'16 春 in 出雲 & 松江

 Sub Title 今回は、「乗り鉄」の旅だ。でも、出雲大社も松江も良かった。

 今回の旅の目的は、寝台特急「サンライズ 出雲」に乗ることだった。

 いつかは乗ってみたいと思っていた寝台特急「サンライズ出雲」
 まあそのうちにと思っていたため今頃になってしまいました。

 なので、この列車に乗ることだけを考え調べて
 到着してからのことは「おまけ」ぐらいにしか考えていなかったし
 調べてもいなかった。

 旅を終えてみれば、「出雲大社」に「一畑電車」そして「松江市内」と
 盛りだくさんの旅となりました。

 今回利用したのは阪急交通公社

 旅行名 ”のんびり寝台列車の旅!
 往路:寝台特急『サンライズ出雲』利用
 復路:東海道新幹線利用
 山陰フリープラン3日間”

 料金は、列車代とホテル代込で 65,000円

 けっこういい値段です。
 自分でチケット手配してホテル手配すればもう少し安くなる。
 でも、サンライズ出雲のA寝台は1か月前に窓口で取らなければならない。
 そんな、手間を考えて旅行社にお願いすることにした。

 これが予定表。

 

 これと列車のチケットが送られてきた。

 ホテルはこの旅程表を提示すれば良いと書いてあったが
 自分の名前を言っただけで泊まることができました。

 3月29日(火)

 

 東京駅22:00発 「寝台特急サンライズ出雲」に乗車します。
 ときどき、仕事で遅くなった時や呑んで帰るときに見る列車です。
 いつかは乗ってみたいと思っていました。

 時には、朝の通勤時に遅れて東京駅に到着したサンライズを見ることもあります。
 昼間は品川の待避所に停留しています。

 そんなよく目にする列車なので余計に乗ってみなければと思っていました。

 そういう意味では、上野発の寝台列車は普段目にしていなかったので
 乗らなければという気持ちが高ぶらなかった。
 気付けば「カシオペア」は北海道新幹線の開業とともに消えてしまった。
 乗っておけばよかったな〜。と思っても後の祭り。

 

 出発15分前に入線してきました。
 東海道本線のホーム。ひっきりなしに通勤電車が出ているので
 そんなに早くには入線してきません。
 本当は、もう少し早くに入ってきてゆっくりしたいところですがね。

 乗り込んで荷解きしていたら出発時間になりました。

 改札は出発の数分前に来ました。
 出発前に全員の改札を済ませることなどできないので
 場合によっては改札が来るまでに時間がかかることがあるらしいです。
 つまりそれまでくつろぐことができないわけだから早くに来てくれたのはうれしい。

 

 A寝台デラックスシングルです。
 ベットの上には羽毛の掛布団、枕、パジャマにスリッパ、そしてアメニティグッズ。

 アメニティグッズの中にはビジネスホテル並みのものが入っています。
 これが欲しくてA寝台に乗る人もいると聞いています。
 そんな私も、使わなかった物もしっかりと持って帰りました。

 

 部屋の中には洗面台もあります。ノドが乾いた時は飲めるのだなと思っていたのですが
 「飲料水ではありません」の注意書きが・・・・ 当てが外れました。

 

 湾曲した大きな窓からは外が良く見えます。 でも、ホーム上の人からも良く見えてしまいます。

 枕元には、ライト・エアコンのスイッチ、ラジオ、時計などとホテルの部屋と同じです。
 ちなみにラジオは、NHK−FMだけでした。
 当初はTVもあったらしいのですが、あまりに映りが悪いので外されたらしいです。

 

 出発したのでワインで祝杯です。
 窓際でベットに足を伸ばして外を眺めながらと思ったのですが
 思っていた以上に揺れるので、そうそうにテーブルに移動しました。

 東京、横浜と夜景を眺めながらの一杯は格別ですね。

 3月30日(水)

 

 岡山手前20分ほどの車窓です。ほとんど人家は見えません。水墨画のような世界です。

 この景色を見られるのが寝台列車ならではですね。今回の旅の目的は「寝台特急サンライズ」に乗ること
 だから寝ないで真夜中の移動を楽しむのもいいかなと思っていたのですがいつの間にか寝てしまいました。

 

 部屋のドアは暗証番号をセットしてロックできるようになっています。
 進行方向右側は通路です。
 この車両では2階がA寝台デラックスシングル。1階が2人用B個室寝台です。
 
 

 A寝台にはシャワーカードがサービスで付いています。
 他の部屋の方々は320円で購入されるようです。

 まあ、無理にシャワーを浴びるまでもないのですがこれも体験かと使ってみました。

 部屋に入ると脱衣室になっていてカードを読み込ませる機械があります。
 シャワールームに入るとグリーンでスタート、赤でストップのボタンがあり
 6分間シャワーを浴びることができます。
 シャンプーとボディーソープもありました。

 

 岡山駅で連結されていた瀬戸と出雲が切り離されます。
 切り離し作業は見物人でいっぱい。そんな私もカメラをかかえて見物。

 本来はここで出雲は7分間の停車時間があるのですが
 先行の貨物列車が鹿にぶつかったとかで遅れが出ていたため
 切り離し作業後すぐに出発となりました。
 東海道線で鹿とぶつかるところがあるのかとちょっとビックリです。

 時間があればここの売店でなにか買おうと思っていたのですが買い物はやめました。
 というか、パッとホームを見たのですが売店らしきものが見えませんでした。

 やはり、朝食分もしっかり準備して乗ったほうがよさそうです。
 なんせ、列車のなかには自販機の飲み物しか手に入りません。

 

 切り離されて先に瀬戸が出発します。

 朝食

 乗車前に買っておいた
 サンドイッチと缶コーヒー

 もうすこしリッチなものと
 思ったのですが
 昨夜、買い物の時に食べたいものが
 思い浮かびませんでした。
 

 

 岡山から山陰の山の中に入って行きます。ボーっと車窓を眺めながら過ごします。
 実はこの後、けっこうな山中を走っています。

 

 宍道湖南岸を走るのですが、宍道湖は進行方向右手なので部屋にいるとみることができません。
 なので、この区間はラウンジに移動。幸いラウンジは混んでいませんでした。

 

 出雲市駅 そして 駅前

 駅前に出たらちょうど10:00発の出雲大社行のバスがでるところでした。
 急いで乗ることもできたのですが、乗っても座ることができない混み具合なので見送り。
 当初からの予定の10:30発のバスに乗ることにしました。
 はじめての土地なので駅前を散策したいとも思っていたのですが、見てのとおり何にもありませんでした。

 出雲大社前までのバスの乗車時間は約30分。
 途中は、本当に田舎の道でした。
 ちなみにバス代は500円。

 バスでなく一畑電車でという選択もあったのですが
 この後、松江まで電車に乗るのでバスにしてみました。
 景色とか混み具合を考えたら
 電車のほうが良かったかな。
 

 

 出雲大社を参拝する前に「古代出雲歴史博物館」でお勉強

 出雲大社の右側にあるのですが敷地は出雲大社と同じくらいに広いです。
 この時、空に暗雲が立ち込めていてイヤな予感がしました。

 

 

 左上の写真が平成12年(2000年)に出土した本殿の巨大柱。
 この柱の発見により伝説であった空中神殿が実在したことが証明されています。

 ちなみに、右上の写真は柱が発見される前に巨大神殿を再現した模型。
 巨大柱は1本ですが実は3本1組の違いはあれどみごとに再現されています。

 

 多数の銅剣に銅鐸。一つ一つは、他でもよく見ることができますが
 これだけの数が並ぶとすごいです。

 歴史博物館でのお勉強も済んで出雲大社に向かおうと思ったら土砂降りの雨。
 入館時の暗雲は見事に土砂降りとなっていました。
 そのうちに止むと期待して丁度上映が始まった大国主の尊のビデオを見て時間つぶし
 お子様向けのビデオでしたが大国主の尊とはどんな神なのか習得。
 何を習得したのか? 細かいこと書くの面倒なので書かない。

 ビデオを見終わってみれば、幸いに雨も止み出雲大社へ参拝と参ります。
 天は私を見離していなかったようです。

 


 

 歴史博物館からショートカットで出雲大社へ入ることもできるのですがやはり正門から入ろうと戻りました。
 下り参道を歩き、松の参道へ 木の鳥居 鉄の鳥居をくぐります。 石の一の鳥居はバスで通過していました。

 

 そして銅の鳥居をくぐり 大きなしめ縄の拝殿へ

 

 御本殿入口の八足門で二排四拍手一排で参拝。

 縁結びの神様としてたくさんの方々が参拝に来られています。
 良いご縁で415円。始終ご縁で45円。とか言われていますが
 さほど良いご縁を希望することもなく、ましてや始終ご縁があっては疲れるので
 充分なご縁で15円をお賽銭としました。
 別にケチったわけではありません。


 

 右上が全国から集まった神々がお泊りになる建物。
 東の十九社です。(西にも同じ建物「西の十九社」があります)

 神様も出張で来るとこんなところに泊まるのだなあ。
 なんて、関心したりしちゃいました。

 裏手に周ったところで御本殿が見えました。
 御本殿内の神様は西を向いて鎮座されているということで
 西側に簡単な参拝場所が設けられています。
 こちらで改めて参拝させていただきました。

 参拝が済んだところで昼食です。

 

 

 やはり、出雲といえば「出雲そば」ですよね。
 どこの店と調べた訳ではないのですが、この後に行く稲佐の浜方面に出たら
 美味しそうで賑わっているお蕎麦屋さんがあったので悩まずに入りました。

 頼んだのは、「割子そば」
 本当は、つけそばが好きなのですが、やはりこちらは「割子そば」ですよね。
 麺つゆをどのくらいかけたらよいか解らない。
 少しにしたつもりだがかけ過ぎた気がする。
 参拝も済んだのでお酒なんぞも常温でいただいてしまいました。

 

 稲佐の浜まで西に向かって歩くこと20分程度だったのですが
 なにもないところなのでたくさん歩いた気がする。
 上の図の大駐車場Pから稲佐の浜Pへと歩きました。

 やっと道の向こうに海が見えました。

 このとおり普通に住宅街です。
 歩いていた人は、行く途中で
 3人しかすれ違いませんでした。

 浜に着いて解ったのですが
 みなさん、車で来ているみたいです。
 

 

 これが御本殿の神様が向いていた先 「稲佐の浜」 です。

 なにやら、パワースポットらしいです。

 みなさん、来られて写真を撮ってすぐに帰られるのですが
 私は、30分も滞在してしまいました。

 おかげさまでいっぱいパワーをもらったような気がする。
 

 帰りは「お宮通り」「神迎えの道」なんてところを歩きまして
 「神門通り」へ出ました。

 なにやら門前通りなので、いろいろとお店があるのですが
 眺めるだけで素通りです。
 

 

 「一畑電鉄」 通称「ばたでん」

 「出雲大社前駅」は喫茶店と間違えるような駅舎でした。

 待合室の天井は屋根の形そのままによい雰囲気です。

 ちょうど松江しんじ湖温泉行きの電車が出たばかりでしたので1時間も待ちになってしまいました。
 まあ、別に急ぐ旅でもないしそもそも今回は行き帰りは別にして滞在中は時間を気にしないので問題ありません。

 おかげで駅周辺をプラプラ。

 

 ここは、49歳で電車の運転手になった男の物語の映画「RAILWAYS」の舞台です。
 いい映画だったと記憶しています。

 古い電車が展示されていました。 運転席は、こうして見るととっても狭かったのですね。

 

 こちらが出雲大社駅から乗車した車両です。
 中はベンチシート。湖が見えるようにと進行方向左側に座り
 向かいの車窓越しに湖を眺めます。

 かわいい(若い)車掌さんが乗っています。制服もカッコいいです。
 これにはビックリ、ローカル電車とは思えない。

 

 途中の駅で見えたオモシロパッケージの電車「しまねっこ号」。
 ご縁の文字にウサギがいて、とってもうれしい絵柄ですね。

 

 このままオレンジの電車で松江までと思っていたら
 出雲市駅からの合流地点の川跡駅で乗り換えでした。

 今度の車両は、青・白・黒の豪華列車です。
 座席もベンチでなく進行方向に向いた2人座席と一人座席です。

 当然、私は一人座席に座りました。(湖側だったし)
 ところが途中でスイッチバックをして車窓が反対側になってしまいまして
 また、座席を2人掛けの湖側に移動。
 まあ、空いていたから問題ないけどね。

 乗換えや座席の移動はありましたが
 のんびりと約1時間の宍道湖北岸のローカル列車旅
 ゆっくりした電車旅を楽しんで松江しんじ湖温泉駅に到着。

 駅からは、なんとなく感を頼りに本日の宿泊ホテルへと歩いて移動。

 ホテルは「ルートイン松江」 よくあるビジネスホテルです。
 まあ、宿泊には期待していないので問題ないです。

 適当に荷解きしたところで夕餉の検討です。

 フロントでチェクイン時に頂いた簡易地図

 郷土郎理がいただけそうなお店をチェック

 

 

 松江大橋から見えたのは「なにわ本店」です。このロケーションが気に入りました。
 見えている限りでは、まだ席に空きもあります。
 一人客も見えるので一人でも問題なさそうです。

 通された席は、4人テーブルでした。店内には一人客があと2名いてちょっと安心。
 窓越しの風景は思った以上に最高です。
 さっそく頼んだのは地酒「隠岐の高正宗」というお酒。キレすっきりの私好みのお酒でした。
 とうぜん、追加注文しています。
 後で調べたのですが、地元で愛されているお酒のようです。

 

 前菜とお刺身 、 お味スッキリの椀物  白身のお魚
 最後の右の一品はフワフワしたものの中に練り物だったような
 不思議なお味の一品でした。

 

 鍋物は、豚肉のしゃぶしゃぶです。

 天ぷらに、ごはんの友とともにお椀にご飯。

 最後に、デザートのアイスと熱い緑茶でおしまい。

 お値段を言うのはゲスイですが、これで3000円はとても安い。
 再訪することがあるかわかりませんが、再訪の折にはまた伺いたいお店です。
 食べて呑んだところで街中を散策

 

 お堀沿いの夜景がやたらに綺麗

 

 松江城 明日行くので今夜は訪ねる予定ではなかったのですが
 桜がちょうど満開ということなので夜桜も綺麗だろうと行ってしまいました。

 さすがに遅い時間なので
 夜店は終わっていましたが
 満開の桜にライトアップされた松江城
 思いもがけず良いときに来たものです。

 ぶらぶら歩いてホテルに帰った。
 思えば、たくさん歩いている。
 いつ寝たのかも覚えていない。
 そのままダウン。
 

 30日の出雲から松江で歩いた歩数:21,076歩(12.22km)

 3月31日(木)

 

 おはようございます。
 ベットがきれいなのは昨日チェックインした時の写真だからです。
 早朝に起きて朝の松江市内を散策と思っていたのですが
 目が覚めたらそんな時間をなさそうなのでシャワーを浴びて朝食。

 バイキングです。好きなものだけ取ってきました。ちょっと食べ過ぎか。

 

 昨夜、散策済みなので土地勘はばっちりです。
 外堀づたいにぐるっと回って堀川めぐりの乗船場へ

 

 

 松江を知るには、まずは「堀川めぐり」で舟に乗って一周するのが一番と聞いていました。
 9時から運行開始ということで、ホテルからはカラコロ広場乗船場が近いのですが
 まだ、時間が早かったので「ふれあい広場乗船場」まで散策。

 9時ちょっと前に乗船場に到着したのですが、朝一の団体客がいっぱい
 まずったな、団体と一緒はイヤだなと思ったら、別の舟でした。ホッ

 

 乗船場を出発。船は反時計回りで周ります。お堀沿いには桜の木もちらほら。

 

 堀川めぐりの名物 「下がる屋根」です。
 思った以上に下がります。
 顔がコタツにくっ付くほどです。

 この時期、まだコタツでした。
 この日は暖かかったのでコタツは不要でしたが
 お布団に入っているようで気持ちよかったです。

 船頭さんが松江の歴史やスポットなどを
 案内してくれます。
 歌なんかも歌ってくれます。
 この船に乗って一周すると
 ばっちり松江のことがわかるのです。
 

 

 堀川めぐりも3/4ほどきたところ。ちょっと広めのお堀をゆったりと移動。

 銅版のレリーフは、小泉夜雲の雪女です。
 江戸時代、この辺は寂しい場所だったらしいです。
 そんな、寂しい場所を尋ねた八雲が雪女のお話を思いついたようです。
 今、お堀の外は住宅で埋っています。

 

 お堀めぐりの先に松江城が見えます。実は、お堀めぐりでお城が見えるのはこの場所だけなんです。
 なので、私は朝、事前に歩いてお堀端からお城を見ていたのです。

 

 塩見縄手付近です。この後訪れる武家屋敷などがあるところです。
 この景色の素晴らしいところは電柱とか現代の設備が写り込んでいないところです。
 江戸の時代もこんな風景だったのです。

 堀川めぐり一周を終わり下船。
 乗船場の方にシャッターを押してもらいました。

 自分でも思います。 怪しすぎます。

 

 

 朝来た道を戻って「武家屋敷」へ。本当は小泉八雲館にも入る予定でしたが
 改修中でした。まあ、あるから入ろうかと思っただけで入れなくても別にいいです。

 

 電気もガスも水道もなかった時代ですから今から見れば質素なのですが
 間取り、庭などを拝見するとやはり豪邸です。特に庭がいいです。

 

 実際の写真がこちら。ちょうど桜が咲いていたので余計にいい庭ですよね。

 さて、松江で外せない「松江城」です。

 昨夜とは逆
 裏から松江城本丸へと上がってみました。

 

 

 昨夜も訪ねているところですが、今日はお城に登閣します。

 こちらの登閣券 よく見たら面白い絵(マンガ)です。 
 藤山俊二さんの絵でした。こちらが出身の方だったのですね。

 

 お城の中は、すこしひんやりした空気で
 各階に展示物があります。

 そんな展示物を見ながら急な階段を上がります。

 天守閣からは360°見渡すことができます。

 

 天守閣からの松江市街です。 この時期はどうしても霞みますね。

 

 すこし右側にターン。右奥に宍道湖が見えます。

 

 下では桜満開でお花見客がいっぱい。お茶だのお団子だのとお店もでています。

 お城を出て大手前広場乗船場からふたたび堀川めぐりに乗船。
 乗車券は一日乗車券なので何度でも乗船できるのです。
 一周だけでも安いと思うのですけどね。

 

 ふれあい広場乗船場を出たあたり。今回は最前列に乗船できたので眺めも格別です。
 桜並木もよいけれど、こんな、桜・桜 もいいですね。

 

 全ての橋ではないですけど、こんなレトロ風な橋もあります。
 さすがに骨格は現代の安全なものです。

 

 全長8m、幅2mの小さな船。幅ぎりぎりの水路をとおります。 もう完全に横の壁をこすっています。
 この日は水量も少なかったらしく場所によってはスクリューが川底に当たってしまうので
 勢いをつけて、エンジンを止めて通過していました。

 

 橋の先に「カラコロ広場乗船場」が見えます。楽しい堀川めぐりもここで下船です。

 駅まで約1.5km。バスという手もあるのですが時間に余裕があるので歩きました。

 松江大橋を渡って、路地をなんとなく駅方面へ。
 途中、やたらと寺が多いなぁと思ったら寺町でした。

 

 松江駅です。昼食時も過ぎているのですが電車内でお弁当を食べたいのでちょっと我慢。
 まったくお土産を買っていないのでこちらで調達。

 松江14時発の「特急 やくも」です。

 ちょっと遅めの昼食 駅弁です。

 しじみを食べ損ねていたので
 しじみの入ったお弁当
 「蟹としじみのもぐり寿し」

 まあ、ほとんどは蟹です。
 

 松江から岡山へ向かう途中の駅。

 改札に駅員がいます。

 なんか、懐かしいのですが
 自動改札っていつからだったっけ?
 そんなに昔ではないはず。
 

 岡山から新幹線に乗車。

 乗換え新幹線のホームに出た瞬間に出張の人とかがいて現実に戻ってしまいました。
 気持ちは、この時点で今回の旅行は終わりました。

 31日の松江市内で歩いた歩数:15994歩(9.27km)

 <おまけ>

   

 旅行前日に机の上に本を台座にして「こころばかり」と書かれたポチ袋が置いてありました。
 ポチ袋の中には、お金が入っていてメッセージカードには
 "Happy Birthday! Have a nice trip!"とともに
 「良い焼き物があったら小さいのでいいから よろしくね」の文字。

 台座の本は、誕生日のプレゼントでなく焼き物の本でした。
 ということは、このお金で焼き物を買うて来いということです。

 しかたないので、松江駅前で焼き物をなんとか購入。

 ちなみに

 今回記念に自分の為に買ったのは

 畑電のレトロ電車のピンバッチ

 だけです。
 



 出雲に、特に松江、再訪したいものですね。
 

 おしまい

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