アメリカンズカップ ヨット エンデバー
艤装品

2021年 12月10日

デッキ上に設置する艤装品を準備します。



ウインチ、舵輪、ピナクル(羅針儀台)が真鍮製で提供されています。
それぞれをバリを除きながら磨いて塗装しました。

細々したクリート(索止め)も塗装しました。
クリートは茶色で塗装となっているのですが
手持ちの茶色は明るすぎるのでマホガニーを塗っています。
塗装後、半光沢のトップコートを吹付けています。



艤装品ではありませんが、木製で提供されている滑車にニスを塗っておきます。
細かいので5mmの真鍮線に通しました。

ニス塗りの準備完了です。時々塗り重ねていきます。


2021年 12月30日

準備しておいた艤装品やデッキハウス、天窓などをデッキ上に設置します。



明かり取り窓6個には「実感を増すために透明なアセテートシートから
円形の板を切り取って内側に入れるとよいでしょう」となっていますが
Φ2mmの円形板を切り出すのは至難の業です。
切出せたところで内側に入れるのは難しいです。
そこで、レジンを垂らして日光浴させて固めました。
こんなのが100円ショップで手に入るのだからいい世の中になりましたね。



ポラード(繋柱)設置のためにデッキにΦ2mmの穴を開けておいたのですが
提供されたポラードには穴に差し込むボッチがありません。
たぶん部品の形状を変えたけど説明書はそのままなのだろうと思う。
このまま設置すると穴を開けた分の接着力が弱くなるかと思って楊枝の先を切り取ってボッチを付けました。
瞬間接着剤で指定の位置に接着。

他の艤装品やデッキハウス等も設置し終えました。
手すりもついて豪華なヨットになってきました。



リギン用の滑車ですがロープを巻き付けますが、これが難儀。
6cmの長さにカットしたロープ材を3つに折り込みます。
真中辺りに他に用意した細い糸で縛ります。(3重巻にしています)
*その後、3重巻では解けてしまうものが出たので補強しています。*
ロープ材の端を引っ張って形を整えて接着剤で固定。
余分な糸を切り取って滑車の完成です。
こんなのを26個も作って取付けました。



デッキサイドにはこんな金具を取付けるのですが
「小釘を使って固定してください」となっています。
ブーム作成時に小釘を差し込むように行ったところ上手くいかず
ここは緩めの穴を開けて釘を入れボンドで固定がよいと学習。
今回は綺麗に固定できました。



船首には1mm角の柵を設置し
間にはチョック(導索器)を取付け。
一気に引き締まった気がします。



デッキ上の全ての取付けが完了しました。



8月末に製作を開始して4ヶ月が過ぎました。
思っていた以上に時間を要しています。
これだけ楽しめると値段が高かったけど許せるかなと思います。

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