’11初秋 日光中禅寺湖でキャンプ

 ちょっと早めの連休がとれたので、今年も行けました。
 この時期に日光中禅寺湖の菖蒲ヶ浜キャンプ場へ行くのは3年目。
 定例となりそうです。

9月15日(木)

 途中のスーパーで買出し。
 いつも食べきれないので買い過ぎないように注意して買い物。

 今回は、朝食用のハム・チーズ・牛乳
 焚き火用のアルミに包んだジャガイモ
 ビール3缶と飲みかけのワインボトルを自宅から持参。

 足尾の町を抜けて
 いろは坂を駆け上がります。

 そんなにスピードを出しているわけではないのですが

 けっこう、抜いてきました。
 

 

 明智平展望台で休憩

 最近急に出てきたレモン牛乳のアイスクリーム。
 栃木県人にとっては、レモン牛乳って当たり前の物だったようですが
 他県の人から見ると「なに?それ?」ってことで
 最近、SAなどのお土産で見るようになりました。

 展望台から一気に湖に下る。
 中禅寺湖に着いて、ふとイタリア大使館別荘の文字。

 前から存在は知っていたが行ったことがない。ちょっと、寄り道してみることに
 車で行けると思ったら、途中から歩きになっていた。しかも、約1km
 中禅寺近くの広い駐車場に停めて、ウォーキングシューズに履き替えて バッチリ 歩きモード。
 ちなみに、中禅寺湖って名前のとおり中禅寺という立派なお寺があったんですね。 知らなかった。

 こんな、木漏れ日の差す道を歩いて行きます。

 途中に別荘が2軒。今も使われているようです。
 こちらの別荘の方々は、車で入ってもいいのでしょうね。

 後で調べたら、1軒は英国大使館の別荘でした。
 もう1軒はわからないけど
 プレジャーボートがありました。
 

 後450mのところに車が10台程度停められる駐車場。
 別に歩くのは苦にならないが
 悔しいのは、手前の案内でこの先駐車場なしときり読めなかったことだ。
 プン、プン

 

 左上が、「国際避暑地歴史館」(副邸)
 ヨットや鱒釣りを楽しんだ写真や映像を見ることができました。

 急ぐ用もないのでゆっくり昔の映像を拝見。 昔のほうが優雅に思える。
 館内は撮影禁止だったので写真はありません。
 (禁止するほどのものは無いとおもうのですが)

 副低から湖畔側に歩いた先にあるのが、右上の「本邸」
 大使とその家族が使用していたそうです。
 こちらは、中も撮影可能。
 ちなみに入館料は取りませんが、寄付金が100円(程度)でした。

 

 湖畔側からの外観です。 湖畔にデッキ、いいですねえ。

 

 2階に湖に面して寝室が3部屋。

 

 1階は、食堂・居間・書斎が続き部屋になってます。

 途中の駐車場まで車で来られなかったからではないですが
 歩いて来るのがいいですね。小道を歩いて来るからこの静けさを味わえるのだと思う。
 また、行ってみよう。

 駐車場の先、行き止まりと書いてある道は、半月峠への道となっているようです。
 こちらも、探索してみることに

 

 かなり登ってきたところにある展望台。
 中禅寺湖が見下ろせます。 こんな展望台があったなんて知らなかった。

 展望台の先、まだ車で行けるようで
 たどり着いたのがこちら
 湖は見下ろせないけど
 山々を見下ろすことができます。

 駐車場の中央でポーズ。
 

 この道は、17時で閉鎖されます。
 確かに、人家もないし、開けておくと物騒ですね。(こまったものだけど)
 気がつけば、かなり道草を食ってしまった。そろそろキャンプ場へ行きましょう。

 駐車場には5台程度。ボチ・ボチお客がいるようです。
 キャリアに荷物を積んで
 肩にイス、背中にリュック、両手にも荷物、これ以上は無理だな。

 受付事務所まで、ゴロゴロと行きます。料金は、今年も1000円。
 どうせ、薪を買いに事務所に来なければならないのでここでリアカーを借りる。
 でも、リアカーの分だけ重くなっただけであまり楽にはならなかった。

 

 今回の設営場所。景観を優先した結果、一番奥となりました。

 今回の食材

 左から、とうもろこし、トマト
 シーチキン(チーズ入り)
 ミートソース、アルミで包んだジャガイモ
 グレープフルーツ
 パスタ(ペンネ)、アンチョビペースト
 おでん、ワイン(もう、けっこう空いている)


 そのほかに、朝食用のパン、チーズ、ハム、牛乳なんてのも準備。

 お腹が空いた。
 そういえば、まともに昼飯を食っていない。

 まずはパスタ。
 ミートソースだけでは味気ないので
 生トマトを刻んで入れて
 アンチョビで味を調えてます。



 日が暮れかけたところで「焚火」。

 とうもろこしとアルミに包んだジャガイモを火の中に投入。

 パスタを食べながら、シーチキンを摘んで
 とうもろこしを食べて、ジャガイモ食べたら
 もう、食べられません。

 当然のように足元に空き缶がころがり、ワインボトルも空に

 チャットルーム覗いたら友達がいた。

 左手でチャットしながら
 右手はお酒飲んだり、つまみ食べたり、焚き火の面倒をみたり

 チャットは、扱い難いスマホで、おまけに酔っているので
 変換がめちゃくちゃ、内容もめちゃくちゃ

 酔って暇している私に付き合ってくれてありがとう。

 焚き火が消えて、お酒も無くなったので

 「おやすみ」です。

9月16日(金)

 朝、6時ごろ目が覚めたけど、ウダ・ウダ。
 散歩しながら、トイレに行ったり、顔を洗ったりして
 まずはちょっと寒いので焚き火の準備。



 朝日は、左手から上ってくると思っていたら
 左後ろから上ってきた。
 テントの設営場所によってずいぶんと違うものだ。

 今日も天気 良さそう。

 もう、秋の空ですね。


 朝食

 トーストに
 ハムとチーズをサンド
 スープは、ほうれんそうのポタージュ

 焚き火をつつきながら
 最後にコーヒー


 かなりのんびりと撤収。
 シートやテントは、たぶん今度は来年になるので よ〜く 乾かして収納。

 デザートに買っておいた
 マンゴー

 持って帰るのも面倒なので
 撤収作業の合間にいただく


 来たときと同じように、背中、両手に荷物を持って、キャリアーを引いてお帰り。
 リアカーは返すだけだけ面倒なので借りなかった。

 帰りは沼田まわり。
 昨夜お風呂に入っていないから温泉寄ってお帰りたい。

 日光の奥 「湯元温泉」
 いくつか日帰りの湯はあるのですが、気になっていた「日光山温泉寺」



 お寺で入れる温泉です。
 お寺は1軒きりないので、特に温泉の案内はないけど
 こちらの石堂が並んだ参道を行くのでしょう。

 参道を進むと 普通に「お寺」
 お風呂に入れる雰囲気ではありません。

 玄関には、「御用のお方はインターフォンを・・」
 なんて案内が書かれてます。
 お坊さんが出てきたらどうしようと
 恐る恐るインターフォンを押すと
 普通のおばさんが受付けてくれました。


 入浴料金500円。フロントがあるわけでなく、玄関でお支払い。
 お風呂場の説明を受けて 「どうぞ」ってなぐあい。



 玄関から入って、突き当たりを右に曲がった本堂との間の建物がお風呂場でした。
 男湯が手前、女湯は奥です。お寺さんで混浴はないよね。

 白い湯の花がいっぱいの真っ白な温泉です。
 当然、源泉掛け流し。源泉はかなり熱いのでお水もがんがん注がれてます。
 湯船は見てのとおり4人も入ったらいっぱい。洗い場も2人でいっぱいですね。

 誰もいなかったので貸切。30分ほどゆったりしていましたが誰も来ませんでした。
 やっぱり有名といっても平日だななんて思って脱衣所に出て服を着ていたら
 一人来て、また一人来て、脱衣所を出たら、また一人。
 貸切は運が良かっただけのようです。



 「いいお湯でした」と言って帰ろうとしたら、お茶とお茶うけまで用意されていました。
 お茶うけの下にはご丁寧に領収書まで添えられていました。

 お座敷に移って、外を眺めながらゆっくりお茶をいただくことに
 思いのほかの、いごごちの良さです。
 また、行こう。

 金精峠の茶屋で昼食。

 今日は、お蕎麦が食べたいなと思っていたのですが
 やっぱり、ここにきたら「おしんこ」になった。
 パターン化しそうですね。


 あとは真っ直ぐ帰るだけと思ったのですが、片品村(今は沼田市か)の 吹き割りの滝
 たまには寄ってみようかと、たぶん、小学生の時以来かと思う。

 お店に併設された無料の駐車場があるのですが、なんの縛りのない市営の駐車場(こちらも無料)へ駐車。
 案内の看板のとおり躊躇することなく遊歩道への足を踏み入れる。これが、甘かった。



 遊歩道に入ったとたんに長い登りの階段。(左上の写真は、登ってきた階段)
 たしか昔は川に下りて滝を見ただけだったはずだが
 遊歩道なんて時間のかかるところまで足を踏み入れなかったのか
 昔は、遊歩道なんてなかったのか

 そんな昔のことを言ってもしかたないので、先に進む。



 途中の展望台から川を眺める。
 この景色を見たいがための遊歩道です。
 なので、これだけのために歩きたくない人は遊歩道に入らないことをお勧めします。



 崖っぷちの林道を歩いて、つり橋を渡って



 川岸に下りて、川岸を歩く。



 これが、「吹き割りの滝」 右上はその下流
 特に柵がないのでそのまま滑って落ちそうです。落ちたニュースを何回か聞いています。



 椎坂峠からの沼田市内

 さあ、今年のキャンプもおしまいだな。
 沼田ICから高速に乗ってお帰りです。
 

 おしまい
 
 

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