フィッシング・スクーナー ブルーノーズU
アンカー&手すり

2024年 4月 29日

アンカー(錨)と船尾甲板室付近に手すりを設置します。



アンカーと先が丸くなって九の字になっているアンカーストック
それとアンカーを釣り下がるダビット
鋳物で提供されているので丁寧に磨いて
セミグロスブラックで塗装しました。
(セミグロスにしたのは”なんとなく”です)



別途作成しておいたホイールの付いたプーリー
と呼ばれる物をアイボルトとリングでダビットにぶら下げて
船体に設置



アンカーストックとアンカーは糸で固縛り
提供されているΦ0.15の糸は妙にピカピカしているので
残り少ないが間に合うであろう手持ちの糸を使ってみました。

リングでアンカーとチェーンを接続



航行中のアンカーはデッキに直置きでなくアンカーベースに置くようです。
アンカーベースとなる木片を中心部分を凹ませてからニスとクリアーで塗装



設置済みのキャプスタンにチェーンを巻くのですがチェーンの先端の行先はと調べたら
キャプスタンの穴を通して船内に行っていました。
実は、穴の意味を勘違いしてワザワザ自作で塞いでしまっていたんですよね。

塞いでいた穴を開け直して、ついでにデッキにも穴を開けました。



改めてキャプスタンをデッキの穴に合わせて設置
アンカーの繋がったチェーンを外舷側からホーズホールを通して
キャプスタンに巻き付けて船内に落とし込みました。



アンカーベース上にアンカーを置いてアンカーの設置完了


続いて、船尾甲板室付近に手すりを設置します。



スタンチョンと呼んでいる支柱を丁寧に研磨し
差込み部分1mmを残して先端をカット
(最初からカットしたものを提供してくれれば良いと思うのですが、汎用品なのでしょうか)



3mm幅のマスキングテープにスタンチョンとアイボルトを差し込む穴の位置を記したものを貼って
スタンチョンとアイボルトの径に合わせてドリルで穴を開け
スタンチョンとアイボルトを差込み
スタンチョンの穴にスチールの鋼線を通して手すり設置完了

鋼線は船首張線で使用していた物の残りなのですが失敗して余計に使ってしまい
手すり用で足りなくなり、手持ちで似た線を使用しました。
柔らかい線で、返ってキレイにできました。

スタンチョンに線を通すときに穴が貫通していないのが3本もあって
ドリルで穴を開けたのですがとっても固かった。
まさか開いてない物があるなんて想定していなかっただよなぁ



細かい所で追加で作成したいものはあるけど
とりあえず船体部分の作成は完了しました。
ここまでに掛かった期間が14ヶ月
思ってた以上に時間を要しています。

まあ、急ぐ必要もないので一休みしてマストの作成に入りましょう。

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