’09初秋 日光中禅寺湖でキャンプ

 今年は、祝日の並びの関係で9月に5連休ができた。いつのまにかシルバーウィークなんて名称まで付いている。
 なんとか2日間の自由を手にいれて、天気も良さそうだし夏の雨のキャンプのリベンジに出かけた。


9月20日(日)

 前回と逆ルートをとってみた。このルートは、「金精峠」「いろは坂」と魅力的な道があるのがいいですね。
 キャンプと共に「走り」が堪能できます。

 沼田ICを出て、開店早々のスーパーで買出し。

 今回は「鍋」にしようともくろんでいました。買いたいのは一人用鍋セット。
 ところが、どこを捜しても「ない」。そうです、あれは夕方に並ぶ品物なんです。
 出だしから、「鍋」仕上げに「うどん」という構想はグズグズに崩れてしまいました。

 考えながらスーパー内をウロチョロしても代わりが頭に浮かびません。
 買い物を中止して走りながらゆっくり考え直すことにしたのですが
 後に、この選択は誤りであった。

 まずは、街道沿いの直販売場で「とうもろこし」と「りんご」を購入。
 当然、「とうもろこし」は皮を付けたまま焼く「惨酷焼き」にします。
 「りんご」はデザートにと買ってみたのですが、食べずに「おみやげ」となりました。

 目星を付けていた商店で肉、酒などを仕入れようと考えていたのですが「お休み」
 そういえば、ほとんどのお店が「お休み」です。
 すぐに理由が解りました。小学校で運動会が開催されていたのです。
 地域の皆さん総出なんですね。

 一軒だけ開いていた店でホルモンを買ったのですが、肝心のビールがない。つまみもほしい。
 結局、少し戻ってコンビニでビールやつまみ、どうしても「鍋」が頭から離れなくて「冷凍鍋焼うどん」を購入。
 そんなこんなで、メインの定まらない食材買出しとなりました。

 気を取り直して / お天気は晴れ。暑くもなく、寒くもなく最高です。さあ、金精峠を越えて日光中禅寺湖へ

 前回は、帰りに食べている金精峠にある茶屋の「おしんこ」(300円)

 今回は、「舞茸ご飯」(やっぱり300円)も買ってみました。
 「おしんこ」で軽く食事&休憩。

 ここで「おしんこ」を食べるのが定番となりそうです。
 「舞茸ご飯」はお持ち帰りとしテント設営後に食べることに
 

 峠を越えたところで見えた「男体山」

 手前の湖が湯元温泉のある「湯の湖」
 前回、一周回った湖ですね。

 中央右よりの平らなところが「戦場ヶ原」です。
 「中禅寺湖」は、その先です。
 

 キャンプ場に着いてみると湖畔の駐車場は一杯。もともと広い駐車場ではないのでダメとは思っていました。
 国道沿いの駐車場に回ります。歩いて3分程度遠いだけなのですが、荷物があるので少しでも近いほうがいいですね。
 私は1人だからあまり気にしないけど、皆さんは荷物だけ下ろして車を回しています。

 8月に来ている菖蒲ヶ浜キャンプ場です。料金は一人1000円。とっても簡単な料金設定です。
 そのほかに、今回は、薪を購入しています。1個450円。

 キャンプ場なのですが、9月からはエリアが狭くなっています。8月のテントエリアは使用禁止。
 ロッジエリア内にテントも設営となっています。思っていたとおり難民キャンプ状態です。

 今回の設営ポイントは、前に湖、後ろに木。
 前を人が通ることはありますが、前後にテントを設営される恐れはありません。



 設営も済んでやっと「昼食」。ビール付きです。この時点で確か1時30分頃でした。
 カヌーで遊んでいる人がたくさんいます。そんな湖畔の景色をポヤ〜と眺めて至福のひと時を堪能。

 さて、前回は雨で行けなかった場所に行ってみましょう。

 「竜頭ノ滝」です。
 キャンプ場から歩いて10分チョットで行けます。
 階段状になっている滝ですね。

 滝に沿った階段を上って滝の入り口まで行けるようですが
 私は途中で引き上げ。


 「滝」が本当の目的ではありません。滝壺近くの茶屋が運営している温泉「憩いの湯」が目的です。
 日帰り入浴で800円(タオル付き。タオルいらないからもっと安くしてほしいなあ。)

 「日光湯元の硫黄泉」100%掛け流しの天然温泉だそうです。
 湯船はチョット小さく露天でもないのですが、泉質はいいですね。
 ちょっと熱いので長湯は無理かな。



 湯上りに「生ビール」と「やきとり」。贅沢ですねえ。

 「温泉」入って、ビール飲んで、やきとり食べて、ほろ酔い気分でテントにお帰り。
 帰りはフラフラと帰ったので30分ぐらいかかっていたような・・・・

 太陽が沈んだら急に冷えてきました。

 焚火で暖をとりながら、ホルモン焼いて
 最後に鍋焼きうどん食べて
 静かな夜を満喫。

 観光船がラテン音楽を奏でながら
 通り過ぎていったのが「笑えた」。


 早々に「お休み」することに(たぶん、9時頃だったと思う)
 3シーズン用の寝袋なので大丈夫だろうと、いつものとおりTシャツで寝たのですが
 寒さで目が覚めた。覚悟はしていたのですが、思った以上に冷えます。
 寝袋から出たくないなと渋りつつ、耐え切れなくなり起きて
 フリースを着て、靴下も履いて「おやすみ」
 次回は、毛布を借りよう。


9月21日(月)

 「おはようございます」今日もいい天気です。
 かなり早い時間に目が覚めたのですが、寒いので明るくなるまで寝てました。
 6時を過ぎて、明るくなってきたし、回りの人達も起き出したようです。
 私も起きましょう。



 静かな朝です。日が出るとそれほど寒くありません。すがすがしい寒さってとこでしょうか。



 今日の朝食は、簡単にクラムチャウダーとコーヒー。
 キャンプでの非常用に持ち歩いていたものですが、そろそろ食べてしまいましょう。

 食後のコーヒーを飲みながら、焚火で暖をとり、のんびり。キャンプでの一番好きな時間です。
 この状態で、かなりくつろいでしまいました。



 撤収作業を終えた荷物の状態は、左上の写真のような状態となります。
 車に積んだ状態が右上の写真です。

 回を重ねる毎に荷物が増えてしまっているようです。
 荷物の整理と搭載方法を検討したほうがよさそうですね。

 「いろは坂」を下って足尾町を通過して帰ります。

 足尾は銅山で栄えた街です。

 いつか入ってみたいと思っていた
 「足尾銅山観光」に立ち寄ってみました。


 トロッコ電車に乗って坑道へと入っていきます。突き当たりで下車して坑内を歩いて回ります。
 坑内を歩きながら、江戸、明治・大正、昭和の各銅山での作業状態が再現されています。

 今日は連休中ということでお客さんが一杯いたのですが、平日なんかは誰もいなかったりして
 そんな日に、一人で坑道に入るのはイヤだな。なんて、人の列に並びながら考えちゃいました。



 坑道を出たところに大きな坑道の模型がありました。
 丁度、ありの巣の縦割り図のようなやつです。
 なんとも、詳細に造られている感動物の一品です。

 もう寒くなってきたので今年のキャンプはこれで締めかな。
 来年は、2泊以上の連泊キャンプをやってみたいと密かに考えています。
 

 おしまい  

 

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