’13夏 日光中禅寺湖 キャンプ 4連泊

 妻は、10日間もアメリカへ出張に行くという。
 ちーちゃんは、大学受験を控えているので遊びになんか行かない。
 受験がなくとも、もう親と出掛ける歳でもない。
 おまけに、自宅のお風呂をリニューアルするとかで家にいない方が良さそう。
 ということで、好きなだけ出掛けられることとなった。

 と言いつつも、野暮用を片づけたら5日間だけ自由になった。

 8月17日(土)

 目的地は、いつもの日光中禅寺湖の「菖蒲ヶ浜キャンプ場」
 ルートは、いつものとおり足尾周り。

 事前に国道50号線沿いに
 9時から営業しているスーパーを確認済。
 ちょっと早く着きすぎて10分ほど待ち。

 今回は、使えそうな食料は事前に買っていたので
 こちらのスーパーでは
 主に生物と氷にビールを購入。



 通過ルートの大間々で8時から営業しているスーパーがあった。
 ネットの事前確認では8時でなかったのだけどなあ。
 8時と解っていればこちらで買ったのに

 「道の駅 くろほね・やまびこ」

 バイクでいっぱいです。

 私の前を走っていたハーレーもこちらで休憩に入りました。
 乗っていたのは、かなり年配のご夫婦。
 他のバイカーも年輩ばかりだし
 なんか、年寄のほうが元気いいよな。



 ここからオープンにしてキャンプ場まで直行。

 この時期の土曜日は、キャンプ場は大賑わい。
 敷地内は、テントでいっぱい。

 駐車場もいっぱいで、遠い駐車場から荷物を運はねばと覚悟してきたのですが
 今年は、湖岸に広い駐車場がある。

 

 駐車場を広げたのかと思ったら、今年は湖の水が少なく駐車場が広がっただけだった。
 例年は、奥の車のあるところは湖面です。

 湖岸沿いの木陰に設営。

 混んでいる割にはいい場所に設営できました。
 ただ、タープ替わりのシートは
 適当な木がなく施行はあきらめ。

 雨の心配もなかったので
 無理にタープを張る気もしなかった。
 実は、最終日の夕方と夜中に降られたのですが
 

 テントの設営が終わったところで、やっと食事です。この時、もう午後2時30分。
 まあ、設営の途中でビール飲んでますけどね。

 

 昼食 は、棒ラーメン(トンコツ味)です。

 登山の携行食として人気があるらしいのですが、安いからだと思ったら
 普通の即席麺だと割らないと入らないが、この棒状の麺はクッカーにそのまま入る。
 あと、棒状なのでコンパクトなことが人気の理由のようだ。
 2食で1パックなので、もう一回食べます。

 ネギをたくさん入れて、卵も入れてみました。

 食後は
 男体山と湖面を眺めながらボヤーと過ごす。

 下界の猛暑がウソのようです。
 湖面からの風が気持ちいい。

 本を読んだり、ウトウトしたり。

 

 薪を買っておこうと管理事務所に行った帰り
 なんか、人が集まっているので行ってみたら
 キャンプ場内の川岸に鹿がいました。

 のんびりと草を食べています。
 山の中でないのでびっくり。

 

 夕食
 1日目の夕食は
 つまみに「鶏肉のコーラ煮」
 メインは「カレースープ」

 買い物や帰宅途中にお店に寄って
 キャンプに使えそうなものを
 買いだめしておきました。
 カレースープもそんな中に一品です。

 

 

 鶏肉のコーラ煮は、さっぱり味でおいしいです。
 写真は、なんか生っぽくておいしそうでないですね。
 見た目だったら焦げ目を付けたほうがいいかもしれない。

 カレースープは、御飯を先に温めておいて次にカレースープを温め。
 なんの工夫もないけどおいしかった。

 御飯は、一度炊いてみようと思っているのですが、実は御飯を炊いたことがない。(自宅でも)
 いけないなあ。と思っている。一度、チャレンジしてみよう。

 さて、今回のキャンプでは何人か人との出会いがあった。

 そんな一人目は
 「折りたたみ自転車のおにいさん」

 1日目の私のテントの斜め右後ろにテントを設営したおにいさん。
 折りたたみ自転車に山用の小さなテント。
 ちょっと変わった自転車だったので「いいね」って声をかけた。

 当然、車に自転車積んできてサイクリングかなと思ったら
 自転車持って電車とバスで来たんだって。そんなキャンプもあるんだ。
 夕方、自転車でどこかへ出かけて行った。

 帰ってきたらお話したいと待っていたのですが、なかなか帰って来ないで暗くなってやっと帰ってきた。
 鶏肉のコーラ煮をあげて「よかったら、遊びに来てよ」と声をかけたが
 テントの片隅で食事の用意をはじめて(食事もせずに暗くなるまで自転車で周っていたらしい)
 結局、テントの中に籠ってしまったみたい。

 声をかけるなんて余計なことをしたかなと思っていたが
 翌日、トレッキングから戻ってきたら、彼は撤収した後だったが缶詰が私のテントに縛り付けてあった。
 これでは、エビ鯛だね。

 テントの中でウダウダして、よく覚えていないけど、たぶん21時頃には寝た。

 8月18日(日)

 朝食
 ベーコンエッグにサラダのサンド・ウィッチ

 5時頃目が覚めたが、惰眠を貪って動き出したのは
 6時30分頃。

 用もないので好きなだけ寝られるってのもいいもんだ。

 コーヒー飲んで
 さて、今日はどうしようか。

 
 天気がいいので、本日は、トレッキングしてみましょう。 とりあえず、湖畔ルートで千手ヶ浜方面へ

 竜頭滝から湖畔へのルートの道

 会社の保養所が何軒かあります。
 天気良好。木陰は涼しいです。
 下界の猛暑が嘘のようです。

 行き止まりかと思ったら
 案内板のところから右に入る山道があった。

 

 湖畔沿いの山道を歩きます。

 多少の起伏はありますが、常に登りっぱなしとか
 下りっぱなしでないので楽です。

 湖からはさわやかな風が吹き付けるので
 気持ちいいです。

 

  ちょっと危険な所
 キチンとロープが張られています。

 倒れている木もそのうちに切断して撤去してくれるでしょう。

 

 赤 岩 からの眺めです。

 いや〜 湖っていいですねえ。

 ここで先に休んでいたおじさんが
 紅葉に時期のここは「イイよ」って言ってました。

 たしかに、いつか来てみましょう。
 

 平らになったところの樹林帯に出ました。
 ウソみたいな幻想的な世界です。

 「こんなところがあるんだ〜」
 と思わずうなってしまいました。

 

 

 樹林帯の先には、きれいな砂浜がありました。
 当然のように、こちらで小休止。 気分は、南海の孤島です。

 さて、この先ですが
 このまま湖畔沿いを歩いて千手ヶ浜まで行き、そこから戦場ヶ原に抜けて帰るか。
 (歩くのがイヤならバスという手もある)
 左手の山の方へ曲がって高山を目指すか。
 

 
 

 やめればいいのに

 悩んだ末に一度は高山を登っておこうと左に曲がった。
 

 しばらくは、栃の木の巨木の間を歩く。

 この木、自然ではなく
 昔、猟師が食用に植えたらしいです。


 右へ行けば高山という矢印が

 ここから、高山への急な登りになる。

 正確には、地図では理解していたが
 実際は、思った以上に急だった。
 

 

 つづら折りになった山道をひたすら登ります。 やっぱり、止めれば良かったと思いつつ。
 おいおい、クサリまで出てきちゃったよ。足元も、なんかヤバいよ。

 泣き言を言いつつなんとか頂上へ到達。

 

 

 事前の調査で判っていたのですが、眺望は木々に囲まれて良くありません。

 ここで休憩

 昨日、買っておいた「おやき」をいただきました。

 帰りは尾根伝いに歩いて「竜頭滝」の上部に出ます。

 急な山道を下り。

 



 尾根を歩く。 尾根の左側には戦場ヶ原が見え、右側には中禅寺湖が見えます。

 いいかげん歩いて平らになり
 さあ、そろそろ出口かなと思ったら
 階段状の登り

 え〜 そりゃ ないだろう。
 いっきに疲れる。



 登って下った先にあったのがこんなフェンス。

 開けて反対側に出ると、「ここはクマやサルの生息地です」の案内。

 クマやサルの生息地のフェンスの中に私は居たのですね。


 フェンスから出て坂を下り出たのが

 竜頭滝にかかる橋。

 文明社会に戻れました。



 竜頭滝を眺めつつ
 坂道を下ってお帰り。


 キャンプ場に戻り

 ビールが「うまい」

 「さばの照焼き」の缶詰は

 折りたたみ自転車のお兄さんからの置き土産。
 ごちそうさまです。


 

 今回歩いたルートです。地図をクリックすると別画面で開きます。

 実際に各場所に到着した時刻を図の中に記入しています。
 案内板の予定時間と実際にかかった時間に差があるのは
 (特に登りで差が出ているようだが)
 休み過ぎなのか体力がないのか、ちょっと考えてしまいます。

 夕暮れです。さあ、夕食の準備に入りましょう。
 この時点でチビチビと飲んでいたワインで出来上がっているのは言うまでもない。

 

 夕 食
 今晩の食材を並べています。
 昼が「おやき」だけだったのでたくさん食べられるだろうとパスタを300gも茹でてしまったが失敗。
 そういえば、以前に野反湖で似たような失敗をしている。
 適当に食べて、あとは、食べ切れないので処分してしまった。

 2組目の出会い
 「おじいちゃんと綺麗なおねえさん」

 山から下りてきてのんびりしていたら右隣に新品のテントやらタープを設営し始めた1組のカップル。

 なんせ、お店の袋からキャンプ用品を出しているのだから「オイオイ」である。
 手伝ってあげてもいいが、余計なお世話になりそうなので静かに拝見。
 それでも、説明書を見ながらなんとか設営できたみたい。

 さて、そんな設営だがおねえちゃんはほとんど手を出さない。
 おじいちゃん一人で「いや〜実は初めてだよ」と言い訳しながら作業している。
 実におじいちゃんは良くしゃべる方である。おねえちゃんはイスに座って黙って聞いている。

 内心、「あー なんでキャンプに行きたいなんて言ってしまったのだろう」と後悔しているようにも思える。
 おじいちゃんと綺麗なおねえさん。どう見てもキャンプには不釣り合いである。

 どう見ても夫婦ではない。親子であるとも思えない。
 やっぱり、呑み屋のおねえさんとお客さんときり思えない。
 まあ、いいではないですか。
 隣といってもその辺の微妙な間隔はとれている。

 テーブルの上には高そうなワインが3本も並んでいる。

 さて、焚火台まで準備して着火に入った。
 たぶん、着火できずに消えるよなと期待ワクワク見ていると期待通りに火が消えた。
 おじいちゃん「チャッカマン買ってくる」と言いながら売店へ行こうとするので

 「チャッカマンあるよ〜」と声をかけてしまった。

 でも、チャッカマンでは解決しないことは見え見えなので着火剤とともにお手伝いに
 案の定、着火用の新聞紙に火が付いただけだった。
 火付けを実施して退散。 ちらっと最高級品のステーキ肉が見えました。

 おじいちゃんワイン抱えてお礼に来てくれて
 マイカップを差し出したらナミナミと注いでくれちゃった。

 いや〜 うまいワインです。いつものワインとは全然違う。
 人には、親切にするもんだ。

 おまけに、そのあと、牛肉も一切れいただいちゃいました。これがとろけるんです。
 いや〜 それほど安いお肉を食べているわけではないのですが
 こんなうまい肉って あるんですねえ〜。

 おいしいワインとお肉で完全に酔っぱらって、適当に片づけて転がり込むようにテントに入りダウン
 いつ寝たのか記憶にない。

 8月19日(月)



 5時頃には起きたが、動き出したのは6時30分頃からか。
 写真は、6時前の日の出の風景です。

 朝 食

 ハムエッグ・トースト
 サラダがないのでリンゴ
 なにはなくとも、欠かさずにコーヒー

 今日は、のんびりしようと思っていたので朝もゆっくりです。
 



 のんびりと読書をしながら過ごしていたが、食料の買い足しもしたいしで、ちょっと、出掛けることに



 さかなと森の観察園

 キャンプ場と竜頭滝の間にあり気になっていたのですが、なかなか訪ねられないでいた。
 今回、やっと訪ねることができた。

 今は「独立行政法人 水産総合研究センター」 昔は、宮内省に属していた施設です。
 観覧料金大人1人300円の料金を払ったら、しおりと魚のエサをくれました。



 もとは宮内庁ご用達の施設なので、皇族が来られた時の控室なんかもある。
 今は、資料室になっています。

 広い敷地内には、木々に囲まれてニジマスなどの池が点在しています。

 ニジマス

 ガラスの窓越しからエサを投げ込むと寄ってきます。





 敷地の奥、川の向こうはキャンプ場でした。

 散歩気分で見学してお昼時になったのでお帰り。
 昼食は、どこかお店でと思ったのですが、気の進む店がないのでテントに戻り。

 昼 食

 前日の残りの棒ラーメン。
 豪華にソーセージが入ってます。

 こんな木陰で食べられるのは
 実はすごく贅沢な気がする。
 キャンプっていいよなぁ


 さすがに4泊分の食材が足りなくなってきた。氷も買いたい。
 中禅寺湖の唯一の商店へ

 あるのは知っていたが、いままでは準備してきた食材で間に合ったので行ったことがなかった。
 今後のためにも一度どんなお店か見ておきたかった。

 お店は小さい(コンビニを一回り小さくした感じ)が、思ったよりも必要なものは手にはいりそうです。
 値段も良く確認してないが高くなっていなかったと思う。

 そんなお店でちょっと買い足し。

 さあ、お風呂に立ち寄ってキャンプ場へ帰りましょう。



 こちらに来て3日目、まだお風呂に入っていません。
 ボディータオルで体は拭いているし、涼しいので汗はかかないのですが
 今日あたりは、お風呂に入りたい。

 訪ねたのは、お気に入りの「中禅寺湖金谷ホテル」の露天風呂「空ぶろ」

 料金1000円ですが、ガソリン代を考えると遠くて安い温泉よりも経済的なことになる。
 おまけに、丁寧なフロントの応対と、バスタオルとタオルのサービスはうれしい。

 お風呂上りにロビーで休憩してしまいました。

 キャンプもいいけど
 ホテルお泊りは、もっといいなあ。

 特にここの料理と
 程よく冷えたビールがいいんだよなぁ。


 

 そんな贅沢も言ってられないので

 テントに帰って
 さあ、もう今日は動かないぞと

 ビール

 後は、適当に呑みながら
 ウダウダと過ごす。


 今日の夕食は、昨日失敗したパスタのリベンジ



 量は少なく150g程にした。  できあいのソースをベースに、ニンニクで香を出したフライパンに
 今日が限界であろう生トマトを刻んで投入。ソーセージも具材として投入し
 アンチョビと塩・胡椒で味を調えてソースの出来上がり。
 程よく茹であがったパスタを絡めて出来上がり。 リベンジ成功です。

 今回、新たにフライパンというツールを追加したのですが
 やっぱりフライパンがあると料理のバリエーションが広がります。



 暮れゆく風景を眺めながら、程よく酔って、明日は早くから行動だと早めに就寝。

 8月20日(火)



 朝 食

 今日は、湖を一周したい。
 なので、朝食に時間をかけたくないので簡単に「カップうどん」です。

 中禅寺湖一周トレッキング

 何回も中禅寺湖にキャンプに来ていて、テントから湖を眺めていて
 いつか、対岸の岸部を歩いてみよう。いつかは、湖を一周してみよう。
 と思っていた。

 今回の長期滞在(4泊)で特に考えていなかったが、歩くのなら今回かなと考えてしまった。
 長時間たいしてやることもなく「ぶら〜」っとしていると、くだらないことを考えるものである。

 思い立ったきっかけの一つとしておととい軽い気持ちで挑んだ高山へのトレッキングのルートで見た
 「中禅寺湖1周をされる方へのお願い」の案内

 約8時間かかるので時間と装備と体力を整えて歩いてください。というもの
 朝から歩けば大丈夫だなと考えてしまった。

 さすがに約25kmの歩行では準備と心構えが必要。

 荷物も最小限かつ必要な物をしっかりと準備し
 いつもは、すぐに写真を撮れるようにカメラは首にぶら下げているのですが
 これが、けっこう疲労になるかとカメラもバックの中へしまいました。

 さて、湖一周へのチャレンジです。

 千手ヶ浜手前までは、おととい歩いたルート。
 一度歩いた道は、迷いがなく気が楽だ。ただ、感動も少ないか。

 早朝(7:10)の赤岩からの眺望です。

 すーっごく 静かな湖面です。
 ここで、思わぬ事故です。

 耳元で羽音がブ〜ンと聞こえたかと思ったら
 右肩に激痛が走った。
 謎の虫は、ハチかアブだと思うが さて、どちらか。



 ツメで刺された箇所をつまみ毒を絞り出してみた。効果あるのか?
 一か所なので死ぬことはないとは思うが、とりあえず千手ヶ浜まで移動し
 容態が悪くなったらそこで考えることにして先に進んだ。



 千手ヶ浜に到着。
 肩の痛みはあるけど、異常に腫れているということもなく、大丈夫そうなのでこのまま歩くことに。

 さて、もう一つ問題が発生。
 チョット便意がある。 ここにはトイレがあるが、先ほど看板を見たら200m先だって
 往復したら400m。今日は、なるべく歩行距離を伸ばしたくない。

 どうしよっかなぁ。  やっぱり行っておこう。

 右上の写真、奥の建物がトイレです。

 また、また、問題発生。
 無理して来たのに、男性トイレの中の1つきりない大きい方のトイレが「故障中」

 まだ、朝一のバスが来る前の時間。たぶん、誰もいない。
 女性トイレに入ってしまおうか。 と悩む。

 ふと、中間におむつ替え用の部屋がある。
 もしや、便器もあるのかとおもったら「あった」助かった。

 広い部屋でゆっくりできました。(変な話ですみません。)

 湖岸にもどり先に進みます。



 千手浜沿いの道は、広くフラットな道。こういう道が楽でいいです。

 「仙人庵」のお家です。
 たしか、ここでおいしいコーヒーが飲めると聞いたことがあったのですが。
 どうも、最近、火災でにあったようです。奥が、完全に焼け跡となっていました。

 その後は、山道、崖道で楽な道とは言えません。

 

 「白岩」から見た「男体山」
 天気が曇りなのであまり良い景色ではありませんね。
 曇りは残念ですが、歩くのには楽です。

 この先で、やっと反対側から歩いてくる人と会いました。
 さて、その人なのですが だんだん近づいてきたらお互いに 「あれ〜!」 です。

 なんと、キャンプ場での左隣の方でした。

 これが、3人目の出会い。お隣のソロキャンパー

 朝、出るときに隣も歩くような恰好をしているな。とは思ったのですがこんなところですれ違うとは
 お互いにビックリしつつ 「じゃ またね」と別れた。

 それにしても、ここですれ違うということは随分と歩くのが早いのかと その時は思った。
 帰ってから聞いてみたら途中までバスで移動してから歩いたのだと聞いて やっと納得。

 その後、2組とすれ違ったがいつもの山でのすれ違いと違い
 なかなか、人に合わないようで2組ともうれしい声であいさつを交わした。
 普通は、「こんにちわ」だけなのですが「やっと人に会ったー」とか「一周ですか?」とか
 2,3会話をしてしまった。

 そのうちの1組とは夕方にもう一度会って「あー、また会ったね。」なんて声をかけてしまった。
 さて、そんなほとんど人の気配のしない山道ですが
 熊には遭遇せずに人気のあるところにやっと出た。



 イタリア大使館別荘記念公園のベンチで一休み。

 休みでも座ってはいけないということなのだが 座った。
 この時点で、時間はもう2時。 お腹は空かないが、水以外のもが欲しい。



 一昨日に登った「高山」です。左から右に歩いています。
 こうにみると下りの方が急なんだなあ。

 湖畔でいちばん賑わっている
 湖畔園地に着いた。

 急ぐわけでもないので、ここで「栄養補給」
 ていうか
 ここでの「栄養補給」が楽しみで反時計回りにした。

 写真はビールだけですが
 付け出しの山菜とラーメンを食べてます。


 何軒かオシャレなレストランがあってそちらに入ろうと思ったのですが、高そうなのでやめた。
 イヤ、値段なんて気にしないで入っていたかもしれないが結果から言うと入らなくてよかった。

 ほとんど人のいない広い食堂の一角に座って荷物をイスに置いてくつろいだら、妙に汗臭い。
 わー 自分ってこんなに臭いんだー。
 「おしゃれなお店でなくてよかったー」なのでした。

 「栄養補給」も済んだので帰りましょう。

 いっきに休憩なしで帰ります。なんせ、天気がヤバそうなので
 ボートハウスまできたところで雨脚が強くなった。
 しかたがないので、ここでポンチョをかぶる。

 やっと、キャンプ地に到着。
 15時頃に帰れると思っていたのですが17時でした。

 途中で会ったお隣さんはとっくに帰っていてくつろいでいた。
 「ただいまー。やっと帰りましたー。」なんて挨拶したら
 笑いながら「おつかれさまー」

 「待っていたよー」 とビールを差し出してくれました。
 「うれしー」

 やっていることが同じ、年齢も同じくらい(だと思う)。
 しばし、トレッキングの話で盛り上がりました。

 聞けば、前日は日光白根山を登ってきたとか
 なるほど〜 ここを起点にしてまだまだいろんな遊びがありそうだ。



 今回、歩いたのが上の地図。
 到着した時間、休憩時間も記入してあるので気になる方は、クリックして拡大して参考にしてください。

 今回は、長時間となるため疲れを貯めないように50分歩いたら10分休憩を基本にして歩きました。
 途中で栄養補給のため長い休憩をとったこともあり一周するのに約10時間かかっています。
 8時間で回れるなんて、そりゃ 休憩なしだろと思う。
 いや、そうでもない。やっぱりみなさんもっと歩くのが早いのか?

 足にまめが2個づつできた。もう一回まわれと言われたら、  「もう、いいです。」

 さすがにこれだけ歩くとお風呂に入りたい。
 実はキャンプ場内にも温泉ではないけどお風呂がある。
 今回、初めて使わせてもらいました。

 料金は、500円。湯船と洗い場を含めて5人ぐらいがいいところか。
 私が入った時には3人だったのでゆっくりできました。



 夕 食

 温めれば食べられる「おでん」と、マーボー丼。
 簡単に済ませています。

 そうそう、お隣にはビールをいただき
 前日には着火の手伝いをしたとはいえワインとお肉をいただいています。

 なんかお返ししたいなといっても大した物がなくて
 トウモロコシの地獄焼き(葉が付いたまま焼いた物)を切り分けてお返ししました。
 なんか、わらしべ長者ですね。

 かなり疲れていた。お酒もそこそこに就寝。

 8月21日(水)

 朝 食

 残り物で朝食

 さすがに4泊5日だと
 食材も余すことなく使い切りました。
 残ったのは、ビール1缶と
 酒のつまみが数点。





 今日は、帰るだけなのでゆっくりと撤収作業。

 昨夜の雨もあったので、テントなどを乾かします。
 キャリアとバックパックになんとかまとまりました。
 後は、イスをたためばいいだけ。 リアカーを使わずに撤収です。

 沼田周りでお帰り。

 いつもの、金精峠の風景です。




 昼 食

 昼食に立ち寄ったのが、”うまい安い早い もつ煮日本一の 永井食堂”

 先日、日本TVの「秘密のケンミンSHOW」で紹介されたばかりなのでいつも以上に混んでました。
 私の頼んだのは、これで半ライスです。

 2013年の夏は、こうして終わりました。
 

 おしまい
 
 

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