'05夏 北海道旅行記
 Sub Title 宿無し親子の珍道中

☆また々今年も北海道へ
 芸が無く、今年の夏も行ってしまいました。北海道へ(これで3年連続)
 今年も、ちーちゃんとパパだけで出かけてしまいました。

 *地図をクリックすると大きくなります。
・ライトグリーンが北海道1日目(小樽〜旭川〜小清水原生花園)
・グリーンが北海道2日目(小清水原生花園〜知床半島〜恋問海岸)&・ブルーが知床半島クルージング
・オレンジが北海道3日目(恋問海岸〜札幌)
・ダークブルーが北海道4日目(札幌〜小樽) 

 <<走行距離>>
 北海道1日目:小樽 〜旭川 =178km 旭川 〜小清水 =230km 計=408km
 北海道2日目:小清水〜ウトロ=118km ウトロ〜恋問海岸=231km 計=349km
 北海道3日目:恋問海岸〜札幌=318km
 北海道4日目:札幌 〜小樽 = 50km
 総計=1125km
 

1日目(8月23日)

 新潟港10時30分発小樽行きのフェリーで北海道へ

 昨年は出発が11時30分だったのに10時30分に戻ってしまいました。やっぱり1時間の短縮は無理があったのかなぁ。


 昨年は軽自動車で荷物も制限され不自由したので今年は大きい車にしました。

 荷物も適当に放り込んでいます。やっぱり大きいのはべんりだな。

 実は、この車で北海道は3回目になります。

 


 今回は行きを1等の和室にしてみました。
 和室はアウトサイドで外が見えていいのだけど、3年目だと見ることもない。

 

 昼食に食べた豚丼です。ちなみに、ちーちゃんはカレーを食べました。
 豚丼も北海道の名物ですね。さっそく、船の中から北海道気分を満喫しています。
 
 下が夕食です。パパがスープカレー
 ちーちゃんがミニいくら丼とチキンのステーキ
 スープカレーってご飯をスプーンにのせ、スープに浸して食べるのですが
 それを知ったのは後の事、スープを飲みつつご飯を食べました。
 スパイスが効いておいしいけれどやっぱり普通のカレーがいい。
 



 私達が乗っている船(小樽行き)を北行と呼びます。
 逆に小樽から新潟に行く船を南行と呼びます。
 交差する時にはお互いに汽笛を鳴らします。

 写真は交差した時の相手の船です。
 時間は19時30分頃。
 場所は、津軽海峡より北海道より(だったかな)
 お互いの速度が足されるので思っているより過ぎ去るのが早いです。



2日目(8月24日)

 小樽から旭川へ行き、旭山動物園

 定刻(4時10分)どおり小樽に到着、4時30分には船外へ、今日の目的地は、旭川にある旭山動物園。
 動物園が開くのは9時30分。ゆっくり行っても時間が余る。高速を使わずに国道でいざ旭川へ。
 途中のコンビニでおむすびとお茶を買い道の駅「つるぬま」で休憩&朝食。
 8時20分には動物園に着いてしまったので開園待ち。寝られる時に寝ておこう。ということで寝て待つ。

 9時30分になる前から入口に行列ができ始めました。いそいでいないので行列が短くなるまで待つことに。
 北海道は、もう夏休みが終わっているから子どもは少ないけど今日も大入りのようです。

 空飛ぶペンギンです。
 ウソです。下の写真のとおりガラスのドームの上を通過したペンギンです。
 ペンギンは、水の中だとかっこいいです。
 


 
 おなじみ陸上でのペンギンです。

 なんとも、かわいいですね。
 


  猛獣館のライオンやヒョウには「おしっこを飛ばしてくるので注意」の文言が



 たぶん、ここ旭川動物園で一番人気のホッキョクグマくんです。
 さいしょ見に行ったら寝ているだけでどこがいいのか?どうも餌やりのモグモグタイムに来るといいらしい。

 ということで出直してきた写真が下です。
 投げられた餌を求めてオヨグおよぐ
 目の前をあの巨体が体毛をフワフワさせて泳ぐのは圧巻です。



 アザラシ館です。
 餌の魚を頭から食べます。決して尻尾からは食べません。
 うろこが引っかかって食べにくいからだそうです。
 右下の写真は、ガラスの土管状のパイプを通過するアザラシです。一瞬なのでうまく写真を撮れませんでした。




 オラウータンの綱渡りです。
 下に防護ネットなんてありません。ぜったいに落ちない自信があるんですね。




 
 おが籠の中の餌を一生懸命とろうとしています。

 ゆすってみたり、突っついてみたり。

 それぞれが工夫して餌を取ろうとしています。

 中には、下に落ちるのを待ってくすねる奴もいました。


 
 
 ジェット・スクリュー・コースター

 遊園地が併設されています。
 ちーちゃんに「どれか1つ乗ってもいいよ」と言ったら  これを選びました。
 たいしたことないだろうと思っていたら2回ひねりが入っていました。
 だから「スクリュー」なのかと終わってから「なっとく」
 


 イヤになるまで動物園にいようと思っていたのですが、午後2時でほとんど回りきってしまいました。
 思っていたより早いのですが知床方面(東)へ移動することに

 実は、今回は宿の予約をしていません。一様、旭山動物園と知床半島に行ってみたいという目的があるだけ。
 お天気次第で行き先を考える旅です。

 明日の天気は良さそうです。なので、明日のためになるべくに知床に近づいておこうということに


 層雲峡近くの「銀河の滝」

 休憩ついでにお立ち寄りです。

 もうひとつ「流星の滝」というのがありますが、写真を撮り忘れました。



 道の駅「おんね湯温泉」です。

 大きなからくり時計、丁度5時近かったので動くのを待っていました。

 今から考えるとこの時点で本日の泊まり場所を考えるべきだった。


 移動中に日が沈み、周りが林の道を走っていると路肩に「キタキツネ」を発見。
 めずらしいものを見られたと感激していたら、その後もポツポツと見ることができました。
 けっこういっぱいいるみたいです。夜、走ってみるのもいいことがあるもんだ。

 ≪初めての車中泊≫
 めぼしを付けていた温泉に着くのは19時間頃になってしまいそう。でもその温泉にはお食事所も併設されているし
 22時まで営業しているとガイドブックに書いてある。ちょっと遅くなるけど「まあ、いいだろう」

 目指した温泉施設は、観光客相手ではなく地元の人達のための温泉でした。19時ちょい過ぎに到着。
 お食事所もちゃんとあります。お風呂に入って、食事して、後は車の中で寝てしまおうと。

 ところが、お風呂からあがってみると「お食事所」は20時で閉店準備。
 本日の計画がバタバタと崩れていきます。

 と言っていてもしかたないので車を走らせなんか食べるところを捜すのですが、まったくありません。
 近くの大きな街といったら網走市。1時間くらいはかかるがしかたないか。

 
 やっとありついたお食事はどこにでもあるステーキハウス。

 途中であきらめてコンビニにしようかと思ったのだから、まだいいか。
 


 ちーちゃんにはステーキハウスを出たところでベットを作ってやって先に「おやすみなさい」
 パパは途中でビールを買って網走市より知床寄りの小清水原生花園付近まで移動
 車を泊めて夜空を見ながら一杯飲んで「おやすみなさい」

 そんな、こんなではじめての宿無し車中泊は思い通りにいきませんでした。  

3日目(8月25日)

 知床半島クルージングと半島めぐり


 車中泊の朝は早い。日の出とともに目が覚める。

 日本の南の方には台風が来ているようだが、こちらは天気がよさそうです。

 予定どおり知床半島のウトロ港からボートで半島クルージングとしましょう。
 
 ウトロ港に向かう途中の道です。早朝なのでなおさら車がいません。


 

 6時に港に着いてしまいました。

 クルージングの予約をしたいのですがさすがに開いていないですよね。

 コンビニでお弁当を買って、岸壁に移動し朝食。


 7時になってクルージング会社に電話を入れたら出てくれました。
 半島の先端まで行く3時間コースは予約でいっぱいでした。

 8時15分発の1時間コースで申込み。ただし、今日は波があらいので中止になる可能性も、とのこと
 こちらの携帯番号を知らせておき、中止にならないことを祈る。

 
 なんとか出港できそうです。

 救命胴衣を着けていざ出港。やっぱり揺れます。
 しがみついていないと落とされそうです。

 まるでジェットコースターです。
 (3時間に申し込めなくてヨカッタ)
 

 
 
 親子熊に遭遇です。
 1時間コースではなかなか遭遇できないそうです。

 川が流れ込んでいる海岸沿いにいました。
 

 その他、断崖・絶壁・滝を望んできました。
 
 左が並走していた別会社のクルージングボートです。
 私達もこのようなボートにしがみついていました。
 そのほか、下のような大きな船で回ることもできます。
 かなり、大勢乗っていたようです。人が鈴なりです。
 ボートの方が岸壁に近づけるのですが、揺れます。
 元気だったらボートをお勧めします




 港に帰ってきてみたら観光客であふれていました。
 「世界遺産登録」の効果は、いっそう集客に輪をかけているようです。

 知床半島横断道路を南下して羅臼へ
 冬季は、通行止めになっています。日本一開通期間の短い道路だそうです。
 


 写真ではわかりにくいですが、はっきりと国後島が見えます。

 日本から肉眼で外国が見えるんですね。


 横断道路の途中で今度は鹿に遭遇です。
 それも、2回、2匹も
 



 ウトロは漁港の町のようです。でも、今の季節は観光客でいっぱいでした。
 行ってはじめて気付いたのですが「北の国から」”2002遺言”の舞台となったところです。
 そういえばこんな風景あったなというところがあります。
 結ちゃんが働いていたコンビニも実は普通の商店(コンビニ風)であったりしてます。
 
 
 ここらで、おいしいものを食べておこう。

 ということで、ちーちゃんはお決まりの「いくら丼」

 パパは「海鮮丼」


 食事の後は「温泉」に、実はこの温泉はウトロに入る前に確認済の温泉です。
 食事をしてから、わざわざ戻りました。

 その名も「熊の湯」なんと、タダです。

 この写真、道路から撮っています。そうです。男風呂は丸見えです。

 って、男湯なんてだれも見たくないか。

 とっても熱い温泉のようですが
 前の人が水を入れて調整してくれていたようです。


 一風呂浴びて、またウトロに戻って休憩。
 

 コンブ・アイス。コンブの粉がふりかかっています。
 スプーンはコンブです。

 「むせるので注意」と書いてありました。
 が、注意したけど「むせました」

 味は、微妙な塩味がなぜかマッチしてました。



 「北の国から」で使った「純の番屋」です。
 撮影時は別のところだったのですが、最近移設してきたようです。

 残念ながらTVでの悲惨な生活は感じられません。

 中は、魚介類を料理してくれる「お食事所」と売店になっていました。
 

 さて、今晩はどこに泊まろうか? とりあえずまだ、午後2時ちょっと過ぎなので札幌方面に移動。
 
 釧路でちょうど夕刻に、昨日の失敗もあるので早めに夕食を取りましょう。


 まだ、ラーメンにありついていません。
 釧路には、「釧路ラーメン」というのがあるそうです。

 ガイドブックで捜してありついたお店がこちら
 オリジナルの塩&醤油ラーメンです。

 魚のダシが効いたおいしいラーメンでした
 

 
 まだ、寝るには時間が早いので釧路から海岸沿いに東へ移動。「恋問海岸」というところを今夜のお宿に決定。

 旅行に来るまでは、場合によっては宿を取ろうかと思っていたのですが、本日もそんな気は全然ありません。
 ちーちゃんが「パパ今日はどこ泊まるの?」の問いに答えは「ここ」。 不満の顔が・・・

 ちょっと早いけどおやすみなさい。2日目で、車中泊も慣れてしまいました。
 

4日目(8月26日)

 札幌へ。今日は、特に観光する目的はありません。

 今日泊めていただくことになっているお家では午後は休みを取って待っているとメールで知らせがありました。
 ということでひたすら札幌を目指すことに、ちなみに天気も「いまいち」なので移動に専念。
 
 日の出です。早くに寝たので日の出とともにお目覚めです。
 日の出を見るなんて何年ぶりだろう。

 「恋問海岸」です。
 ちーちゃんが浜で遊びたいというので少しだけ遊びました。
 
 
 

 
 本日の朝食は、パパが「うどん」(関西風)、ちーちゃんが「おそば」です。

 コンビニで「そば・うどん」をやっていました。

 かなりうれしいお店です。
 
 

 
 「ハルニレの木」です。

 むか〜し、「この〜木なんの気、気になる木」のCMに使われました。

 今は、訪れる人も少なくなったようです。

 

 池田市の「ワイン城」ぐらい寄ってみようかと思いましたが、時間が早すぎました。
 帯広と日高の間の日勝峠はすごいガス状態。50m先は真っ白です。
 前の車のテールランプだけを頼りに進みます。
 そういえば、9年前にもこの峠を札幌方面から越えたけどこんな状態でした。


 なかなか適当なお昼どころがありません。
 やっとありついた「マオイの丘公園」という道の駅で「お昼ごはん」です。

 もうちょっと北海道ならではのものが食べたかったのですが

 時間と場所が一致するのは、なかなか、むずかしいですね。
 

 2時頃に本日お世話になるお宅に到着。
 ソファーで横になったらスゲー居心地いいんでやんの。3日ぶりに足を伸ばして横になれた。

 姪が小学校から帰ってきて「久しぶりで〜す」って 3週間ほど前にあったばかりやろう。
 甥も中学校から帰ってきてこちらは本当に「久しぶり」

 
 夕飯は、おすし屋さんに連れて行ってもらっちゃいました。

 今回も遠慮せずにバクバクと
 めずらしいところでは「クジラ」などもいただいてしまいました。
 で、こんなにいっぱい食べてしまいました。

 「ごちそうさまでした」
 

 

5日目(8月27日)

 甥が早朝練習に出かけるというので
 また当分会えないから無理して早く起きて「いってらしゃい。またね。」のあいさつをしたのに
 雨降ってきたからって、戻ってきちゃった。せっかく、早起きしてあいさつしたのに

 あっという間に、北海道ともお別れです。
 帰りのフェリーは小樽港を10時30分に出航。ちょっとだけ小樽市内で足りなかったお土産を購入。
 

 帰りは1等洋室です。

 窓から外は見えないけど、和室よりこっちのほうがいいです。
 
 


 「お昼」です。ちーちゃんはスパゲッティ。

 パパは、ビールにおつまみで、おつかれさま。
 

 

6日目(8月28日)

 予定どおり新潟に到着。
 11時に用があるのでそのまま帰途へ。

 朝食は、ちーちゃんがラーメンが食べたい、けど全部は食べられないと言うので
 一杯のラーメンを分けて朝食(だから、お金がないのではありません)

 家に着いたのは9時でした。おつかれさまでした。
 
 おしまい

 おまけ  ちーちゃんと友達の会話

  ちーちゃん 「北海道に行ってきたよ」
  ともだち   「いいなぁ」
  ちーちゃん 「でもね、車の中で泊まったんだ」

  ともだち   「ビンボー」

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