'07夏 北東北
 Sub Title 1 洋館とフランス料理の街 ひろさき
 Sub Title 2 心を潤す森と水 「奥入瀬渓流」

 8月21日から北東北へに行ってきました。
 今回も、パパとママの2人だけ。子供達は、お勉強(みたいです)。

8月21日(火)1日目

 1日目と言っても、夕飯を食べてからのお出かけです。
 ひたすら深夜の東北自動車道を北上します。
 これで、1泊分の宿泊費と高速料金3割の節約。

 今回は、この車を利用しています。

 後部座席は、フルフラット状態。エアマットまで敷いてあります。
 1人はゆっくり後ろで寝ることで、交代で運転です。

 それにしても、深夜の高速はトラックばかり
 たまに、フラフラしているトラックなんかもいて
 とても 怖かった。

 

8月22日(水)2日目

 途中で仮眠をとったりして弘前に到着したのが7時30分。
 実は、ママは弘前で開催されているある全国大会を見るのが目的。
 なので、ママを弘前の街に落としてパパは別行動に

 向かったのは八甲田にある「酸ヶ湯温泉」

 その前に、朝食代わりの「おでん」です。
 なんと、この味噌は「辛い」ジンジャエール味。
 甘いと思って食べたのでびっくりです。

 

 「酸ヶ湯温泉」は、江戸時代から湯治場として栄えた温泉だそうです。
 総ヒバ造りに湯船は、露天風呂にはない風情があります。
 寝不足もあったので午前中いっぱいゆっくりしてしまいました。

 お風呂から出て食べた「蕎麦」

 温泉宿に隣接した食堂ですが
 かなり白い更科の「そば」です。
 こんな白い蕎麦、よく考えると贅沢ですよね。

 そば湯もちゃんと出て
 とってもおいしかったです。

 

 まだ時間があるので奥入瀬、十和田湖を回って弘前に戻ることにしました。

 奥入瀬までの間にいくつか沼があります。

 こちらは、そのひとつ「睡蓮沼」
 奥に見えるのは八甲田山のようです。
 

 今回の最終日に訪れるはずの「奥入瀬渓流」。下見を兼ねて下流から登ってみました。
 路肩に車を停めてポイントを散策です。

 実は、'94年の夏に来ています。しかも、下流側のホテルに泊まっています。
 その時は、車を停めるのがめんどうで車窓から眺めただけでした。
 今度来たらゆっくり散策しようと思っていて13年が経ってしまいました。

 

 観光地には必ずある「ソフトクリーム」

 そして、必ず食べてしまう「ソフトクリーム」

 

 弘前市に戻ってママと合流。市内のホテルにチェックインし
 まだ明るいので市内散策しながらどこかでお食事という計画。

 「弘前市立観光館」に展示されている「ねぷた」
 青森市では「ねぶた」
 「ぷ」「ぶ」の違いは何でしょう?

 きっと、地元の人達にはこだわりがあるんでしょうね。
 

 ガイドブックで弘前にフランス料理の店が多いなと思ったら。
 2003.12から「洋館とフランス料理の街」で弘前を売り出していました。
 なので、夕食はフランス料理ということに

 しかし、どのお店に入るか悩んでしまい、ひととおり、市内のそれらしいお店を回って
 結局、いっぱい歩いた挙句に、ホテルの近くのお店に落ち着きました。

 まずは、前菜。お刺身のサラダです。
 そして、かぼちゃスープ。

 

 メインディシュは、何種類かのメニューから選択です。
 ママが、ホタテのバナナソースうんたら・かんたら
 パパは、羊と牛と豚の盛り合わせ。

 

 
 最後にデザートのお皿です。

 写真はないけど
 エスプレッソ・コーヒーをいただいています。
 それと、しっかりワインをフルボトル

 

 ホテルに向かって帰ると、ホテルの屋上になにやら赤いちょうちんが並んでいるのが見えます。
 「ちょっと・チョット 寄って行こうか?」は、却下されました。

8月23日(木)3日目

 朝食前に、お城を散策です。

 お城を目指します。
 道路の奥に見える木々の先が弘前城です。

 ちなにみ、朝9時までは有料区域もタダです。
 

 城内をくまなく回っています。
 左は、桜の木の並木です。
 春には、桜のトンネルになるそうです。

 

 
 天守閣です。このあたりからの写真が一番いいようです。
 近くで見ると、ちょっとガッカリ。

 下の写真は、天守閣前広場からの眺め
 奥の山は「岩木山」です。

 

 
 今回は、車に自転車を積んできました。
 ママはジョギングですが。
 私は、お気楽にサイクリングです。

 上のほうの写真で、白いのが
 ポチ・ポチ見えるのがママです。
 ほんと、よく走ります。
 

 ホテルに帰って朝食。ありきたりのバイキングです。

 こんなので、お腹をいっぱいにしたくないですね。
 でも、しっかり食べてしまうのが悲しい。
 うれしいのは、コーヒーが飲めること。

 

 今日もママは大会見学の予定なのですが、時間があるようなので一緒に市内見学へ。

 きのう行った観光館の駐車場に車を駐車して近辺を散策。

 こちらは、旧弘前市立図書館。

 ほかに、外国人教師の住宅もありました。
   

 洋館のミニチュア建造物

 弘前の洋館をミニチュアで表現しているようです。
 下の写真は、手前がミニチュア、奥が本物。

 

 チョット離れた別の洋館「藤田記念館」へ

 こちらは、室内です。

 

 今日は、ママは大会見学。私は、市内観光の予定だったのですが
 これだけ見てしまったら、改めて市内観光する気がなくなってしまいました。
 しかたないので大会会場へ

 私は、ひたすらロビーで地元新聞を読みまくり。ゆっくりソファーでお休み。

 やっと大会が終了したのは、お昼をだいぶ過ぎた時間。
 もう一組の親子と共に食事に行こうということで、またもやフランス料理へ

 ナビで最寄りのフランス料理で検索して一番近いお店へ行ったのですが
 やっぱりランチ時間を過ぎていました。が、・・・帰ろうとしたら
 お店の方が「ランチ、いいですよ」って言ってくれました。これだけで「いいお店」と思ったら料理も素晴らしかった。
 住宅街にある南フランス風の一軒家のレストラン「シェ・アンジュ」。値段もとってもお手頃です。

 

       スープ                  メインディシュ                デザート。

 スープは、トマトか桃、から選択なのですが、「桃」は他では食べられないということで「桃」
 確かに、桃の味の冷たいスープでした。思った以上においしかった。

 メインディシュは、お魚かお肉の選択。これは、私が選んだお魚。

 そして、最後にデザートと写真はないけどエスプレッソ・コーヒー。

 また、当分、こんな料理とは縁のない生活に戻ります。

 十和田湖へ行く途中の
 黒石市の「こみせ通り」です。
 江戸時代の風情が残っています。

 こちらで、お土産やお酒を購入。

 

 今日は、十和田湖畔のホテルにお泊りです。

 本日のお宿。この外観に引かれて予約したのですが
 部屋は、旧館だったので・・・・・・

 お部屋で、ゆっくりお食事です。こうゆう食事も旅行には1回は取り入れたい。
 真ん中手前の「おちょこ」は、利き酒3種。これだけで、けっこう酔えました。

 

8月24日(金)4日目

 十和田湖の朝は早い。朝食前に湖畔に散歩に出たら人がいっぱい歩いている。

 
 遊覧船まで出ています。
 もしかしたら、ツアー客かもしれない。

 

 
 ほとんどの人達の目的は、この「乙女の像」です。

 プラ〜としていたら
 5組の方からシャッターを頼まれてしまいました。

 ちょうどボランティアのお兄さんが解説しながら
 散策しているグループにぶつかったので
 一緒に混じって神社などを散策。
 

 ホテルの戻って「朝食」。朝食会場には、部屋ごとにテーブルが用意されていました。

  バイキングでないのがうれしいですね。

 朝食にコーヒーがなかったので
 チェックアウト後に湖畔の喫茶店で「ゆったり」

 

 
 展望台のひとつ
 「瞰湖台(かんこだい)」からの眺め。

 最近バイパスのトンネルができたらしい。
 気付いたらナビに示されない道を走っていた。
 こちらの展望台には、戻ることになってしまいましたが
 戻るだけの価値はありました。
 

 今回の旅行の最大の目的地「奥入瀬渓流」です。
 今日は、上流から下って行きます。
 めぼしいところから、ママは下車して遊歩道へ。パパは先回りしてプラプラ

 

 

 結局、めぼしいところは全て見ることができました。ママは、ほとんどの遊歩道を歩き通したことになります。
 なにが、彼女をこんなに歩かせるのでしょう? 答は、「欲張り」

 3時間近くを渓流に費やしたことになります。充分に堪能させていただきました。
 後は、帰路につくだけです。十和田湖に戻る道が最短なのですが、あえて八戸方面へ出て帰ります。

 やっぱり、東北での最後の味は「お蕎麦」で絞めですね。

 適当に入った蕎麦屋さんは、真面目に手打ちで打っている。
 とってもおいしいお蕎麦でした。

 何気に置いてある雑誌に、このお店が紹介されていて
 店主は、若くして(今も若いが)脱サラして蕎麦の道へ入ったようです。
 あえて苦言。天婦羅は勉強してネ。
 

 帰りは、来るときは夜だったので見られなかった景色を眺めつつ東北自動車道を南下です。

 夕食は、サービスエリア内の喜多方ラーメン。

 レストランでゆっくりしたかったのですが
 どれも、量が多すぎてパス。

 軽食コーナーのラーメンなので期待しなかったのですが
 これが、意外とおいしかった。
 

 最後のサービスエリアで時間調整して、最寄のICを出たのが24時07分。
 これで、しっかり高速料金3割節約。深夜のご帰宅となりました。

 いつの間にか、すっかり「親離れ」した子供達と、旅行に行く機会もなくなってしまったようです。
 さて、今度のは、いつ、誰と、何処へ、どんな手段で、行くことになるのでしょう。

 おしまい

 

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