'08春in秋田
 Sub Title1 絶景の秋田県周遊3日間
 Sub Title2 山間と海沿いの秘湯、ローカル線”五能線”の旅

 おかげ様で、ななちゃんは高校へ、ちーちゃんは中学へと進学が決まった。
 こんな時は、お祝いに旅行ということのようですが、それぞれにやりたいことがあるみたいなので
 妻と2人だけでお出かけしちゃいました。

 何の気なしに会話した「東北の五能線に乗ってみたいね。」「いや〜遠すぎるよ」の会話
 数日後の新聞にそんな希望にピッタリのバスツアーがあった。
 バスツアーもたまにはいいかということで即刻申し込み。

 3月の末日。昨年の夏に引き続き、また北東北へ。
 

1日目

 バスツアーの朝は早い。集合場所へ5時30分に集合。
 数箇所の集合場所に立ち寄ってツアー客を乗せ、イザ東北路へ。
 ちなみに、春休み中なのに子供連れはいなくて年齢層はかなり高い。

 高速道路に入って最初に立ち寄ったSAで朝食です。
 たいした物もないし、時間もないしで
 おにぎりとお茶にしました。

 豪華旅行とはかなりかけ離れています。

 

 東北道を延々と北上します。お昼もSAで。
 お腹も空いていないので(動いていないのだから空くわけがない)
 お蕎麦です。桜海老と大根おろしで、これはとってもおいしかった。

 

 本日のお宿。田沢湖温泉郷にあるホテルに到着したのが15時30分。
 はい、朝からずーとバスに乗っていました。
 到着前にバスの中で到着後から明日の朝までの説明を受けます。
 到着後は、自分で荷物を持って割り振られた部屋に行きます。鍵は部屋に置いてあります。
 あの、なんともいえない仲居さんのご案内サービスはありません。

 思っていたよりも良い部屋です。あまり期待していなかっただけに「うれしい」




 部屋の窓からの風景です。まだ、真っ白です。目の前からスキー場です。
 シーズンオフのホテル。この辺が激安ツアーなんでしょうね。




 ホテル到着後、タオルを持ってもう一度バスに乗って、もっと山奥の乳頭温泉郷へ移動。
 乳頭温泉郷は、十和田・八幡平国立公園内にある東北有数の秘湯だそうです。


 乳頭温泉には、何軒かの温泉があります。
 本日、案内してくれたのは「大谷温泉」
 長いバスの疲れがとれました。

 建物は小学校を移築したものだそうです。


 風呂上りのビールを飲んで極楽です。バスに揺られてホテルに戻ります。
 今晩のの夕食は、「きりたんぽ料理と稲庭うどん付郷土料理」
 秋田のおいしいものを満喫です。
 


 ホテルの温泉にもう一度浸かって、移動疲れでしょうか、早々にお休みです。

2日目

 夜、雪が降ったようです。車の上や道の一部が白くなっています。
 きょうの天気はあまり期待できないかも。

 朝食は、バイキングです。
 一通りのものを取るとこんな感じに
 この見た目が好きになれません。



 8時にホテルを出発。この辺が、ツアーの辛いところですね。
 本当は、もっとゆっくりしたい。


 残念ですが天気はあまり良くないようです。
 朝の田沢湖。雨、霧でなにも見えません。

 ここのお土産屋さんで30分。
 見るものもないので皆さんお買い物をします。
 お店はうれしいですね。
 その間、バスは給油に行っていたようです。
 

 角館武家屋敷通り(みちのくの小京都)で40分の見学。
 ここで40分はかなり短い。お土産屋さんだけで時間が過ぎてしまった人もいたようです。

 武家屋敷の1つ「石黒家」に入ってみました。
 公開部分以外では、今も生活しているらしいです。

 

 日本海を望む秘湯・不老ふ死温泉へ。(注:こちらは青森県です。)
 今回の大目玉ですね。この温泉に入るためだけに来る人もいるようです。

 秘湯というから、海辺にポツンとあるのかと思ったら立派な建物が併設していました。
 休憩室でお食事をしてお風呂へどうぞとなっています。

 「すいません。写真を撮る前にお魚に手を出してしまいました。」
 なかなか良い料理でしょ。期待以上です。
 
 早々にお風呂に行ったら誰もいない。
 速攻で写真撮影しちゃいました。

 

 昼食&お風呂での休憩の後は、海沿いを走るローカル列車「五能線」に乗車です。
 十二湖駅〜岩館駅までの約30分間の列車の旅です。
 波打ち際ギリギリに走るのは、かなり魅力的です。


 

 本日のお宿は、男鹿温泉のホテルです。

 添乗員の事前案内では和室と聞いていたのですが
 ベットが2つ&和室の部屋でした。
 窓からは、林の先に海が見えます。

 チェックアウト時に他の部屋が見えたのですが
 普通の畳の部屋です。
 私達の部屋だけ良い部屋だったようです。
 (なんか、すごく徳した気分)
 

 本日の夕食です。

 お決まりの郷土料理ですね。

 こういう料理には日本酒がいいですね。

 ビールに日本酒(地元のお酒を冷酒で)
 しっかりいただきました。
 

 今日の料理にはもう一品あります。「豪快!石焼料理」です。
 水を入れた桶の中に昆布・魚の切り身などを入れます。
 熱した石をどんどん入れて、桶の中は沸騰状態です。
 アクを取ったあと味噌で味を調えて「豪華お味噌汁」の出来上がりです。
 
 お酒を飲みつつ最後までいたら
 御代わりをいただけました。
   

3日目

 朝食前に散歩に出かけ海を見てきました。すごい、海風です。

 朝食は、バイキングです。
 昨日よりは、綺麗に揃えられましたね。



 今日も8時にホテルを出発。男鹿半島・入道崎で日本海を一望です。

 なぜか、強風の中でみんなはしゃいでいます。
 北緯40度を示すモニュメントがあります。
 地球を実感。



 男鹿半島の真ん中あたりに真山神社へ。なまはげゆかりの地です。
 神主さんから神社の由来や祭事などについて丁寧な説明を受けました。
 隣には「なまはげ館」があって、なまはげのビデオがけっこうおもしろいです。

 下は家の鬼嫁です。「こわいですよぉ」



 半島の一番高いところ「寒風山」頂上へ。字のとおり寒くて風の強いところです。


 360°半島を一望できます。

 「八郎潟」も手にとるように見えます。

 あの部分が湖だったのですね。
 

 いよいよ観光も最後になりました。
 秋田市内の「秋田まるごと市場」で昼食と買い物です。


 各自で昼食をとってくださいということで
 ちょっと悩んで、やっぱり「回転寿司」ですかね。
 昼間から生ビールを飲みつつお寿司
 バスっていいですね。

 お土産代わりに、魚をいっぱい買いました。
 氷を入れてお持ち帰りです。
 

 帰路です。高速道路をひたすら南下です。
 明るい内は、景色を眺めていればいいのですが暗くなるとさすがにツマラナイですね。

 今晩の夕食

 最後のSAで手にいれたお弁当です。
 見た目はおいしそうですが
 冷えていておいしくないです。

 昨夜までの夕食とは雲泥の差ですね。
 

 帰宅したのは11時を回っていました。「つかれた」の一言。
 バスツアーってあの値段でよくこれだけのサービスが提供できるよな。
 その極意を一部垣間見ることができました。
 
 「バスツアー」病み付きになりそうです。
 
 おしまい

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