America Sail Yacht 建造所
マスト・改

2021年 3月 9日

マストを造り終えたところですが、図面をもう一度見直すと
手を加えるべきところが見えてきました。

ちなみに、参考にしている図面はイタリア・マモリ社の1/66スケールのアメリカ号の図面です。
たぶん、元は大きな図面なんだと思うのですが
手に入れた図面はA4サイズに縮小しているのでとても見づらいです。
でも、とっても参考になります。



マストには"W8"というリングを付けるようなのですが、センターがズレています。
実は、こんなパーツは付けない方が綺麗だろうと無視していました。
改めて図面を見ると、やっぱり付けた方が良さそうなので別の手で対応してみた。

適当な厚さの短冊を作って水を湿らせて曲がりを付けて
瞬間接着剤(ゼリー状)でグル〜と貼り付けた。
後はヤスリで整えて完成。

次に、マストには張り線を固定するためのリングが所々に付いているようです。
張り線なんてマストに縛り付ければいいやと思っていたのですが
リングを付けた方が仕上がりが綺麗だし、張り線も楽になるかと
それらしいところにリングを付けることにしました。



0.3mmの真鍮線で直径1mm弱の輪をつくりネジネジします。
ネジネジ部分を適当な長さで切って
取り付けたいところに穴を開けて瞬間接着剤で埋め込みます。



第2マスト上部横棒の改造前と改造後です。
イイ感じに仕上がりました。

その他の作成状況です。



第2マストの先端部分と中間部分



左上、第2マストの下部横棒。ロープ固定パーツも2個付けています。
右上は、第1マスト上部横棒。



左上、第1マストの上部。狭い所にたくさんリングを付けました。
右上は、ついでに舳先のポールにも取り付け。

第1マストの下部横棒にもリングを2個付けたが写真撮るの漏れた。

それにしても、通称”ネジネジダンゴ”を取り付けたのが39ヵ所でした。
いささか、イヤになった。



出来上がったマストを仮に船体に付けてみた。
ヨットの形が見えてきました。

塗装に手を付けたいところですが
船体にも手を加えたいところが見えてきたので
もう少し弄ります。

**後日 追記**
マストの長さは1/66スケールを1/120スケールに換算すべきでした。
ネジネジダンゴは輪を小さく作り過ぎてこの後の糸通しに苦労した。
もう少し大きい輪のほうが良かった。
マストと帆をつなげる木か金属製の黒い輪はこの時点で通しておくべきだった。

** 2艘目 **

2021年 7月 11日



2艘目のマスト組み上げを終えました。
1艘目で反省した黒い輪も0.55mmの真鍮線で作成し通しておきました。
黒塗装は筆塗りしたのだけどノリが悪く所々剥げてしまっています。
ここは、スプレーを使うべきだったかもしれない。
この後、ニス塗装でマストの仕上げとします。
2021年 7月 19日



ニス塗り終えました。
何回塗ったか数えていませんがたくさん塗り重ねています。



仮に船体に差し込んでみました。
横棒は甲板に置いておくこととします。

back<< index>>next