フィッシング・スクーナー ブルーノーズU
船体加工

2023年 6月 7日

船体をペーパー掛けして塗装に入りたいところですがもう一仕事します。



ハウスプリット(船首から突き出る棒)を差し込む為Φ5.0mmの穴を開けておきます。
Φ3.0mmの木工ドリルで穴を開けて、後は丁寧に丸ヤスリで広げました。
Φ5.0mmの棒が通ることを確認し穴あけ完了。

舵を取付ける船体側のΦ4.0mmの穴も開けておきました。


スカッパー(排水口)も開けておきます。



穴を型どった治具に角棒を接着して上面から引っかけて型に合わせてスカッパーの位置を決めます。
Φ0.8mmのドリルで何個が穴を開けた後にヤスリで幅1.5mmで整えます。

説明書で最初に開けるスカッパーの位置が記されているのですが全然合いません。
数mmのズレならば組立時の誤りかと思うのですが、そんなレベルでないんです。
どうに読み解いても記述ミスと思われるので実物合わせで位置を決めました。
今回の製品は図面提供が無く説明書の数値が信じられなくなると辛いです。



片面17個(両面で34個)のスカッパーが開きました。 

やり終えてから思ったのですが、提供されている治具を使うより船体に直線を引いてスカッパーの位置をマークし
穴を開けた方がキレイに出来たように思います。



先送りしていたブルワーク内側の縦板(スタンチョン)の取付けですが
位置が決まらないと開けられない穴があったので位置だけ決めておくことにしました。

スタンチョンの位置決めは提供されている幅を決める治具を使います。
スタンチョンの内幅も欲しかったので治具を加工しました。

実際は、先に開けたスカッパーと重なる箇所があったので調整しています。



スタンチョンの位置が決まったところで船尾の両舷に2か所ずつΦ1.5mmの穴を開けて
船首の両舷にもアンカーのクサリを通すΦ2.0mmの穴を開けました。
これらの穴の位置も説明書のとおりだとおかしいので調整しています。



この船にはスクリューも付きます。
指示されている位置を参考にして穴の位置を決めΦ3.0mmの穴を開けた後
ヤスリで穴の大きさを調整しスクリューを差し込むパイプを取付けました。
穴の微調整は再度行うこととします。



先に施工済のウォーターラインとして張った角材ですが船体側面より0.5mmほど出ています。
このままでも良いかと思ったのですが、やはり面一にした方が良いかと思い削ることにしました。
ヤスリで丁寧に削り落として仕上げはペーパーで均しました。
やっぱり面一の方が良いですね。

ますます作業進捗が遅くなってきています。
温かくなると外の活動が増えるので模型作成に割く時間は少なくなります。

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