'11夏 東北 北上 夏油温泉
 岩手県北上市でインターハイ 陸上競技を応援し 秘湯 夏油温泉で一泊
 ついでに 栃木県小山市でインカレ 新体操 の応援

 昨年に引き続き、今年もインターハイの応援。 今年は、北東北です。
 でも、今年はお姉ちゃんの応援ではありません。お姉ちゃんは、春で卒業しています。

 ママが、知り合いが出る陸上競技の応援に行きたいというのでお付き合いすることに
 ちなみにインターハイは、県単位での主催は去年の沖縄で終了。
 今年からブロック地区で開催。今年は北東北(青森、秋田、岩手)です。
 興味のない人にとっては 「へ〜〜」ってことですね。

 かなり前から行くことは決めていたのですが
 たぶんインターハイで押さえられているのでしょう。
 宿がとれない。

 そこで
 会場となっている陸上競技場を調べたら、併設されている公園内にキャンプ場がある。
 「これっきゃないね」 ということで、前日のうちにキャンプ道具一式積んで ”すっかりキャンプ気分”。
 ママは、「エ〜ほんとうに キャンプ〜っ 野宿すんの〜」 とボヤいていました。

 ところが
 出発前の夕方、だめもとで会場からそう遠くない温泉宿へ電話したら
 「取れちゃった」   キャンプしての応援は、”なし”となりました。

1日目(8月4日)

 深夜1時。いざ、東北へ
 以前、弘前へ行った時も深夜の移動。あのときもトラックが多かったけど
 今回は、それ以上に多い。震災復興ですかね。

 8時頃には目的の陸上競技場に到着の予定でしたが
 途中、事故のため通行止め。
 いつになったら解除されるかハッキリしないので
 高速を下りるつもりで渋滞の列に並んでいたら「解除」された。

 そんな、こんなで、北上市の陸上競技場に着いたのは、10時頃。

 事前に調べておいた公園内の駐車場に入ろうとしたら 「大会関係者以外ダメ」
 ちょっと考えれば、公園内の駐車場に駐車なんてできるわけなく
 臨時駐車場に駐車して、会場までテクテクと歩き。

 キャンプするとなると荷物持って歩きでしたね。
 宿が取れてよかった。

 陸上競技場

 多少、関東よりは気温も低く
 木陰などは涼しいのですが
 スタンドは、その角度のためか 暑い

 私は、ずっといる気はないので
 公園に退散

 
 記念に買った
 インターハイ陸上競技のTシャツ

 スポーティだったり
 燃えていたり と
 いろいろありますが

 ”やわらかめ”にしました。
 

 

 競技場と併設されて、広い池を取り囲んだ公園があります。
 池のほとりに簡易テントを設営。 テーブルとイスもセット。
 夜通し運転して、睡眠不足の私は、ここでお昼寝です。

 ちなみに、右上の写真が泊まろうとしていた公園内のキャンプサイト
 広くてきれいで、トイレも綺麗でした。 なんといってもいいのは「無料」(許可は必要)です。
 インターハイで公園内の駐車場が使えないためか、キャンプしているのは2組だけでした。



 ママは応援に行ったまま帰って来ないので一人で勝手に昼食。
 キャンプ気分で温めて盛り付け。
 豪華に「デミグラス・チーズ・カレー」

 当然のようにビールを飲んで、満腹感と酔いと疲れで「爆睡」したようです。
 これがいけなかったのか? 寝ている間に脱水状態に陥ったのか?
 この後、不調に・・

 応援も終わって本日のお宿「夏油温泉」

 競技場から25km程度。
 時間も40分程度とすごく近いのですが
 競技場を出て数分で
 こんな、木々に囲まれた道になって
 たぶん、風や吹雪を避けるための木です。


 やがて、こんな細い山道になって

 ガードレールもない曲がりくねった山道を進んだ
 行き止まりが温泉宿。

 この道、冬期は閉鎖されます。
 当然、宿も冬期は閉鎖です。
 夏のみの温泉地です。


 どおりで、受付・お問い合わせ先電話番号が携帯の番号でした。

 「夏油」と書いて「ゲトウ」と読みます。

 アイヌ語の「グット・オ」(崖のあるところ)からきているそうです。

 雪のため冬期は利用できないところから「夏湯(げとう)」と言われ
 お湯が夏の日差しを反射して油のように見えたので
 後に「湯」が「油」になったそうです。




 バスは、あります。 でも一日2本です。

 お宿は、秘湯のイメージでは一軒の宿がポツンとあるのかなと思ったら
 ごらんのとおりいくつかの建物が寄り集まっていました。

 お宿の間の通り道。
 まるで、ひなびた温泉街ですね。

 私たちの部屋は、左手前の建物の2階でした。
 右側の建物は、湯治客用のようです。
 良く見ると、2名ほど寝転がっています。

 露天風呂は、赤い⇒の先です。
 露天は、5つもあります。

 左矢印の先にある露天風呂



 赤と青の暖簾がかかっているのが「真湯」。暖簾は、男女分かれていますがお風呂は混浴です。

 川を挟んで反対側にあるのが「目(女)の湯」。 「女の湯」ですが、混浴です。
 ちなみに、ママは女湯だと思って入ってきちゃいました。

 それぞれの露天で温度が異なっていて、今回は「目(女)の湯」が私には適温でした。

 つづいて、縦矢印の先にある露天風呂

 「滝の湯」

 こちらが女性専用のお風呂です。
 「野天」と言っていますが
 「しっかり屋根・壁で覆われてます。
 ママもここは、好きになれなかったようです。


 「大湯」

 こちらが一番の人気のお湯だそうですが
 とっても熱くてゆったりできませんでした。



 「疝気(せんき)の湯」

 渓流沿いの小さな湯船です。
 今回は、お湯が半分程度で
 庭の池のようでした。

 入ろうという気にもならなかったです。


 ちなみに、全ての露天風呂の湯船そのものが源泉口。
 自然湧出の100パーセント源泉掛け流しです。
 そういえば、湯船にパイプとかありませんでした。

 ついでに内湯も紹介しておきましょう。



 朝の締めで入りました。
 男女別にそれぞれあるのですが
 ママは「小天狗の湯」 私は「白猿の湯」に入ってみました。
 露天はいいのですが、体を洗うには内湯がいいですね。

 アブ のお出迎えがありました。
 お風呂に入っていればさほど怖くないのですが
 脱衣所にいたアブが恐ろしかった。
 アブは、はえたたきで自己解決してほしいそうです。

 注意書きの四角で囲った言葉がいいです。
 「なにぶん 自然界の深い山間の露天風呂ですので根本的解決策がありません。
 ご理解程お願いします。」


 う〜ん なにも 言えない。



 露天風呂は、こんな渓流沿いに点在しています。アブも出ますわ。

 実は、ほとんどの露天風呂は早朝に入っています。
 宿に到着して入ったのは、「真湯」と「目の湯」だけ
 汗を流したくて入ったのですが、これで体調を崩したようです。
 湯上りで、ドット疲れが出ました。

 夕食

 いつも、どでんと存在するビールが
 ありません。

 食事も
 ほとんど、食べられませんでした。

 情けない。

 おやすみ

2日目(8月5日)

 部屋からの景色です。

 おはようございます。

 早くに寝たので、目覚めも早い。
 体調もバッチリ

 夜明け直後から露天風呂を回ってきました。


 朝食 です。

 昨夜、ほとんど食べられなかったので
 いつもにも増しておいしくいただきました。
 それと、食後のコーヒーが「嬉しかった」





 岩風呂(蒸し風呂)

 宿からちょっと歩いた山の中にあります。
 橋の先の洞窟の中に10数歩入ると天然の蒸し風呂です。
 洞窟から出ればすぐ横に滝があり水風呂にも入れます。
 しかし、残念ながら今は入浴禁止になっていました。

 地元のサイダー

 お宿の売店にあったサイダーです。
 お水がいいのですかね。
 まろやかな味でした。

 しかし、糖分はきっと高かったな。




 夏油温泉Tシャツ

 お宿の売店で記念に購入。
 なんか、外国の方々が喜びそうですね。
 知らない人が見ると、温泉地のTシャツとは思えないでしょうね。

 日本酒”夏油温泉”

 同じく、お宿の売店で売っていた日本酒。
 おいしいかどうかは判りませんが
 記念の品として一本購入

 Tシャツより温泉らしいですね。


 ゆっくりとお宿をチェックアウト。 また、陸上競技場へ

 テーブルとイスだけ持って、公園に休憩地を確保。
 ママは、暑いスタンドへ競技を観戦に  わたしは、公園内をプラ・プラ。

 競技場近くの食堂で 昼食

 やっと、美味しいビールの登場です。
 昼食というよりは、つまみに「ホルモン野菜いため」
 ママは、あんかけ焼きそば。



 旧友との久々の再会

 夕方、競技場を後にして帰るのですが
 実は、岩手にはママの旧友がいて、毎年、盆暮れにご挨拶があり
 電話も年に数回、お話している仲なのに、前回会ったのは17年も前。
 久々に会いたいね。ということになり、忙しい中、一関で会おうねということになった。

 一関のショッピングセンターの駐車場で待ち合わせ。
 待ち合わせ場所の近くに着いたので電話すると、入り口あたりに居るって

 黄色っぽい服を着たそれらしい人が見えたので、「黄色い服、着てるよね」って言ったら
 え〜 どこから見てるの〜 って あらぬ方向に一生懸命手を振っている。
 なんとも、17年振りの再会が 笑えました。

 近くの焼肉屋で夕飯をたくさんにご馳走になり
 お互いにボケをかましてしる会話に、ただ・ただ 私は微笑み。
 話が尽きないところでありますが、これから栃木県佐野まで移動しなければならないでの
 久々の再会も3時間程度で終了。「ごちそうさまでした」

 東北自動車道を南下
 佐野藤岡インターで高速を下りたのが0時30分頃。 これで、高速料金は半額です。
 ホテルに入る前にコンビニでビールとつまみを調達し、予定通り1時にホテルにチェック・イン。
 
 インター近くのホテル
 このホテル、チェックイン時間が0時過ぎでも可能。
 インターに近いためですね。
 お部屋、きれいでしょう。
 でも、値段とっても安いんです。
 疲れているし、深夜なので
 シャワー浴びて ビール飲んで
 おやすみ グ〜


3日目(8月6日)

 今日は、栃木県小山市で開催されているインターカレッジ新体操の応援だ。
 春から行っているお姉ちゃんの大学です。
 残念ながら(当然ですが)お姉ちゃんはメンバーに入っていません。

 昨晩も寝たのが遅かった(深夜)ですし、早朝から会場に入る必要もないのでゆっくり起床。



 まずは、朝食。 かなり充実したバイキングです。
 バイキングの注意は「取り過ぎない」ことなのですが、やっぱり取り過ぎたか。

 食後、最上階にあるお風呂にも入ってみました。
 貸切、景色もいいです。

 小山市の体育館で応援し帰宅。

 2年連続でスポーツ絡みの夏休み旅行。
 さて、来年の夏はどうなるでしょう。?
 

 おしまい

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