’12初秋 野反湖でキャンプ

 初秋と書きましたが、9月中では、まだまだ暑い日々が続いています。

 今回のキャンプ地は群馬県北部の野反湖。キャンプは、2年ぶりの2回目です。
 日帰りでは、良く来ている。先月も日帰りで来て、キャンプで来たくなりました。

 前回来たときのこのキャンプ場の2点の難点の内の1点
 「携帯が圏外であること」は、docomoは解消されました。(SBはまだです。)
 もうひとつの駐車場からテントサイトまで約1kmの移動はあきらめましょう。

 管理錬は、昨年新しくなりました。
 2階に受付、売店と広い食堂兼休憩所、奥に展示室まであります。
 1階部分は、トイレにコインシャワー(10分で200円)、コインランドリーにリヤカーの倉庫。
 以前の施設にあった「お風呂」は作らなかったようです。
 そうだろうね。利用者少ないよね。シャワーぐらいで良いと思う。


 9月14日(金)

 前日の内に食材やらは準備済。車にキャンプ道具一式を詰め込んで8時頃出発。
 朝の渋滞(そう、みなさんお仕事なのね)に巻き込まれながらも10時30分頃には到着した。

 自動開閉ゲートをくぐって駐車場へ
 この開閉ゲート、夜間(〜朝8時まで)は自動で開かないようです。
 早朝に出発したい人は、ゲート横の駐車場に停められます。

 コペン同系色のリアカー。このリアカーは小型です。
 助手席に積んでいた荷物ですが
 リアカーだといっぱいに見える。



 こちらの料金体系は、2年前と同じでテント1張り1300円、施設使用料1人300円。
 合計1600円。やっぱ、1人では高い。
 2人でも1900円。 人数が増えて、家族、グループにはうれしいですね。

 約1kmのテントサイトまでリアカーを引っ張って移動。
 リアカーを引いての上り下りは辛い。




 今回は、こんなところにテントを設営してみました。
 木々に囲まれた草地です。一番の理由は、ブルーシートを張るための適当な木がほしかったことですね。
 今回は、6畳の大きさのブルーシートを用意してみました。
 大きいだけあって日陰、雨除けは広範囲でばっちりなのですが、張るのにはちょっと苦労した。
 もう一回り小さくて良いようです。

 設営も終わり 昼食

 今回は、生スパゲッティ・バジルソース
 生ハム・レタスのサラダ

 御供は、やっぱりビール



 生スパゲッティは、茹で時間が4分と短いこととやっぱり「生」はおいしいだろうと使ってみたのですが
 なんか、ぼそぼそした食感で普通のパスタのほうがおいしいという結論に達してしまいました。

 一つ懸念されることは、茹でるお湯が少なかったからかということが考えられるので
 後で、自宅でもう一度食べてみることにします。



 さて、いきなりの大きな地図ですが
 野反湖のトレッキングコースの案内図です。
 ここ野反湖は、トレッキング愛好家にはなかなか人気の場所らしいです。

 今回は、そんな野反湖を一周してみました。
 まずは、時計回りで「テントエリア」から「野反湖ビジターセンター」へ戻り。
 なぜ、時計回りにしたかと言うと車の中から傘を調達したかった。実は、ちょっと空模様があやしかった。

 野反湖のダムは、地図の上部にあります。ここは関東なので太平洋に流れると思いがちですが
 実は、こちらの水は新潟を通って日本海に流れています。

 そんなダム上を歩いて、くねくねした車道を登って行く。
 「池ノ峠パーキング」のところで右手の遊歩道に入り湖畔へと延々と下って行きます。




 左上の写真がそんな下り坂の遊歩道なのですが
 反対に回っていたら最後のほうでこの坂を登らなければならなかった。
 時計回りで良かったと思いながら下りました。
 天気が良くて傘の心配をしなければ、絶対に反対周りをしていました。

 下りきったところで湖畔沿いに平坦な道になります。6、7月頃の花の季節が良いようです。




 上の写真は、来た道を振り向いたところ。ちょっと空があやしくなってきました。

 当初は、富士見峠の「野反峠休憩舎」で飲み物の補給と休憩をとる予定でしたが
 空模様が怪しいのと、湖畔から休憩舎までの道がけっこう登りになっていたので
 そのまま休憩所に立ち寄らずに湖畔を周ることにした。

 この選択が良かったのか、悪かったのか。
 途中で飲み水が切れ、疲労が溜り、ヘイヘイの状態でテントサイトに辿り着いたのですが
 途中から降りだした雨も土砂降りになる前に帰れたということでは良かったのかと思う。

 そんな、立ち寄ろうとしていた

 「野反峠休憩舎」

 軽い食事も提供しています。



 湖畔一周も半分が過ぎて後半周

 ちょっと山の中に入ったのが
 こんな状態。

 熊さんが出てきても
 不思議ではありません。

 熊鈴をカラカラ鳴らして通過。




 ロケーションは良いのですが、空が怪しい。ちょっと、寒くもなってきました。

 右上の写真は「エゾリンドウ」です。この時期ところどころで見ることができます。
 私が花の名前なんか知っているわけないですね。案内図で紹介されてました。

 エビ平に辿り着く手前で、雨がポツポツと降り始めた。
 カメラはしまったので写真がありませんが、エビ平は素晴らしいところでした。
 テントサイトからも近いし、もう一度訪ね直したいところです。

 テントサイト手前で本降りになるが
 テントサイトに到着。

 到着したのが4時頃なので
 2時間半ぐらいで周ったようです。

 案内図の時間は
 だいぶ余裕のある時間のようだ。


 テントサイトの炊事場で濡れたものなど荷物を整理。

 テントに戻り、とっても疲れたので横になる。

 ウトウトしていたら、外は雨・風が凄いことになってきた。
 テントとブルーシートに当たる雨音はバチバチ状態。
 おまけに、ブルーシートは風で今にも飛ぶのではないかと思えるくらいに羽ばたいている。
 近くに他のテントはないし、飛んだら飛んだでいいやとほっておいたのだが、大丈夫でした。

 まあ、そんなに長く降る雨ではないだろうとのんびり待ち。(ほとんど寝ていた。)
 山の中で、雨・風に囲まれてのテント内もオツなものです。

 6時ちょっと前に雨も止み夕食

 本日は、「モツ煮込み」を準備しました。

 ネギを刻みながら温め。
 工夫もなんにもないですね。


 他には、道の駅で入手した「トウモロコシ」。
 (これは、いつものとおり焚火の中に放り込んで適当に焼いて食べた。)

 事前に買っておいた「温めれば食べられるご飯」
 だとおもったら、よく読むとレンジ専用と書いてある。
 無理やり温めて食べましたが、心なしかおいしくなかった。

 コンビニで買い足した「枝豆」。
 実は、ソロ・キャンプの食材にはコンビニの方が合っていると解っているのだが
 なんか、コンビニでそろえるのはむなしい(面白味がないので)スーパーで買っている。
 それほど、スーパーが面白い訳ではないのですが・・・

 今回のお酒は、日本酒をメインにしてみました。(サブにワイン)

 いつものとおり、焚火をしながら酔って、眠くなって、おやすみ。

   9月15日(土)

 残念ながら、天気がパッとしない朝です。
 5時頃に目が覚めたが、ウダウダしながら6時30分頃になって活動開始。
 残った薪で暖をとりながらまずはコーヒーを一杯。

 朝 食
 ハム レタス サンド
 ハムは昨日の残りの生ハム
 危ないので火を通したら、ベーコンのようになった。

 ポタージュスープとヨーグルト
 そうそう
 網の破れたトースターは
 新しい物を買いました。


 のんびりと撤収作業です。

 大きなブルーシートは、こんな利点がありました。

 本当は、しっかり乾かして収納したかったのですが
 曇り空ではそうもいかず

 適当に乾かしたところで収納


 今日から世の中では、3連休。キャンプ場が一番混む日のようです。
 9時頃になったらゾロゾロとキャンパーが入ってきました。

 昨晩は、私を含めてテントは6張りだったのですが、あとで調べたら15日は67張りでした。
 広いキャンプサイトでしが、最近の大きなテントを考えるときっと恐ろしい状態だったのだと思う。

 10時30分。そんなキャンパー達がゾロゾロと入って来るのを眺めながらお帰りです。

 今回の立ち寄り湯は、尻焼き温泉
 河原の無料の温泉です。

 おっと、駐車場いっぱいです。
 どうも、車中泊の車があるようです。
 「車中泊ダメ」って書いてあるのですが
 しかたがないので路肩に停めて河原の温泉へ
 路肩の駐車もダメって書いてあります。


 駐車場がいっぱいなので温泉も人でいっぱいだろうと思ったら、それほどいない。
 お昼時なので車でお休みなのかな。

 それにしても河原の温泉に入っている人が少ないと思ったら、めちゃ熱かった。
 上の写真の小屋の中の温泉が丁度良い湯加減だったのでこちらで入浴。
 ちなみに先客は1名だけでした。

 こちらがその「めちゃ熱い温泉」

 この解放感がいいのですがねえ。





 昼 食
 以前に紹介したお豆腐屋さんの向かいにあるお蕎麦屋さん。
 平日に訪れることが多い私は、こちらのお蕎麦屋さんに寄りたいのだがいつも開いていなかった。
 やっと今回、立ち寄ることができました。

 お勧めは、「温かいキノコ汁のつけそば」でしたが、暑いので普通の「もりそば」にしました。
 たしか、マイタケの天ぷら付きで950円だったかな。
 お蕎麦もおいしいけど、キノコも売りにしているようです。

 

 そんなお蕎麦屋さんの路地に咲いていたコスモス。秋ですねえ。

 さて、今年のキャンプはこれで終わりのようです。
 
 

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