’12夏 日光中禅寺湖でキャンプ&東照宮参拝

 本当は、温泉三昧の旅行を妻と計画していたのですが
 なんとも都合がつかなくなり、キャンセル料が発生する1週間前ギリギリでキャンセル。

 ポッカリ空いてしまった夏休み。念願の連泊キャンプに(自分だけで)行くことにしました。

 8月15日(水)

 目的地は、日光中禅寺湖の湖岸の「菖蒲ヶ浜キャンプ場」。 (もう、恒例ですね。)

 沼田周り足尾周りとコースがありますが
 買出しのスーパーの規模からすると大間々のスーパーで買い物をするため足尾周りですね。

 といいつつ、大間々のいつものスーパーは10時開店。
 早くに家を出すぎたため30分の待ちとなってしまいました。
 10時前に開店の別のスーパーを探そうかと思ったのですが、悩んでいたら時間になった。
 別のスーパーを見つけておいたのでこんど機会があったら使ってみましょう。

 途中の道の駅でトマトを購入。たしか、4個で180円と安かった。
 ここからは、高所に入ってだいぶ暑さも和らいできたのでオープンに

 いろは坂をゆっくり登ろうとおもったのですが、あまりにも遅いので
 バイクと一緒になって追い抜き車線を走行。
 バイクも3台ほど抜いてしまいました。(だって、バイクのくせに遅いんだもん)

 明知平を過ぎたところで渋滞。
 渋滞のトンネルを抜けたらガスってた。
 空気はひんやりです。

 中禅寺湖に出たところで
 ほとんどの車は右に折れて華厳の滝方面へ
 なんで、中禅寺湖へ行かないのでしょう。
 わからない。

 
 今日はキャンプ場も混んでいたが、なんとか湖沿いの駐車場に止められた。

 荷物の一部だけ持って受付へ テント大人1人で1000円支払い。
 とりあえず設営場所を確保し、確保のための荷物を置いて後の荷物を取りに車に戻る。

 

 8月は、橋の手前もテントサイトとして開放している。 今回の設営場所は、2009年に設営した場所です。
 日陰ではないけどロケーションが最高です。

 実は設営開始してすぐに小雨に降られた。 荷物は濡れないようにブルーシートで被いつつ
 本降りになる前に設営を完了したいとちょっと焦ってしまった。
 結果は、設営後すぐに止んだのだが

 昼 食

 インスタントラーメン と トマト1個丸ごと
 お決まりのビール。

 質素に野営っぽさを演出してみました。
 

 食後は、散歩したり、読書したり、ウトウトしたりで、まったりとした午後を過ごす。

 

 とりあえず今回の食材をずらっと並べたのが左上の写真。
 いつ何を食べるかという計画もなく適当に食べたいものを買っている。

 それで、本日の夕食のメインとなったのが右上写真の「水餃子」。
 アツアツ水餃子にポン酢をかけておいしくいただきました。

 

 この時点で18時40分頃なのですが、まだ明るいですね。
 暗くなってから「焚火」と考えていたのですが、暗くなるのを待ちきれませんでした。

 暗くなると本を読むのもランタンの灯りではつらい。
 iPhoneは、通信状態が悪くほとんど使用できず。
 昨年は通信できていたので設営場所の問題のようです。

 やることもなく、お酒ばかりがすすむので早めに ”おやすみ”
 
 8月16日(木)

 朝起きたら、良い天気。ただ、天気予報では昨日と同じく不安定だと言っている。
 とりあえず、雨が降り続くような日ではないので延泊することに決定。

 しかし、あらためてテントの設営場所を確認すると、日陰はない。
 突然の雨を考えてブルーシートをタープ替わりに張る木もない。
 すずしい内にテントを移設することにした。

 

 新たに設営した場所は、湖畔から数メートル入った木々に囲まれた草地。
 ブルーシートで雨除けも設置。(これをタープと称すると1500円追加料金が必要となる。)

 落ち着いたところで本日の朝食。 簡単に温めただけの「麻婆丼」(朝から)
 さて、今日のの夕食と明日の朝食を考えるとちょっと食材が足りない。
 何と言っても「酒(ビール)」がない。
 昨日、飲み過ぎた訳ではありません。買った量が少なかったのです。

 買い出しとなると日光市まで下りるのが一番。
 ついでに、日光といえば東照宮。やっぱり行ってみなければならないですね。
 延泊料金1000円を払ってから、 東照宮参拝 & 買い出し に出発。

 

 さすが「東照宮」。朝の10時でいくつかの駐車場はいっぱいになっていた。
 誘導員に回されて駐車したところは、社務所の敷地内のようなところ。
 駐車料金は、時間制限なしで500円でした。

 たくさん歩くのかな思いつつ、左上写真のちょっとした坂道を上って左に折れたら五重塔が見えた。
 入場券売り場は、五重塔と同じ敷地内。
 すごく近い駐車場だったようです。

 拝観料は、1000円と1300円の2種類があって高いほうが余計に2か所ほど拝観できる。
 なにが余計に拝観できるのかよくわからないまま1300円を購入。

 東照宮に来たのなんて小学校の遠足以来。 当時は、今よりももっと解らずに拝観していた。

 

 表門を入ってすぐにあったのが神厩舎というご神馬をつなぐ厩(うまや)。
 ようするに「馬小屋」。有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」は馬小屋の欄間だった。

 中には、本物の馬がいました。
 このお馬さん、調子が良ければ午前中の2時間ほど出勤しているそうです。

 陽明門

 どこもかしこも彫刻で埋め尽くされていて
 遠くから見ると美しいのですが
 近くで見ると飽きません。

 

 陽明門をくぐって右手の奥にあるのが

 「眠り猫」 300円分の一つがここ

 左甚五郎作ですね。
 こちらも猿に劣らず人気者です。

 みなさんカメラに撮るので渋滞状態です。

 

 この「猫」さんも小学生の時に見た記憶があります。
 どれどれとやっと見つけて小さいので「なんだぁ〜」と思った記憶がある。
 今は、生きている、しかも、賢そうな猫に見えた。

 小学生の時は、この猫を見た後、猫のいた門(坂下門)をくぐった記憶はない。
 今回は、この猫の下をくぐって長い階段を登った。

 

 長い石階段を登り切ったところにあったのが
 奥宮拝殿 、 鋳抜門 、 御宝塔 とつづく 家康公のお墓
 こんなところまで入れるなんて知らなかった。

 眠り猫の下をくぐって出たところで右手の建物内の廊下に人が並んでいる。
 なんだかわからないけどとりあえず下駄箱に靴を入れて廊下に上がり並んでみた。

 「本社」の中に入れるようです。(本社の外観は修理中でした。)

 待つこと15分程度。本社内にどどっと入って座ります。
 東照宮の最も重要なところで、例祭や祭典はここで行われるそうです。

 修理中のためでしょうか、漆の匂い(?)がかすかに感じられました。
 これだけの人が入っているのに全然暑さを感じないのは不思議です。

 唐 門

 本社前にある門です。
 本社には、ここから入るのでしょうね。

 白塗りの門というのも珍しいですね。


 本地堂
 案内矢印は、陽明門を出て右手の「本地堂」へと案内。
 また靴を下駄箱に入れて、「本地堂」内へと入ります。 300円分の二つ目がここ

 なにがあるのかなと思ったら、「鳴龍」でした。
 天井に描かれた大きな龍がいまして、頭の部分の下だけが拍子木を打つと反響するというものです。
 天井裏になんか仕掛けをしたのだろうけど、その反響の音色がとても綺麗でした。

 本地堂(鳴龍)からの陽明門です。

 本地堂を出たら通り雨。それもかなりの降り。
 しばし軒下で雨宿り。
 ちょっと雨で霞んだ写真ですが
 人も歩いていない、雨音だけの景色は癒しのひと時となりました。

 

 雨が止んだところで駐車場に戻ってお帰り。
 日光市内のスーパーで買い出しをしキャンプ場へお帰り。

 途中の日帰り温泉施設で温泉と昼食をと考えていたのですが
 定休日でやっていなかった。しかたないので、そのままいろは坂を登って帰ることに

 今回は、のんびり登りましょうと思っていたのですが、やっぱりあまりの遅さに耐えきれず
 追い越し車線を走ってしまいました。

 登り切った明知平展望台で
 本日の昼食となった

 「だんご」

 おいしかったよ。
 

 さて、お風呂にやっぱり入りたいので、中禅寺金谷ホテルへ

 

 中禅寺金谷ホテルのお風呂 「空ぶろ」 です。
 左上写真は、お風呂場入口。右上の露天風呂は、去年宿泊したときのものです。

 立ち寄りでの利用は、料金1000円とちょっと高いのですが
 ふかふかのバスタオルとフェイスタオルがついて、このお風呂なら納得です。
 注意は、利用できる時間が13:00〜16:00でメンテナンス等で変更もあるということですね。

 お風呂も入ったことだし、あとはテントに帰ってビールを呑んで一休み。

 

 今晩の食材。
 昨日から残っているホルモン(危ないかもしれない)。
 冷やすために氷を買い足していたので氷代が高くついている。
 ホルモンがだめだった時のために買い足した「やきとり」
 参鶏湯スープ と 温めれば食べられるご飯

 焚火用の薪は、昨日の残り。まだ寒くないので2泊分もちました。
 9月のキャンプとなるとこの焚火がとってもありがたくなる。

 結局、ホルモンも焼き鳥も食べちゃった。 完全に食べ過ぎですね。

 締めの参鶏湯スープご飯

 今年の霧積高原キャンプの残りです。
 朝食用、夕食用と便利に使いました。
 

 暗くなって、やることなくて、酔っぱらったので おやすみ

 8月17日(金)

 ちょっと雲があるけどおだやかな朝です。

 朝の湖面は、いつも静かで鏡のようです。
 キャンプでの一番好きな時間です。




 昨夜遅くに来られたキャンパーで、テントが4つも増殖してました。
 なんと、こちらの方々は年輩のドイツの方々でした。(一組の夫婦と男性3名)
 朝食を済ませたら、トレッキングに出掛けて行きました。

 朝 食

 レタス・ハムサンドトースト
 コーヒーに牛乳

 トースターの網は破れたままなので
 焼くのに苦労しています。
 やっぱり、買い替えましょう。


 今日も天気が不安定。なんせ、朝方、遠くで雷鳴が聞こえてた。
 テントやシートを乾かしてから撤収したいところですが
 乾かせる天気となるかわからない。
 結果は、撤収が終わったころにはピーカンの晴れとなったのですが
 後で家に帰ってから乾かすということで撤収。



 戦場ヶ原です。いつもは通り過ぎている茶屋に立ち寄ってみました。
 地図を見ると、この先を右手に曲がったところに光徳牧場というのがあってキャンプ場もある。
 今後、使えるキャンプ場か下見を兼ねて立ち寄ってみることにした。

 そんな、光徳牧場への道
 まっすぐな林間の道です。

 牧場の手前にあった駐車場には
 中に入っていないので分からないけど
 きれいなトイレがあって
 キャンピングカーや車中泊の車が数台いました。
 確かに車中泊にはいい場所だ。


 駐車場の注意書きには「テントやタープの使用は禁止」と書かれているので
 テント泊は、ダメですね。 許しちゃうと夏の間、長期滞在者が居座るでしょうね。



 光徳牧場

 そんな駐車場の先に牧場の施設があって、休憩所・売店なんかもあった。
 牧場には、なにもいないのかとよく見たら奥のほうに牛がいた。
 お目当てのキャンプ場は、牧場施設の裏にあったのですが
 受付の建物は朽ち果てて、今は営業していないようです。

 いつもの金精峠で

 手前の「湯の湖」
 奥の「戦場ヶ原」を眺めて
 お帰りです。


 いつも、峠を越えたところでおしんこをいただくのですが、さすがに飽きた。
 というより、ちゃんとしたものを食べたいので通過。

 そんな、昼食に選んだのが

 とんかつ です。

 しかも脂たっぷりロースです。
 普段は体を気遣ってヒレなのですが
 今回はロースです。

 やっぱ、疲れているのかなあ。


 なんか、久々にちゃんとした食事をした。 おいしかった。

 高速を使ったので午後も早い時間に帰宅。早速の猛暑にうんざり。
 もっと、ゆっくりしていれば良かったと反省。

 憧れの連泊キャンプもあっという間に終わってしまった。


 夏休みがまだ続いていたので「おまけ」を2つ

 おまけ(その1)

 8月19日(日) 「野反湖」日帰り

 日光から帰ってきて一日空いた日曜日。
 このまま妻とどこにも行かないと怒られるので、日帰りで「野反湖」へ



 湖の入口で妻は車から下りて湖半周5kmのランニング。
 私は、先に車を回してキャンプ場の下見。
 管理練も昨年新しくなり、おおきなバンガローもできていました。

 妻と合流してテントサイトまで約1kmを散策しテントサイトも下見。
 だいぶ、きれいに整備されているようだ。来月、時間が取れれば来てみようかと密かに考える。

 妻は、この先のトレッキングコースで最初に走り出した入口に戻りたいというので
 私だけ駐車場にもどり車を回すことに

 リゾート地に犬を連れていってドックランさせる愛犬家の気持ちが良くわかる。



 野反湖からの帰りにお豆腐屋さんに寄り、お豆腐をいただく。
,br>  このお豆腐屋さんは、2004年8月の「野反湖」で紹介しているのですが
 当時、250円だった「かた豆腐」(いなか豆腐)は400円になっていました。

 お店もかなり観光客化されてしまったようです。 しかたないか。

 そんなお豆腐やさんですが、もうひとつおもしろいものがある。
 なんとこちらのおじいさんが温泉を掘り当てた。



 それがこの露天風呂。見てのとおり広い露天風呂です。
 特に加温している設備もないようなので源泉かけ流しです。
 ちなみに、こちらは混浴。となりにちょっと小さいですが女性専用もあります。



 温泉の入り方ですが
 先のお豆腐屋さんで入浴料金500円を払い鍵の付いた入浴手形をいただきます。
 お豆腐を500円以上買うか食べるかすると入浴料を1人100円割引してくれました。

 この鍵をもって露天風呂まで移動。たぶん、300メートルぐらい。
 自分で鍵を開けて入るという仕組み。
 細かいことを言うと防犯とか事故対応とかありますけど、野暮なことは言わないことにしましょう。

 ちなみに、今回入ろうとしたら先客のおばさん3人が混浴に入っていて
 入るのを躊躇していたら「もうすぐ出ます。」と言うので待っていた。
 結局、私たち夫婦も混浴側の大きなお風呂を貸切で入っていました。

 そうそう、温泉の名前は「京塚温泉」。地図にも載っていない温泉です。



 六合村の道の駅で食べた 「花豆のソフトクリーム」 と 「とうもろこし焼き」
 なんか、お豆腐とこんなのでお昼になってしまった。前に来たときもそうだったなあ。

 花豆のソフトは、控えめの甘さで美味しかったし
 とうもろこしもおじさんが丁寧に焼いてくれ美味しかった。

 お土産に買ったお弁当箱

 ちーちゃんへのお土産です。
 こんなお弁当箱を持って学校に行ったら
 うけるぜって言ったら
 本人も喜んで持って行ってます。
 友達のうけもいいみたいです。

 なにより、ご飯がおいしいらしい。


 おまけ(その2)

 8月20日(月)五輪メダリスト銀座凱旋パレード

 夏休み最終日。 凱旋パレード、見てきちゃいました。

 11時開始の2時間前に行ったら、もう皆さん凱旋コースの歩道に座り込んでいる。
 銀座2丁目の角に、そんな座り込みの隙間をなんとか確保。

 このまま座り込んで待てばよいのかと思いきや
 10時になったら、車道まで観覧場所が拡大しそのまま前へ移動。
 もはや、座ることもできず満員電車状態で立ちっぱなし状態。

 それでも、後1時間でパレードが来るのかと皆さんウキウキ。
 そんな私は、前から5人目の位置。
 後でTVニュースを見たらとんでもなく良い位置だった。
 というか、後ろにたくさんの人がいた。



 パレード待ちのひとコマです。
 日本の旗を振っているのは、毎回オリンピックに応援に行っている
 「応援おじさん」みたいです。



 なんか騒がしくなってきた。 パレードが来ました。



 おなじみの選手です。



 みんな輝いてます。



 左手にカメラをにぎって高く掲げたままシャッターを切る。
 もう片方の右手も高く上げて振る。



 声は、ワー、キャー、ウォー、と喜びと感激の出しっぱなし。

 たぶん

 自分の前を通りすぎたのは
 1分間にも満たない時間だったのかもしれない。

 でも、すごく感激して
 選手や応援している皆さんと共感した時間だった。



 2012年の夏は、こうして終わりました。
 

 おしまい
 
 

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