'11晩秋 谷川温泉 金盛館せゝらぎ

 Sub Title 温泉旅館で秋の味覚を堪能 

 秋も終わろうとしている11月の末日。
 夫婦して平日休みが取れたのでお泊りで温泉。
 とはいえ、仕事が終わってから出かけるので近場です。

 高速を使って1時間ちょっと、水上温泉の近く、山間の谷川温泉

 5時過ぎに出て、宿に着いたのは6時15分頃。
 チェックイン予定は7時だったので余裕の時間なのですが
 他のお客は、とっくに湯に浸かって今は夕食をいただいているようです。

 今回、お世話になったのは 金盛館せゝらぎ



 上の写真は、翌日の朝、撮ったもの。
 ロビーと谷川を望むお部屋です。 ロビーが4階の最上階。 お部屋は3,2,1階。
 崖に張り付いた様な構造のようです。

 朝、このロビーで牛乳、リンゴジュース、コーヒーのサービスがありました。

 

 部屋に案内していただいて、夕食を7時からにしてもらい 早々にお風呂へ

 お宿で用意していいる部屋着は基本は「作務衣」。 普通に浴衣を選ぶこともできます。
 私は裾の乱れを気にすることの無い作務衣にしました。妻は浴衣を選びました。
 その他、湯足袋や湯カゴと充実しています。

 

 こちらは、お茶うけ と 楊枝たて
 「楊枝たて」は、売店で同じものが売っていたのでチェックアウト時に購入してしまいました。

 売店には、宿泊していて「いいな」と思ったものが大体ありました。
 「作務衣」やこの後紹介するご飯を炊く釜まで こんなのもけっこう良い売り上げなのかもしれませんね。

 

 お宿の前の谷川沿いに小屋があって露天風呂があります。(混浴)
 どうせ他のお客は食事中で誰も入ってこないだろうと夫婦で入ってしまいました。

 左上の写真は、翌日撮った露天風呂までの小道です。



 こちらは、1階にある内湯。 大きな窓から外が見えます。
 小さいけど露天風呂もありますが、柵がジャマですね。

 さて、夕 食 です。



 ズラー と 夕食の[献立」。 品数、多いです。

 宿の書き込みで料理が品、量ともに多いとは書いてあったのですが なるほど です。

 まずは 前菜

 お酒のおつまみにぴったりです。

 秋なので芋が多いですね。

 これだけで充分ですが
 前菜 なんです。



 肉料理

 和牛フィレ肉です。
 各自、鉄板で焼いて食べます。

 塩、醤油ダレ(もう一つなんかあった。)
 に付けていただきます。


 お造り

 鱒 と 真鯛 です。
 胡瓜のソースがかかっています。

 仲居さんが最初に運んできたのは
 ここまででした。


 つづいて仲居さんが運んできた3品

 煮 物

 南瓜、里芋、人参、湯葉の煮物。
 写真、撮り損ねました。

 椀 物

 きのこ汁です。

 見てのとおり
 きのこがごっそり入っています。



 温の物

 献立では「射込みリンゴ」と紹介されています。

 こちらの旅館の名物のようです。
 リンゴをくり貫いた中にクリームソースが入っていて
 オーブンで焼いたものです。
 デザートのようですが、おかずです。


 この時点で、「もういいんでないかい」と思い始めてきた。

 そんなたくさんの料理のお酒ですが
 まずは、珍しさで日本酒の発泡酒。
 その後は、「今宵一献」という名前の日本酒。



 発泡酒は、上品な甘い味でした。シャンパンですね。

 「今宵一献」というお酒は、地元の酒蔵がこの旅館用に作ったものでした。
 ちょっと強め(辛め)のお酒です。

 料理が多すぎてお酒はそんなに飲んでません。

 またまた、仲居さんが運んで3品。

 焼き物

 岩魚の塩焼き

 これだけで、食事になるよ。


 揚げ物 と 酢の物

 河フグ唐揚げ
 むかごのかき揚げ
 四角豆

 柿の胡麻酢和え
 糸瓜とクコの実が添えられています。


 河フグは、ナマズのことです。 むかごは、・・忘れた。 四角豆は、四角い豆。
 むかごも四角豆も、昔からこの辺で食していたものだと言っていました。
 柿の胡麻酢和えは、想像のとおり柿の甘さと胡麻の香りを酢が引き締めてくれています。



 つづいて用意してくれたのが ご 飯 です

 おかずに、鰤大根、香の物と大きなツミレが入ったお味噌汁。

 そのご飯ですが、右上の土釜で炊き上げます。 きっちり7分30秒。その後、10分ほど蒸らし。
 見事な炊き上がりです。

 もう、ご飯はいらないと思っていたのですが、炊きたてのご飯を見たら食べたくなってしまいました。
 この土釜、帰宅してからネットで買ってしまいました。

 仲居さんが最後に運んでくれた。1品。
 何度も運んできてもらっているうちに仲良くなってしまいました。

 デザート

 メロン と ジェラード

 珍しい焼き芋味のジェラードでした。



 これだけのもの、気付いたらほぼ完食してしまいました。
 食事時間もばっちり2時間。

 仲居さん ご苦労様です。

 食事が終わって
 お皿を片付けた後に仲居さんが持ってきてくれたのが
 これ、お茶と夜食用の「お稲荷さん」

 あんなに料理が出てまだ出た。 妻と一緒にびっくりです。
 もう食べられないよ。と思ったのですが
 夜、のどが渇いて冷たいチュウハイを飲みながら
 いただいてしまいました。



翌朝

 当然、朝湯に入ります。露天風呂にも行ってみましたが温まらないので内湯へ
 妻はランニングに行ってからお風呂に入ると出かけました。

 そんなこんなで、朝食も8時からとお願いし遅めの朝食。

 こちらもたくさんの品がならびました。
 サラダ、焼き魚、卵焼き、漬物
 果物にヨーグルトまで
 笹に包まれていたのは自家製納豆でした。



 昨日、チェックインしたのも遅かったけど
 チェックアウトしたのもたぶん最後のお客で11時ぎりぎり。
 金盛館さん お世話になりました。

 そのまま帰っても良かったのですが、谷川岳に行ってみた。



 ロープウェイで天神平へ、そこは雪景色。もう、冬です。
 妻がちゃっかり作った雪だるま。(よくできました。)



 天神平から見た北の山々。
 その後もふらふらと遊びながら帰ったので、家に着いたのは夕方。
 ちなみに、お昼は食べてません。 とういか、食べすぎでお腹が空かなかった。

 豪華なお食事をしに行ったというところですね。
 あれだけの食事をして(しかも貸切部屋で)、お酒飲んで
 温泉にも入れて、お泊りで
 ちょっと高いけど いいかも しれない。

 今回の記念の一品。
 水上温泉 レトロ Tシャツ

 背中に印刷されています。
 良く見ると、美しい女性が湯をかけています。

 背中をマジマジと見られそうですね。


 おしまい

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