「湯の小屋温泉」 湯めぐりテーマパーク 龍洞

   ショッカー群馬支部 夏の銭湯訓練

 私は裏で「ショッカー群馬支部」の隊員として活動している。
 隊の活動として主に日帰りで銭湯訓練を行っているのですが
 年に1度は泊まりで銭湯訓練をおこなっている。

 昨年の11月は、秋の終わりでの訓練であったが
 今年は梅雨時ではあるが夏での訓練となった。

 今回の参加者は、昨年に同じく もも首領、コタロウ銭湯員、彩佑博士
 そして大使をやらせていただいている私の4名。

 銭湯場所は、クンマーの奥地 水上からさらに奥地の
 湯の小屋温泉 龍洞 である。

 7月 9日(土)



 いつものスタバに各自銭湯車で集合。
 生憎の空模様。

 なぜかお泊り銭湯日は天気に恵まれない。
 ただ、どちらか一日は晴れるのが救いか。

 途中のスーパーで銭湯用食糧・飲料等を調達。

 移動訓練です。
 秘密の山越えルートで水上手前まで移動。

 昼 食



 もはやお決まりの補給地(お食事処)となったお蕎麦屋で昼食。
 雨模様の天気、肌寒ささえ感じるので温かい蕎麦にしてみました。

 ちなみに、博士は正統派の 「ざるそば」。



 目指すは「龍洞」の二文字。水上を抜けて、更に奥地へと進みます。

 

 もはやこの先には人家がないのでは思ったところで「龍洞」の文字が見えました。
 実際にはこの先に数件のお宿がありました。

 

 生憎の雨模様で途中で寄るところもなく、予定時間よりも早く到着。
 しばし、コーヒーをいただきながらロビーで入営待ちの休憩となりました。

 

 チェックインを済ませて、係官による銭湯訓練について説明。
 今回の訓練に使う銭湯(お風呂)は全て貸切。
 他のグループの訓練員との合同訓練はありません。

 その後、係官が部屋まで案内してくれるのですが
 渡り廊下を歩いていたかと思ったら外に出てしまいました。
 今回の訓練施設は、何棟かの営舎の集合となっているようです。

 橋を渡って川向うに行きます。上の写真は、橋を渡り終えた後に撮影。
 右手には「おみやげ」の文字とレトロな雰囲気の建物。

 左手に、いくつかの建物が見えます。
 私達の部屋は、写真左奥でした。

 

 今回の指令ネーム「桔梗」、ではなくて部屋の名前が「桔梗」。
 早速の栄養補給で体を冷やします。

 コタロウ銭湯員のコップには、なにやらあやしい「もの」が



 さて、今回の銭湯訓練ですが、18種類の過酷な銭湯訓練メニューが揃っています。

 銭湯場所は、大きく2か所に分かれております。
 上の案内はそのうちの一ヶ所で10銭湯場があります。

 後でわかったのですがもっとも過酷な訓練場所が一ヶ所まったく別エリアにありました。

 

 ひとつひとつ制覇していきましょう。左上が、「音龍」です。
 守護神はカッパのようです。

 右が「大龍」。こちらの守護神は龍でした。
 やはり「大」だけあってここが一番いいのかな。

 

 つづいてこちらは「川龍」。
 守護神はなぜか見ざる・言わざる・聞かざるの3さる。
 湯の奥まで行くと清流が見えますが、外からも丸見えです。

 ここまでが大銭湯訓練場所。あとは特色のある小訓練湯となります。

 

 左から「香」「飛」「壺」。

 「香」は、風通しもよく眺めもよいのですがベランダが滑るので要注意です。

 真ん中の「飛」ですが、訓練に入れるのは3名でした。(無理して4名は、イヤだ)

 「壺」は私が単独訓練にて訓練2日目の早朝に挑んだ場所です。ここに至っては2名も厳しいです。

 ここまでで6か所。このエリアでは後4か所ですが写真はありません。
 銭湯員の中には単独訓練で視察したものもいるようです。

 こちらは別エリアにある7つの銭湯場所の一つ「双」
 なにやら湯船が二つ(ふたつなので安直に「双」)

 こちらのエリアにあるあとの6か所は
 もう見る気もしなくなった。
 

 さて、残る一つが「渓」なのですが

 こちらだけはまったくエリアが別で一つだけポツンと存在。
 たどり着くまでの道のりには「赤い龍(へび)」に注意の看板。
 遭遇者は本部へ連絡要の文字。

 恐る恐る辿り着いたが
 こんなところで銭湯中に「赤い龍」が現れたら
 怖いので銭湯は遠慮した。


 そんな秘湯の厳しい銭湯訓練の後は栄養補給です。
 指定の時間にお食事エリアのお部屋へ移動します。

 最初に、食前酒の「柚子酒」をいただいて体調を整えます。

 

 先付の「旬梅和え」だったかな。右は「酢の物」

 

 珍味やらが載ったお皿。追加注文した舞茸のバター焼き。

 

 「お造り」に今回注文した「日本酒」。
 日本酒はコタロウ銭湯員と私がいただきました。

 コタロウ銭湯員。
 今回もちゃんとマイお猪口持参です。見習わなければ

 

 岩魚の塩焼き。これは美味しかった。

 台の物として、豚肉のしゃぶしゃぶ。

 さて、事前の調査では赤城牛の云々を見ていた。
 まあ、大きな塊が出てくるとは思っていなかったが
 期待はどんなに小さな塊でも「牛」である。

 豚しゃぶが出てきたところで怪しい雰囲気になってしまった。
 結局、牛は出てこなかった。

 

 茶わん蒸しをいただき。吸い物にご飯とお新香などでお食事(栄養補給)の修了。

 デザートのアイス

 お茶をおいしくいただきました。





 改めて事前に確認したHPのメニューを見てみましょう。

 確かに赤城牛以外にも微妙に異なっているものがあります。
 そして、最後に「*一例です」の文字がポツンとある。

 う〜ん、でも 赤城牛がペラペラの上州豚になるのはなぁ〜。

 夜の銭湯訓練も当然行いますが、各々訓練に疲れてダウン。

 おやすみ となりました。

7月 10日(日)

 朝も早朝より銭湯訓練。

 コタロウ銭湯員は深夜から銭湯訓練に励んでいたようで
 一時間しか寝ていないらしい。(寝られなかったらしい)

 朝 食

 こちらもゆっくりお食事エリアのお部屋で朝食です。

 写真がはっきりしませんね。

 普通に和食の朝食ですが
 厚焼き玉子は本当に厚かった。


 朝食後にも、お風呂に行って銭湯訓練の仕上げ。

 昨日のどんより時々雨が信じられないくらいのギラギラの晴れ。

 私だけここから野営地視察のため別行動に移りました。

 

 左側から右へ移動しています。途中オレンジのルートで奈良俣ダムの貯水状況を視察。

 ダムの奥にはオートキャンプ場もあるためこちらも視察。

 

 奈良俣ダムです。
 今年は降雪が少なかったためもう流すための水位に至っていないようです。

 こちらのダムの奥にはオートキャンプ場があるのですが、どんなものかと覗いてきました。
 施設もしっかりしているしキレイだし景色もよさそうです。
 ソロにやさしい料金設定ならいいのだけどなあ。残念。

 

 さて、視察の野営地は上の赤いルートの真ん中あたり。
 「奥利根水系の森」というところです。
 野営している人が一人。日帰りBBQが一組とピクニックが一家族いました。

 車を駐車した右側の大きな木に「熊出没注意」の文字。
 確かに出没しても不思議では場所です。

 こちらがトイレ。

 奥が以前からあったもので
 手前にもう一練増えていました。

 手前のトイレは多目的トイレです。
 山奥とは思えないほどキレイで広かった。
 

 トイレの洗面台には「この水は飲めません」の文字。
 そう、このキャンプ地には水場がないのです。
 まあ、ソロなら一泊で4Lも持ってくれば充分ですがね。

 さて、ワイルドにここで野営もいいかなと思ったのですが
 ふと、スマホを見ると「圏外」。
 この2文字で野営はあきらめました。

 さて、後は延々と山道を走り帰ります。

 昨夜のうすぺっらい肉のがっかり感で
 昼食にとにかく肉が食べたくなった。

 本当はステーキといきたいところですが
 帰りのルートは別名「とんかつ街道」
 おいしく「とんかつ」をいただきました。
 

 帰路の途中でちゃくちゃくとメンバーから帰還のお知らせを受信。

 それぞれ、表の世界に戻ったようです。

 おしまい

 もどる