30分頃

 

 昨夜訪れているのですが改めて長町武家屋敷跡へ

 写真では人があまり入っていませんが、観光客がたくさんいました。

 前回は観光バスだったのでゆっくりできませんでしたが
 今回は隅から隅までゆっくり歩いて回れました。

 そのまま駅まで市内を散策しながら歩こうとおもったのですが
 途中で疲れてスタバに立寄り。
 そうだ、最後にぐるっとバスで観光しようと
 駅と逆方向のバスに乗って市内観光をしながら駅へ。

 駅前では、内臓の入った(?)
 ひゃくまんさんがお出迎え。

 ひゃくまんさんは
 新幹線の金沢駅開業PRで
 誕生したのですが
 幅があり過ぎて新幹線に
 乗れないそうです。
 

 金沢、最後のお食事は

 8番ラーメン ちょっと遅めの昼食です。

 金沢では有名はラーメンチェーン
 定番の野菜ラーメン(味噌)に
 餃子を付けてしまいました。
 食べ過ぎないように
 ラーメンは小にしています。
 

 ひろ〜いお土産コーナーでお土産を購入し、お帰り

 金沢発    16:09 はくたか570号
 高崎着    18:21

 ちなみに前回は
 金沢発    16:20 はくたか21号
 越後湯沢着 18:53
 越後湯沢発 19:10 Maxたにがわ426号
 高崎着    19:39

 

 帰路も1時間の短縮です。
 しかも本数が増えたのでかなり来やすくなってます。

 なんか、お寿司が食べたくなったら金沢へ来てしまいそうです。

 

 帰りの富山あたりで見えた青空。青空には2本の飛行機雲。
 下には立山連峰に白い山々が見えました。

 お土産に買った 金のバーム

 バームクーヘンに金粉が塗付されています。

 この金粉があると無いのとでは
 だいぶ値段が違うのですが
 折角なので「金のバーム」にしてみました。

 味は、変わらないのですがね。
 

 やっと念願の北陸新幹線で金沢へ行くことができました。
 行ってみればやたらと近いことを実感。

 電車乗り継いで和倉温泉なんてのも近いぞ
 なんか、また近いうちに行ってしまいそうです。
 

 おしまい

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