’14初秋 日光中禅寺湖 キャンプ


 ここだけは、年に一度は訪ねておきたい

 「菖蒲ヶ浜キャンプ場」

 今年も訪ねることができました。

 ルートは、いつものとおり足尾周り。


 9月17日(水)

 駐車場に着いて、200m先の管理練に手続きをしに行ったら
 管理練に「受付は売店へ」と書いてある。

 6年目だけど売店で受付は初めて
 以前からお客の少ない日はこうだったのか、新たな人件費削減策なのかは不明。

 しかたなく100mほど先の売店に行って手続き。
 料金は、変わらなく1080円でした。(タープ使用だとプラス1500円)

 売店のおばさんの受付がなんとなく不慣れなところから見ると
 今年からの新たな人件費削減策なのかもしれない。



 管理練前のリアカー

 どれも微妙に大きさが異なるところがおもしろい。 小さいのを借りて駐車場へ。

 荷物はコンパクトに
 しているつもりですが

 こうしてリアカーに載せると
 けっこうな量に見える。

 このリアカーを引くのが
 リアカーの重さも手伝って
 意外と疲れる。




 設営完了。 先客が湖畔沿いに4張りおりまして
 その間のほぼ等間隔の場所に設営。

 もう少し湖畔近くに設置したほうが良かったかなと思いつつ
 湖からの風とか焚火の火を考えて奥にしました。

 でも、やっぱり岸部がいいかなと思ったが
 改めて移設する気にはならなかった。

 まあ、ここがフリーサイトのいいところでもありますね。

 設営も終わり 遅めの昼食。

 カツサンドは
 スーパーでの食材の買い出し時に
 妙に食べたくなって買ったもの。

 並んだビール(正確には発泡酒)3種。
 最近流行りのZEROシリーズです。
 呑んだのは1本です。


 食後は、なにをすることなくウダウダと過ごす。
 本を読んだり、昼寝をしたり、ボーと湖を眺めていたり・・・・

 夕 食 です。

 今日は、先日いただいた新潟の日本酒をメインに
 「おでん」と「お刺身」としてみました。

 キャンプでのお刺身なんて危ない気もしますが
 氷も買って冷やして持ってきています。

 おでん、多すぎました。


 

 おでんをつまみに日本酒。 右上の白っぽいグリーンは、お口直しのメロン。

 最初、日本酒は「冷や」でいただいていたのですが
 やはりここは日光。夜になると寒くなってきます。

 おでんの鍋(コッヘル)にシェラカップを乗せて、おでんと共に温めて熱燗にします。
 この鍋とシェラカップの利用方法はなかなかの便利ワザです。
 *この便利ワザは「シェルパ斉藤の元祖ワンバーナークッキング」で紹介されています。

 本当は、湖畔で焚火をしながらの夜宴の予定でしたが
 焚火の準備をしたところで雨がポツポツ、いそいでテントの前室へ避難。

 その後も雨はやむどころか本降りとなり雨の中での夜宴となりました。

 新たな便利アイテムの登場です。

 湯 た ん ぽ です。

 夏のキャンプでは不要ですが
 春、秋のキャンプでは夜が寒く
 特に足が冷える。



 以前から湯たんぽがほしいと「ほしいものリスト」に登録していたのですが
 子供の部屋を整理していたら、こんなものが出てきた。

 子供が昔使っていた小型の「湯たんぽ」です。

 おじさんには似合わないけど、ちょうどいいので使うことにしました。
 使用感は、カイテキでした。

 ということで雨も止まないのでヌクヌクとお休みしたのですが
 久々の雨の夜のキャンプ、外は真っ暗、冷たい雨音がポツポツ。

 遠くから獣の遠吠えは聞こえてくるし

 雨が小降りになったところでテントから出て
 湖をみていたら目の前を白い影がスーっと右から左へ

 たぶん、猫かキツネのたぐいだと思うけど
 あまりに音もなく目の前を通り過ぎたので
 ゾッとしてしまった。

 9月18日(木)

 昨夜の雨はウソのような晴れのお天気。

 

 焚火で暖をとりながら、湖を眺めてのコーヒーの一杯。

 本日の朝食

 グラノーラパンケーキ

 先日の「やまつく」のオフ会で作ったものです。
 味もそこそこ良かったので
 今回のキャンプでも作ってみることに



 シェラカップにホットケーキミックスを入れて、適当に水を加えて溶く。
 グラノーラを混ぜてネタの出来上がり。

 

 フライパン(コッヘルの蓋)にチューブバターを敷いてネタを投入し焼く。
 *こちらの料理も「シェルパ斉藤の元祖ワンバーナークッキング」で紹介されています。

 ネタを全て入れてしまったので厚いパンになり中まで火を通すのに時間がかかったのと
 ひっくり返すのがちょっと大変だったという反省点あり。

 厚い分、ホクホクしておいしかったかな。
 ジュースに食後のコーヒーで、本日の朝食となりました。

 天気が良さそうなのでもう一泊することに
 はい、今回は遅い夏休みです。

 山歩きの準備はしてきたが、なんかたくさん歩く気がしない。

 

 とりあえず、キャンプ場とは湖の反対側の中禅寺まで車で行って湖畔を散策。
 左上写真の奥がキャンプ場。 右上写真は、男体山。

 男体山もいつか登ってみたい山です。

 こちらは、中禅寺湖から華厳の滝へと流れる川です。

 これだけの水量が落ちるのですから
 すごい迫力ですよね。

 そう、今回は「華厳の滝」に
 行ってみることにしました。


 前に訪れたのは小学生の頃。

 日光にはキャンプ以外でも度々訪ねていますが華厳の滝は行っていなかった。

 行かなかった理由は、観光客が多いからなのですが
 まあ、たまにはいいか。

 

 まずは、上段の観瀑台から

 こちらは無料なのですが、高い位置にあるので滝壺まで見えません。


 やっぱり有料のエレベータで降りましょう。

 エレベータをおりたら
 地下通路でした。

 地下通路の先に観瀑台があります。
 



 華 厳 の 滝 です。

 やっぱり、下から見る滝はいいですね。

 落差、97m
 この日の落水量は、毎秒2.5トン
 だそうです。



 実は、観瀑台は遠足シーズンの
 小学生でいっぱい。

 やっぱり、来るんじゃなかったと反省しつつ
 早々に引き揚げました。

 



 キャンプに来ているのに
 レストランで食事することないよなと

 キャンプ場に戻って

 とんこつラーメン に ビール と おつまみ

 



 この時点で、もう車を運転することはできなくなった。 ひなたぼっこ中。



 日が沈むのを、ただ、ただ、眺める。 綺麗な夕日を期待したが期待通りにはいかなかったかな。

 それよりも、日が沈んだとたんに寒くなりました。 焚火をたきつつ、夜宴の準備へ
 今日は、雨の心配はありません。

 本日のメニューは、「上州名物 もつ煮」
 (もつ煮って上州名物だったんだ。全国、どこにでもあると思うけど)

 それと 「いなばのチキンタイカレー」

 いまや人気の缶詰カレーですね。
 ちょっと量が少ないけど、もつ煮もあるので丁度よいかな。


 

 もつ煮にカレー、ごはんのお供にバッチリなので1合炊いてしまいました。

 焚火で体は暖かいのですが、野外なのでもつ煮もカレーも冷たくなります。
 昨日の熱燗の要領で、もつ煮とカレーを時々温めます。

 コッヘルとシェラカップのこの組み合わせはいろいろと使えます。

 昨夜は冷たい雨と獣の遠吠えと得体の知れない白い影に悩まされた一夜でしたが
 今日は満天の星空です。 ただやっぱり寒い。

 焚き木が終わったので寝ます。

 深夜、トイレに行ったら星がやたらとキレイでした。

 思わず、広場の真ん中で星を眺めてしまいました。
 写真のテクニックがないので写真で見せられないのが残念です。

 9月19日(金)


 2泊のキャンプ。
 本日で撤収します。

 今日も思いのほか良い天気なので
 まだいたいのですが
 帰りましょう。





 明日からの土、日と火曜日の祝日(秋分の日)でここもテントでいっぱいになります。

 

 さて、本日の朝食ですが昨日のパンケーキに工夫をしてみました。

 作ったあとのシェラカップを洗うのが面倒なので具材をビニール袋に入れて手でこねる。
 袋の下の耳をカットしてフライパン上に絞り出します。

 出し切ったビニール袋はそのままゴミへ

 まあ、誰でも思いつくことですね。
 自宅からビニール袋に1食分毎に詰めて持っていけば、後は水を加えてこねるだけで準備完了です。

 ということで本日の朝食は、グラノーラパンケーキ、コーンスープ、ミックスジュースにコーヒーでした。

 天気は晴れですが寒い朝です。 焚火で暖を取りながらの朝食。
 コーヒーでくつろいだ後は、だいぶのんびりしながらの撤収。

 

 手前の白い部分にテントを設営していました。

 撤収した荷物は、キャリアーに載せています。

 リアカーを借りてきて、返すのが面倒なので
 ザックを背負ってキャリアーを引き、すべての荷物を運びます。


 いつものとおり助手席に
 荷物を搭載。

 キャンプには不向きな車ですが
 行き帰りのドライブは
 たのしいです。



 帰りは沼田経由
 国道120号を走ります。

 この行き帰り別のルートが好きです。


 

 白 根 温 泉

 今回は、こちらに立寄り湯してみました。 国道120号線沿いにあります。

 昼時、平日のためか他に客さんがおらず貸切でした。
 湯上がりにお蕎麦もいただいてのんびりです。


 昨年の11月に、椎坂峠にトンネルが開通しました。

 いままで14分かかっていた峠越えが
 5分に短縮されたようです。

 9分の時間短縮よりも
 運転の楽さは、数倍ですね。



 まあ、トンネルばかりだとなんの楽しみもありませんが



 さて、上の写真は帰りに立寄った気になるキャンプ場からの風景。
 これなら夜景が綺麗でしょうね。

 チャンスがあれば今シーズン中に訪れてみたいけど
 さて、どうでしょうか。

 

 おしまい
 
 

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