'09春 下呂温泉&木曽路

 今年も春の旅行に行けました。
 子供達にも声をかけたのですが、部活があるので行けないと
 妻と2人だけでお出かけしちゃいました。(昨年の春と同じフレーズですね)

 直前になって下のちーちゃんが「やっぱりいきたいなぁ」なんて、オイオイ

 今回の旅行先は下呂温泉と中仙道は木曽路の宿場町「馬籠・妻籠」
 「馬籠・妻籠」は、かなり昔から行ってみたいと思っていた場所でした。
 

3月29日(日)

 昨日から高速道路が土日祝に限りどんなに走っても1000円となりました。
 狙っていた訳ではないのですが、「うれしい」ですね。

 中央高速”駒ケ岳SA”で昼食

 私が選んだのがこちらのローカル食”ローメン”
 ヤキソバのようなラーメンのような不思議な食べものです。
 ちなみに地元の食堂では、自分で酢とソースで味を調合するようですが
 SAでは、調合済みでした。

 妻は、奥に映っている”さくら蕎麦”
 季節ものですね。
 名前と見かけほどではなかったようです。
 

 中津川ICでおりると本当に1000円。(通常だと6000円位)
 記念に写真を妻に撮ってもらおうとしたのですが、表示版がかなり前にあって撮れませんでした。

 ICをおりてチョット走ったところにある和菓子屋さんです。
 このあたりは栗菓子が有名です。お菓子を買いつつ休憩。
 ぜんざいセットと抹茶セット。
 栗こわめしの食事も出していました。ここで昼食の方が良かったなと反省。




 ひたすら山の間を走って下呂温泉へ
 まだ、明るい時間だったので合掌造りの民家を移築した「下呂温泉合掌村」を見学することに
 一番最初に目に入った駐車場に停めて坂を登って行ったら上のも駐車場があった。ウ〜ン。



 そのうちに本物の合掌村に行ってみたいですね。

 本日のお宿
 温泉街を抜けて山の中腹まで登ったところにあります。
 玄関先まで車で行ったらお宿の方が出迎えてくれて車は駐車場に回してくれました。
 後で判ったことですが、このお宿の方は社長でした。

 このお宿、昭和天皇も宿泊したという歴史ある老舗旅館です。




 本日のお部屋
 チョット変った構造でして、部屋の中が2階建てになっています。
 部屋風呂とトイレが階段を下りた下の階にあります。
 なので、予約時の注意で足腰の弱い方にはお勧めしませんとなっています。
 うれしい得点は、縁側にマッサージチェアーが常設で使い放題!!




 夕食
 お風呂に行っている間に用意ができていました。
 語るまでもないですね。豪華です。「おしながき」のとおりたくさんです。
 





 最後のデザート。奥の白いのは黒蜜のゼリー。料理人の自信作「おいしかった」です。

 下呂温泉といえば、日本三名泉と言われるくらいの温泉地。温泉のお話をしなければいけませんね。
 きらきらするくらい透明感のあるお湯です。匂いは全然ないのですが、浸かっていると肌がつるつるしてきます。
 いや〜  いいですわ〜

3月30日(月)

 朝食前に朝の散歩にお出かけ。

 山を下って温泉街へフラフラ。

 帰りは登りなのできつかった。

 妻はランニングでもっと先まで行ったようです。


 散歩から帰ると朝食が用意ができていました。

 昨夜に引き続きなんとも贅沢だなあ。
 とつくづく

 本来は部屋食ではなかったと思いますが
 旅館の都合で部屋食となったようです。
 おかげでゆっくり食事ができました。


 きのう来た道を戻り馬籠に向かいます。
 途中の気になるお店に立ち寄ってはの移動なので時間がかかります。

 途中の木工のお店で買ってしまったベンチ。
 材料費を考えただけでも安いので思わず買ってしまいました。

 私の記念の品として定番のTシャツもこの辺で購入。
 デザインとしてはオモシロイですが。たぶん、着ないでしょう。



 馬籠宿
 木曽路の宿場町のひとつです。江戸時代の面影が色濃く残っています。
 春休みの為でもあるのですが、観光客がいっぱいいます。



 まずは、宿場町を歩いてみました。

 宿場町の外れに妻籠まで7.6kmの看板が

 歩いていけない距離ではないですね。

 妻が歩いてみたいそうです。

 毎朝、走ったり歩きたがったり。
 まるで、ワンちゃんのようですね。


 馬籠宿内の藤村記念館見学と昼食の後は、妻籠までのトレッキングとなりました。
 (私は、車の搬送です。)

 藤村記念館を見学しながら、この地に来て宿場町の雰囲気や周りの山々を見ると
 改めて、島崎藤村の作品を読みたくなります。ホント

 昼食は、予定どおり宿場町の中にあるお店で「栗こわめし」と「お蕎麦」



 どちらもおいしかったです。

 車に戻り、先ほどの妻籠までの看板があったところまで移動し妻をおろします。

 私は、車で妻籠へと思ったのですが
 途中で車を停めて私も街道に入り1Kmほど歩いてちょうど滝があるところで妻と合流。



 車のところまで戻り往復2kmほど旧街道を味わいました。

 あと2kmほどで妻籠。
 せっかくなので妻はそのまま歩かせたのですが
 後で妻が言うのに「あの時、本当は車に乗りたかった」だって。

 本日のお宿
 妻籠宿の中にある旅館です。



 チェックインしてびっくり。本日の日本人のお客は私達だけでした。
 他の3組(12名)は異国の方々でした。
 日本風情満杯の旅館は、異国の方々のほうが好むようです。
 後で解ったのですが、お宿の方が語学に堪能というのもありますね。
 思わず、チョット変った楽しい雰囲気を味わってしまいました。

 お部屋は、空いていたのでしょうか。二部屋分を使わせてくれました。
 庭が良く見えるお部屋で、なんか申し訳ないようです。



 夕食は、地元の食材にこだわって作っているということです。女将が一つ々丁寧に教えてくれます。





 牛肉のみそ焼きはご飯にピッタリで、普段あまり多く食べないご飯をいっぱい食べてしまいました。

 なのに、その後に五平餅とお蕎麦が出てきてしまい(お蕎麦は食べかけの写真です)&デザート



 完全に食べ過ぎです。

 食後に、夜の宿場町に散歩へ。

 これを味わいたくて宿場町内に泊まったのです。



3月31日(火)

 朝食前にやっぱり散歩ですね。

 夜の宿場町も良かったけど

 朝はもっと良いですね。



 朝食

 ひとつ々が丁寧に盛られていて

 おいしくいただきました。



 帰りの昼食
 来る時に立ち寄った駒ケ岳SAで昼食です。

 やっぱり、もうひとつのローカル食「ソースカツ丼」ですね。

 チョット食べ過ぎなのですが
 せっかくなので食べてしまいました。

 

 歴史を学び。文学を学び。今回は、高尚な旅行となりました。
 ウソ、ウソ、飲んで食べてのいつもと変らない贅沢をさせていただきました。
 
 おしまい

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